東野圭吾:パラレルワールドラブストーリーです。

講談社文庫から。



パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)/講談社
¥780
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【裏表紙から引用】


親友の恋人は、かつて自分が一目ぼれした女性だった。


嫉妬に苦しむ敦賀崇史。ところがある日の朝、目を覚ますと


彼女は自分の恋人として隣にいた。


混乱する崇史。


どちらが現実なのか?


存在する二つの「世界」と消えない二つの「記憶」


交わることのない世界の中で、恋と友情は翻弄されていく。



【ひとこと】


少し古いですが、東野氏のSF恋愛小説です。


主人公崇史は、さる最先端企業の研究者。

親友の智彦とともに、仮想現実の研究を行っています。

ある日親友から紹介された彼女は、1年間電車の中で

見つめあっていた、憧れの女性でした。


次のシーンでは、憧れの彼女と同棲している場面。

少し混乱するも、崇史は、これが正しい。

さっきのは夢だ。と自分に言い聞かせて生活します。


憧れの彼女が親友のものになった世界と

自分と暮らしている世界。

二つの世界が、同時並行的に語られています。


主人公と、智彦が行っている研究は、仮想現実や人の脳に

直接記憶を書き込んだりするものでした。

このあたりでなんとなく結末は予想できましたが、二つの世界は

やはり交わることになります。


SF・恋愛そしてミステリ。

様々な要素が組み入れられた本作ですが、やはりSFものは

切れ味が違います。

一風変わった恋愛ものを読みたい方にもオススメできる作品です。



オススメ度 ☆☆☆