6時間後の死を予言された美緒。他人の未来が見えるという青年・圭史の言葉は真実なのか。美緒は半信半疑のまま、殺人者を探し出そうとするが――刻一刻と迫る運命の瞬間。血も凍るサスペンスから心温まるファンタジーまで、希代のストーリーテラーが卓抜したアイディアで描き出す、珠玉の連作ミステリー。


山葉圭史。という名前の予言者の物語です。


「6時間後に君は死ぬ」


見た相手の将来のビジョンが見えてしまう能力をもってしまった予言者は、ある女性に声をかけます。女性は、死を回避するため、予言者に助けを求めて、協力して運命と戦っていく、そんなストーリーです。

本作は、予言者・圭史が全ての短編に出てくる連作もののミステリー。SFチックなホラーから恋愛もの、サスペンス系もあり。短編で進んでいくので、重くなりすぎずにラノベ感覚で読めます。


「13階段」を読んでから氏の作品にははまってしまいましたが、「K・Nの悲劇」や他の作品ほどえぐい話ではなく、サスペンス系が苦手でも安心して読める作品になっています。


オススメは「ドールハウスのダンサー」です。



オススメ度 ☆☆☆



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