米澤穂信・古典部シリーズ第5弾の文庫化です。

角川文庫から。



ふたりの距離の概算 (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)
¥580
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【裏表紙から】


春を迎え高校二年生となった奉太郎たちの古典部に


新入生・大日向友子が仮入部する。


千反田えるたちともすぐに馴染んだ大日向だが、ある日


謎の言葉を残し、入部はしないと告げる。


部室での千反田との会話が原因のようだが、奉太郎は


納得できない。あいつは他人を傷つけるような性格では


ない―――。


奉太郎は、入部締め切り日に開催されたマラソン大会を


走りながら、心変わりの真相を推理する。



【ひとこと】



古典部シリーズ第5弾の文庫化です。

古典部シリーズは、現在地上波で「氷菓」として

アニメ放送されています。


今回は日常の謎について、千反田えるが

「わたし、気になります」といった宣言をせずに

奉太郎が積極的に謎解きに取り組む、少し変わったスタイル。


仮入部の新入生は、なぜ突然入部を取りやめたのか。

新入生・大日向友子との出会いから、少しずつ記憶を

掘り返し、20キロのマラソン大会【星ヶ谷杯】の大会中に

推理し、真相を確かめ、関係者と直接話しをする、という

奉太郎には似つかわしくない重労働なストーリーです。


意味深なタイトルです。

言われてみれば古典部メンバーたちの距離感もなんとなく

微妙、そのあたりについては続巻で語られるのかな。


アニメーションになると少し物足りない感じはしますが

活字だと結構密度があるように感じるんですけどねぇ・・・。

アニメ版ではテロップや図での表現が多いです。


ちなみに、期間限定で文庫カバーがリバーシブルになっていて

裏側がアニメ版のイラストになってます。

ファンの方はお早めに。



オススメ度 ☆☆☆