綾辻氏の館シリーズでかつ

氏のデビュー作でもある「十角館の殺人」です。


十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)/講談社
¥730
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【裏表紙から】


十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。


館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。


やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の驚愕の結末が


読者を待ち受ける!


’87年の刊行以来多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。



【ひとこと】


氏のデビュー作です。

あぁこれが本格ミステリなんだなぁと思わせる完成度。


内容は、大学のミス研メンバーが孤島へ旅行し

そこで殺人が起きるという古典的クローズドサークルものです。


殺された人間の数もかなりおおく(ほぼ全員)、殺害方法も

バラエティに富んでおります。

だから何、という話ですが、読者を飽きさせない工夫に苦心したんだなぁと

思いながら読んでいました。


キャラクターの呼び方で完全にミスリードをさせられていましたが

なるほど、と思わされるトリック。


帯にも’たった1行’が世界を変える。

とありますとおり、そこを読んだ瞬間には声にならない驚きが。



Anotherとか迷路館の殺人とか、わけのわからん作品を書いてる

と思ったら、こんな面白い作品まで出していますので、

油断なりません。


オススメ度 ☆☆☆☆