迷路館の殺人

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知り合いから薦められましたので一読。



綾辻行人「迷路館の殺人」です。


迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)/綾辻 行人
¥780
Amazon.co.jp

裏表紙より


「奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。

招かれた四人の作家たちは莫大な賞金をかけて

この館を舞台にした推理小説の競作をはじめるが

それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった!


周到なたくらみと徹底的な遊び心でミステリファンを

驚喜させたシリーズ第3作、待望の新装改定版」


ということで、館シリーズといわれる氏の第3作目と

なります。

1作目から読む主義なのですが、人の薦めということで。



綾辻氏の作品は読んだことがなかったのでかなり新鮮でした。

本作では、ほぼ丸一冊分を劇中作として大胆に織り込み、

叙述トリックとして読者の目を楽しませるという構成になって

います。

テクニック自体は高度なもので、初見では「おお!」と

唸りました。


ミステリの理論的な部分などは語れませんが、

エンターテインメントとしてはどうでしょうか。

1.館の不自然さ。これは私が本作から詠み始めているから

かもしれませんが、リアリティの減失です。一気に作り物

臭さが。

2.犯人当てが消化不良な感じがしました。

消去法じゃないの?根拠の血液も・・・・。

3.抜け道

えっ?


作品自体は読みやすくて一気に読めてしまいます。

それなりに楽しめると思いますが、どこか納得いかない

読後感になる人が多いのでは。


叙述トリックというものは、すっと頭に入ってこないので

じっくり読むタイプじゃないとなかなか難しいですね。

好きな人は好きなカテゴリなのでしょう。


オススメ度 ☆☆