少女:湊 かなえ

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湊かなえ「少女」です。

双葉文庫から。


少女 (双葉文庫)/双葉社
¥650
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【裏表紙から】


親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を


ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体では


なく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。


自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟る


ことができ、強い自分になれるのではないかと考える。


ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと


小児科病棟へボランティアに行く。


死の瞬間に立ち会うために。


高校二年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く


長編ミステリー。




【ひとこと】


叙述トリックを交えた、サスペンス風青春小説です。


「人が死ぬのを見てみたかった。」


と広告帯に書かれていますように、思春期少女特有の

不安定な精神を具現化したような内容です。


親友の二人は、転校生の自慢話に触発されて

死の瞬間を見たい、と思うようになります。

互いに内緒で、老人ホームや小児科病棟など

死の瞬間に立ち会う可能性の高そうなボランティアへ

参加してみようと思い立ちます。


そこまでするのか、という行動力なのですが

由紀は小児科病棟で、子どもたち相手に絵本の読み聞かせ

などをしていたところで、子どもたちから、あるお願いを

されることに。

「もうすぐ自分は死んでしまうから、別れてしまった自分の

父親を連れてきて欲しい。」

そんなお願いを聞くために、奔走します。

敦子は、老人ホームでどうも相性の悪い先輩ボランティアと

一緒に働くことに。


本筋のストーリー以外に、お互いの心の中に抱えたものが

少しずつ解消されていく、そんなストーリーです。

伏線やサブストーリー的な要素が多いので、本筋がどこなのか

見失いがちで、うまく説明できませんが、なんだかふわふわ

した小説です。


あまり面白くないです。正直。


オススメ度 ☆☆