貴志祐介「クリムゾンの迷宮」です。

角川ホラー文庫から。



クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)/角川書店
¥700
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【裏表紙から】



藤木芳彦は、この世のものとは思えない異様な光景のなかで


目覚めた。視界一面を、深紅色に濡れ光る奇岩の連なりが


覆っている。ここはどこなんだ?傍らに置かれた携帯用ゲーム機が


メッセージを映し出す。


「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された・・・」


それは、血で血を洗う凄惨なゼロサムゲームの始まりだった。


綿密な取材と斬新な着想で、日本ホラー界の新たな地平を


切り開く傑作長編。



【ひとこと】



続いてホラーです。

主人公は会社を解雇されたリストラサラリーマン。

あるバイトに応募し、気が付いたら見知らぬ土地に。

手元にある携帯ゲーム機の表示に従って、サバイバルゲームに

参加することになります。


簡単にいうとサバイバル・ウォークラリー。

最近ではよく見る、外部から殺し合いを観察する感じの

ゲームですね。


サバイバル能力、各チェックポイントでの謎解きなど

設定自体はぶっとんでますが、かなり臨場感があります。


食人やらのタブーも登場します。

そして精神に異常をきたした追跡者から追われ、ホラーとしての

様相を呈してくると一気に緊張感が増します。

グロテスクな描写もあるので、苦手な方は読まないほうがいいかも

しれませんが、なかなかのエンタテインメント小説でした。



オススメ度 ☆☆☆