〈past〉
ミミルから司へのメッセージ。ためらいがちに。
呼びかけて、待つ。それが彼女の決めたこと。
BTは否定的。でもそう言われても、明るく揺るぎのない表情。思いつめているわけでもなく、とても自然…。ついにはBTも黙ってしまう。

森の中の部屋。司はひざを抱え込んだまま。今さら…。
猫妖精、マハが逆さで顔を出す。行け、と言ってるみたい。嫌がる司。
目をすうっと細める表情が…可愛らしい顔なだけに、とても、こわい。

ベアの調べる“外側”では進展がない様子。ミミルが席を外しているうちに、彼はBTに“大きな流れ”の調査を依頼する。そのころの楚良は…司を求め一般人をつかまえていた。強引すぎる聞き方…

寝ていないミミル。司が来た、と思ったが…人違い。
期待した分だけ、ずしりと重い落胆…

いつまでも来ないひとを待ち続ける戯曲のこと。
司は絶対来る、とくりかえすミミル。ベアさん、おとうさんみたい。

BTは昂を通じてクリムと連絡をとっていた。クールとホット。面白いコンビだ。
二人で“黄昏の鍵”の謎をさぐることになりそう。クリム、わくわくしてるし。

ミミルのところには楚良がやってきていた。言いたい事言いまくって去って行く。
でもけっこう鋭かったり。

いつの間にか、枯れ木の林に変わっている部屋。
ばつん。切り替わる。モノクロームの世界。周りは本当に楽しそうで。笑い声が響いてて。
でも自分はひとり。いつまで待っても、どんなに待っても…。どうせ、いるわけがない…

これでいいんだ、と自分に言い聞かせるミミルの後ろに…いた。司だ。
今にも立ち去りそうな背中に、あなたを守る、そう決めたと宣言するミミル。
その言葉のつよさに、彼の背が一瞬ゆらいで。
以前、銀漢に放ったのと同じひとこと。でも、その温度はまったく違っていて。
こぼれるようなミミルの笑顔。

幻の部屋。みどりが再び生い茂る。声はささやく。これで良いと…
一度夢をみたほうが、より苛烈なる絶望を刻み付けられるのだと…
みるみる、緑が食いつぶされてゆく…


ちいさな、だけど奇跡のようなできごとを見た、と思う。
彼に声が届くまで、信じて待ち続けた彼女は…ほんとにすごい。
またひとつ、心が動かされて。どこにたどり着くか分からなくて、まだ怖いけど。
…信じてみよう。この物語を。
終わりまで行ってみよう。その果てに…何かをつかめるかもしれないから。


〈now〉
さらに、転機です。
カウンター2ndです。ミミルを見る目がさらにグレードアップです。すごい根性だ…
一体どのくらい起きっぱなしだったんでしょうかね…。
その結果、確かに司の心に触れられた。こんなことができるのか、と驚きました。
あんなにも悪化して、離れてしまった関係がとりもどせる…いや、さらに前進できるなんて。
すごいな、と心から思いました。
だから私にとって、このお話は“奇跡”です。

現在見た感想としては、彼女のとこに千客万来よろしくみんなが来るのが面白かったです~。
特に楚良がちっちゃい声で効果音を口ずさんでたとこがおかしい…(^3^)ププっ。
ではまた次回!
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〈past〉
頬を叩いて、気合いを入れる。“ミミル”としての時間の始まり。
高山都市で、BTとベアさん待ち。キマヅイフンイキ…。
ベアさんには司を探すツテも、意欲もある。でも自分には…?
逃げ出すように転送するミミル。その先には…何か言いたげな糸目の子。
でも声かけそびれる。雰囲気とがってるし。
司と出会ったときのこと、回想。何で出会っちゃったか…本当に、ただの偶然でしかなくて。

都市に戻ると、さっきの糸目の子になつかれる。カルミナガデリカ、から行くダンジョン…
無茶なうえ相手が超初心者、物も知らない。断りかけるミミルだが。ぐちモードに入る糸目の子。
何か固い意志があるようだけど。結局パーティを組むことに。新たな出会い。
赤いマグマが蛇のようにのたうち流れる世界。いかにも物騒な雰囲気。
ダンジョンに入ってもぐちモードな女の子…A-20。
戦闘入りますが…駄目だーふたりバラバラだ…棒立ちのまま殴られては回復してるし。
しかも経歴詐称のようで。さらに挑発するようなことばかり言う。
愛想をつかして去ってしまうミミル。“元”パーティメンバーをダンジョンにひとり残して…

風に吹かれながらぼんやり。BTが声かけるも心ここにあらず。
“なんのためにこのゲームをしているのか…?”

