歌野 晶午「女王様と私」です。


角川文庫から。


女王様と私 (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)
¥740
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【裏表紙から】



真藤数馬は冴えないオタクだ。


無職でもちろん独身。でも「ひきこもり」ってやつじゃない。


週1でビデオ屋にも行くし、秋葉原にも月1で出かけている。


今日も可愛い妹と楽しいデートのはずだった。


あの「女王様」にであうまでは。


数馬にとって、彼女との出会いがめくるめく悪夢への第一歩


だったのだ。


まったく先が読めない展開。個性的で謎めいた登場人物。


戦慄的リーダビリティが脳を刺激する、未曽有の衝撃サスペンス。



【ひとこと】



実に面白い小説でした。

ジャンルとしてはミステリに含んでいいと思います。


主人公は重度のオタク。

人形を妹のように扱うかなりやばいお方です。

序盤から随所に叙述的な表現がなされて、読む側もかなり

やられながら読んでいくことになります。

気が付いたら内容にどっぷり浸かっています。


死んでいくのは女子小学生。

完全に偏見ですが、主人公が疑われないはずがない。

疑いを晴らすためにオタク、頑張ります。


もちろん彼にふさわしい絶望的なラスト。

マンガでこれをやられると投げ飛ばしたくなりますが

ある意味きれいにまとまって終わりました。

魔法とかファンタジックな描写が増えたあたりから

あやしいなぁと思っていましたが。



オススメ度 ☆☆☆☆