死神の精度

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伊坂幸太郎「死神の精度」です。

文春文庫より。




死神の精度 (文春文庫)/伊坂 幸太郎
¥570
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【裏表紙から】


「①CDショップに入り浸り。


②苗字が街や市の名前であり


③受け答えが微妙にずれていて


④素手で他人に触ろうとしない


そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。


一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断を下し、


翌八日目に死は実行される。


クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。」



【ひとこと】


伊坂氏の短編集「死神の精度」です。


主人公は死神・千葉。

死期が近い人間に近づいて、そのまま死んでもいいかどうかの

判定を行います。

「可」であれば調査終了後に死亡。

「見送り」であればそのまま死なずに生存確定。


死神はときどき人間の世界にきて仕事を行います。

調査部、監査部、死神にもいろいろな部署があり、仕事をしています。


死神は音楽が好きです。

よくCDショップの視聴コーナーで同僚たちと情報交換しています。


という設定のファンタジックな短編集。

6名の人間の最後を看取る、死神の物語。

設定自体は単純ですが、人間の使う比喩が通じず真面目に

受け答えする死神がかわいい。


伊坂氏の描く死神の精度が悪いことは分かりました。

ファンタジーというか寓話というか、御伽噺というか

都市伝説というか、こういうお話が多いですね。

きらいじゃないですが、めちゃくちゃ面白い、というわけでもなく

好き嫌いの分かれる作品だと思います。


オススメ度 ☆☆☆