水の都。揺れて進むゴンドラの上。昂は司のことが知りたい。でも騎士団は関わらないことにしてるからそうできない…彼女は籠の中。そんな昂にアドバイスしているうちに…

気付く。
偶然でも何でも、確かにつながった。つながり、あえた。
それを途中で投げ出すのは…きっと、もっと…
水をふくんだ風が水面を渡る。
…今、気付いた。

ミミルは走りだす。目の前で彼女が何かをつかんだこと、きっと昂も感じている。気持ちのいい微笑。

大急ぎで戻るが…もうあきらめて帰ってしまっただろうか。と、いた!瀕死ですが…
A-20はクラスメイトに負けたくなくて、この冒険で“何か”をつかもうとしていた。
きっとミミルとは似たもの同士。途中で放り出したくない気持ち。

戦闘。こんどはちゃんと二人で、共同戦線。戦いながら、気持ちををぶつけるように話し続けるミミル。“司と最後までかかわりたい。”そう決めたことを。
何とかたどりついた最深部。見つけたアイテムは…珍しいけど“ぶさいく”な像。
平和にアイテムを押し付けあうふたり。出会ったときのトゲが嘘のようで。いつの間にか日が落ち、空には星が輝いている…。

高原の草を揺らし風が渡る。BTとベアへのメッセージ。心地よく、風に吹かれる横顔…


“なんのためにここにいるのか…?”
彼女も感じてた。同じこと、を…心が、動いた。ずっと忘れていた感覚。
あんなに重苦しかった胸にすこし…風が、吹いた。
…信じても、いいのだろうか。この物語の行き着く先は、破滅ではないと…


〈now〉
ズバリ、転機です。
物語としてもおっきなターニングポイントですよね、ここ。
ミミルが主役+司は名前しか出て来ない、という所や、さらに終わり方に不安材料がなく、後味すっきり、という話は初ですし。
ずるずると悪い方向へ行ってた流れへのカウンター、なわけです。
ここでかーなりミミルを見直しました。ただの勝気な女の子だと思ってたのが、しなやかさと意志の強さを見せてくれます。
また、このアニメ自体も見直しました。最初の頃は、クライマックスに破滅的な終焉を迎えるタイプの話かな…と思ってたんです。また、どうも何かを好きになることに恐怖心を抱いていたみたいで。それが、少し雪解けを迎えた、節目のお話でした。
…さあ、次回も“巻き返し”は続きますよー。
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〈past〉
風の音が不思議な気球を揺らす。そんな高山都市で火花が散っている。
ミミルはBTを問いつめるが、彼女は完全に理論武装。
これからすること、はもちろん…司の救出大作戦。でも、どうやって?

固い岩盤に靴音が反響する。下からの青い光。ひとの表情をわかりにくくする。
さぐり合うような昂と銀漢。本心はどこに…。

うすぐらい小部屋の中、司がいる。膝を抱えて行き場のない子供のよう。
優しく語りかける昂。彼女の…リアルでつけたコロンの香に反応する司。
すべての感覚がある、と疲れたようにつぶやく司。
かれにとって、今ここはまぎれもない“現実(リアル)”…
触れようとして、ためらう、昂の指先。かわりにこぼれた言葉は…「つらい、ね…」
一瞬、素の表情で驚く、司。
キーオブザトワイライトのことを聞いても、すねた子供のような反応のかれに、
安心したかのようにやわらかく微笑む昂。何だかほほえましい…

楚良くんを探してたミミル。司を助けるため組む事に。見返りあり+ケンカ腰ですが。
銀漢を一瞬で倒してしまう楚良。すごみあるなあ…
司をかばうように立つ昂。だが司は出て行くことを望む。かれの残した言葉に凍りつく昂。

おお、出口で熱いひとが待っていた!歌舞伎さん?楚良と激突。
司、出てほっとした瞬間ミミルにつかまる…
赤い骸骨の木の下で。ミミルの言葉は司に届かない。一度「裏切られたっ」と、思ってしまっているからね…

