東野圭吾「むかし僕が死んだ家」です。

講談社文庫から。



むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)/講談社
¥560
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【裏表紙から】



「あたしには幼い頃の思い出が全然ないの。」


7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため


私は彼女と幻の家を訪れた。それは、めったに人が来ることの


ない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だった。


そこで二人を待ち受ける恐るべき真実とは・・・




【ひとこと】



東野圭吾氏の異色作です。

ジャンルはミステリ風のお話です。

登場人物は二人だけ、という帯がつけられていました。

メインで登場する人物は確かに二人だけです。


幼い頃の記憶がないことを不審に思った沙也加は、主人公と

ともにかすかに記憶のある「幻の家」を訪れます。

そこには、過去の記憶の残滓のようなものが、あちらこちらに

見られて、ここなら自分の記憶も戻るのではないか、そう決心し

主人公とともに、家を調べながら記憶を取り戻そうとします。


取り戻したものは、残酷な記憶。

人は死にませんが東野氏らしい、驚きの結末が用意されています。

古い基地を探検しているようなわくわくした感覚を思い出させてくれる

そんな物語でした。

面白いです。



オススメ度 ☆☆☆☆