森氏のデビュー作です。

第1回メフィスト賞受賞作。

講談社文庫から。


すベてがFになる (講談社文庫)/森 博嗣
¥770
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【裏表紙から】


孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された


生活を送る天才工学博士・真賀田四季。


彼女の部屋からウェディングドレスをまとい、両手両足を


切断された死体が現われた。偶然、島を訪れていたN大助教授


犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に


挑む。新しい形の本格ミステリー登場。



【ひとこと】



森氏のS&Mシリーズの第1作目です。


氏が工学部助教授であったためか、理系的なミステリーに

なっています。特に情報工学系の用語が出てくるため、

やや難解な印象。


主人公の二人のキャラクターは独特で面白いです。

犀川助教授は、他人と交わらない孤高の研究者。

学生・西乃園萌絵は、焼きそばも食べたことのない超お嬢様。

このミスマッチはなかなかに面白いです。


当然トリックは情報工学に準じたものですので、若干イメージは

しづらいところがありますが、エンターテインメントとしては、かなり

読み応えのある内容だと思います。

理系出身の人はタイトルでピンと来るのかもしれません。

個人的には背景描写が分かりにくかったなぁという印象。


全10作とのことですので、読んでみよう。



オススメ度 ☆☆☆