司の手配をとく昂。かれはすでに“ここ”に捕われている、と…
出て来たふたりに声をかける熱いひと…クリム。元騎士団員らしい。昂のつれないお言葉。

ああ、ミミルがつらそう…と、すれちがったBTからモンスター情報。
ふつうの敵からずるずるとガ-ディアン出現。うう、気色悪い…
報復のように3体も出現したガ-ディアンに、大きな流れを感じる昂。

…幻の世界はどこまでも赤く枯れ果てる。司のつぶやきに反応し、少女はまた黒く、暗く染まってゆく…


…かれはまた暗闇にひきこもってしまう。かれの感情に引きずられていく。重く、黒く…。
なのに。何で見てるんだろう。危険だってわかってるのに。きっと、これ以上キツイ展開になったら…背負えなくなる。こちらまでダメージが来る。
…でもきっと来週も見るんだろうな。…私にとって、今はこれだけが…色彩の残された世界だから…


〈now〉
…とても印象的な回です。特に、司と昂との対談シーンは…心がしんと静かになるかんじです。
司にとってここは、はじめて自分のいる場所まで誰かが降りて来てくれた、そんな場面なのだと思います。
今までは上からの圧迫感とか、とか、無理矢理探りを入れられた不快感が先にあったのが…
昂はとても自然に自分の目線まで来てくれた。だから、あんなにもとげのない反応ができたんでしょうね。
逆に、ミミルとの会話はトゲトゲですねえ…(汗)あのなりゆきじゃ無理もないですが…
この回で、事態は悪い方向へとまたじわじわと進みはじめるように見えます。
過去の私はここで不安にかられてます、が。この先を知っている今ならこう思えます。
「さあ、巻き返せ!」と(^_^)
ではまた次回!
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〈past〉
熱砂のきらめき。砂丘を飛び越え、駆け抜ける。熱いひと、登場。
溶岩の煮えたぎる音をバックに司と対面。ミスマッチ。案の定逃げる。
肝心なことを忘れてるおにいさん。うっかりなひと?

高山都市で苛立つミミル。ゲームで指名手配なんて…。なだめるベアも不本意そう。
夕刻の水の都。このままおさまってくれれば。昂の願い、銀漢の不満。

おびただしい数の星。荒野に佇むBTを誘うかのように走る影。
…追いかけっこは彼女の負け。楚良、頭の回転早い。
司をおびきだすプランを立てている。悪どいよねえさん。

昂さんうろうろ。あの熱い人とは旧知の仲らしい。
いつもと違って、押し殺したところがない彼女の話し方、いいかんじ。
なんだか兄妹のようなふたり。そういえば髪と瞳の色が同じ。

幻の部屋。赤黒いツタ、緑の空。ゆらゆら浮かぶ女の子。
苛立つ司に猫妖精がささやく。守護に値するためには、どうすれば良いか…
この子に対しては司の警戒心ゆるむなあ。動物好き?

都に戻った昂に楚良から提案。サラッと拒否される。やるなあ。
BT、ひっかけるための話をミミルにもっていく。ベアさんじゃないところがミソ、か。

とげとげした樹木と雪の場所。ミミル、ベア、そしてBTと楚良、銀漢と騎士団。待ち構えている。
妙な雰囲気を察したベア、司を止めようとするが…よく分かってないし。
包囲された司だが、余裕しゃくしゃく。邪悪な反応。
そこに昂、鶴のひと声。不思議に見つめあうふたり。昂をかばって兵が倒れる。遠い距離。
熱いひと、乱入。司本体を狙い、あっけなく転ばせてしまう。虚勢が崩れ、一気に弱々しい声の司。
消えて行くガーディアン。なすすべのないミミルとベア。表情を苦悶にゆがめる昂…
靴音と悲痛な叫びが闇に吸い込まれて行く…。


うう、辛い。見てるだけで。
理不尽さを感じる。どうしてなのかな。あの子がほんとは、あんなにも弱々しいから?
そんなことをしても何にもならないのに、と思う。力づくではなんにも解決できないのに…


〈now〉
はい、クリムの名前頭に入ってません(苦笑)あのうっかりなとこはかなり気に入ってましたが。
この回、前半はふつうに見れたのですが後半がつらくって…(泣)
自然と司応援モードに入っちゃうんですよ…やってることは邪悪なんですけどねえ。
「あああ。余裕かましとらんといまのうちに退散しとけー!あ、でもそれだと母さんに怒られるのか…」
てな感じです。
ではまた次回ー。
〈past〉
朝方の高山の街、空気が澄んだ感じ。司の噂があちこちでささやかれている。困惑のミミル。
水鳥の羽音、水の都。司のログを確認し、衝撃を受けている昂。
今、起こりつつあることについて、知りたい、と断言出来ない彼女。言葉の途中で口をつぐむ。
どうしてだろう。個人の意志で動いてはいけないのだろうか。騎士団のトップだから?
…だからこんなにも苦しそうなのか。

