館島

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館島 (創元推理文庫)/東川 篤哉
¥819
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東川篤哉「館島」です。

創元推理文庫より。



裏表紙


「天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ

未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘に

再び事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が

勃発する。あらしが警察の到着を阻むなか、館に滞在

していた女探偵と若手刑事は敢然と謎に立ち向かう。


瀬戸内の孤島に屹立する、銀色の館で起きた殺人劇を

コミカルな筆致で描いた意欲作。驚愕のトリックが炸裂する

本格ミステリ」



ということで、ひさしぶりに東川氏の文庫書評です。


シリーズものではありませんが、本作にも新たなキャラクター

が登場します。

女探偵・小早川沙樹と若手刑事・相馬隆行。

烏賊川シリーズのあの人たちのような、ボケとツッコミの

キャラクターで、本格ミステリのユーモア要素に一役買います。


岡山出身の作者が、瀬戸大橋建設時を題材として描いた

’本格的’ミステリ。最近は、というか、たまたま私が、ですが

トリックといえば、叙述的なトリックであったり、心理的な

トリックであったり、そういった工夫を凝らしたものばかりを

読んでいたということもありますが、本作では、そうではない

本格的なトリックが拝めるでしょう。


クローズドサークル、本格トリック、ユーモアキャラクター

今回も笑いの世界にどっぷり。



オススメ度 ☆☆☆☆