犬はどこだ

テーマ:

犬はどこだ (創元推理文庫)/米澤 穂信
¥777
Amazon.co.jp


米澤穂信氏の長編ミステリシリーズです。

文庫版は、創元推理文庫より。



例によりまして、裏表紙より引用


「開業にあたり調査事務所《紺屋S&R》が想定した業務内容

は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。

それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。

しかも調査の過程で、このふたつはなぜか絶妙にクロスして・・・

いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の

私立探偵、最初の事件」



日常の謎解きを扱った作品が多い中で、

本作は本格的なミステリ要素を含みつつ

従来のあまり殺伐としない雰囲気を持った、

ハイブリッドな作品でした。


主人公は私立探偵。でも専門は犬捜し。

この設定によく顕れていますねw


助手のハンペーと有能なネット上の相談役GEN。

なかなかに魅力的なキャラクターです。

インターネット絡みのミステリは突然厨二病っぽく

なってしまうものですけども、そこはリアルに、

ネット上の付き合いの距離感みたいなものを

感じられました。


本筋にも、二転三転するストーリーが用意され

2つの事件の絡み、終着点、と久々にページをめくる速度が

上がってしまうほどでした。


続編も考えられているらしく、非常に楽しみなシリーズです。



開業初日から、依頼舞い込みすぎだろうw




オススメ度 ☆☆☆☆