綾辻氏の短編集「フリークス」です。


角川文庫から。


フリークス (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)
¥580
Amazon.co.jp


【裏表紙から】


「J・Mを殺したのは誰か?


――巨大な才能と劣等感を抱えたマッドサイエンティストは、


5人の子供に人体改造手術を施し怪物と呼んで責め苛む。


ある日、惨殺死体となって発見されたJ・Mは、いったいどの子供


によって殺されたのか?小説家のわたしと探偵の彼が謎に挑めば


そこに異界への扉が開く。本格ミステリとホラー、そして異形への


真摯な愛が生み出した、歪み真珠のような三つの物語。



【ひとこと】


短編集です。

ジャンルは、ホラーテイストのミステり。

3編が収録されています。


「夢魔の手」


ある病院の患者の物語。

奇妙な習慣を持つ患者を叙述的な手法によって表現し

読者にミステリテイストを抱かせます。

舞台が病院なだけあって、序盤からホラー臭がすごい。


「四〇九号室の患者」


同じく入院患者に関する物語。

記憶を失った患者が徐々に取り戻していくストーリー。

本格ミステリの仕上がりです。



「フリークス」

表題作。

奇形という意味の言葉のとおり、奇形をテーマとした物語。

一番ホラーテイストが強いです。

内容は本格的なミステリなのですが、奇形の子供たちに

インパクトがありすぎて、思考停止しそうになります。

トリック自体は単純なものです。


表紙のイラストがすごく面白そうな感出してましたけど

それほどでもありませんでした。




オススメ度 ☆☆☆