よどんだ色合いに染まる、眠れる少女の空間。司の問いかけにも応えず、昏々と眠り続ける。
甘い声がささやく、平穏なる世界のビジョン。不信感をあらわにする司に、声は哀し気に言う、
私が誰なのかあなたは知っている…と。白と黒のフラッシュバック。失われた大切な人への想い…透明な雫となり、流れ落ちる…。

ミミルとBTの珍しい組み合わせ。ソラのしつこい呼び出しに応じてみることに。
キノコなところで待ち合わせ。途中で1人落ちてしまうBT。おいてけぼりのミミル、げんなり。
司を手配することを騎士団に提案するソラ。
情報を得る為に彼と接触するのか、あるいは完全に排除するのか。ふたつの方向性の間でゆれる昂。
ばつん。激しい雨音。遠くにじんで聞こえるサイレン。モノクロームと赤。

ベアがリアルでみつけてきたものは、病院でかろうじて生きている意識不明の女の子。
はたしてそれが“司”なのか…

アクセス制限すら全く効かない司に、昂とギンカンは動揺をかくせない。
ありえないことが起こり続けている…

霧の海にぽつんと浮かぶ聖堂。イレギュラーなこの場所で、再び司と対峙するベアとミミル。
同じようにガ-ディアンを披露する司に、君は女の子?とミミルは単刀直入にたずねるも、
否定され、彼の不審をかってしまう。またも捨てぜりふ。あーあ…

月の空。真夜中の城塞。人の気配にざわめくガ-ディアン。女性4人組の襲撃にあう。
邪悪な表情の司。思い知らせてやるだけのつもりが…止まらない。打撃音。悲鳴。こわばっていく司の表情。

昂は決断する。司を拘束せよ、と。
消耗して戻った空間で、眠れる少女が染まりつつあった。どす黒く…不吉な色に。


〈now〉
突然ですが…SIGNの魅力ってセリフまわしにあると思うんです。
基本的にアクションは少なめで、話してる内容に重点をおいた作りなのでなおさらですが、
音だけ聴いていても非常に気持ちいいんですわ。キレがあるというか。
中でもベアさんの話のもってきかたは特にカッコイイと思うのですよー。
さすが小説家!

昂さん迷ってますねー。彼女は好きなんですが、最初の頃は見てるの辛いです…いっしょうけんめいすぎて、いっぱいいっぱいなんですよね。しかし「言うなっ」にはビックリしました。…まじめなひとを怒らせるとこわいなあ…

ガ-ディアンが止まらなくなるとこ、なんべん見ても怖いです。打撃音が生々しくて…
サクッと刺されるよりあーやってジワジワ削られるほうがイヤですよね。
きっとあの4人、精神的にもダメージきてますよ…ザ・ワールド恐怖症になっちゃったりして(--;)

ではまた次回!

〈past〉
朝焼けの水の都。赤い目の男…ギンカンが復帰している。堅苦しく思いつめた会話。
きまりごとにがんじがらめの、籠の鳥の少女…昂。碧の髪だけが風にふわりと、自由。

青い肌のひと…ベアと美人さん…BTが語る、世界をくつがえすアイテムのこと。穏やかな話じゃない。
雪原に、危険な感じの人…ソラと、昂の取り合わせ。アンバランス。
ダンジョンの奥に座り込む茶色い女の子…ミミル。ベアも登場。ふたりとも何事もなかったかのよう。
もうアイツのことは知らない、と言いつつ気にかけている様子。素直じゃないな、と。

深い緑の森。唐突に置かれたベッド。灰色の少年…司、眠り続ける虹色の子にふれようとする。
一気に蘇る、小さなものを愛おしんだ記憶。だけどそれを、奪い取られた記憶…
目の前の無垢で、無防備な存在。好きにしていい、何でもしていいと声は甘やかす。
今、かれの望みは…

ガーディアンとたわむれる、司の無邪気な笑顔。飼い犬みたいな感じだろうか。
その彼から連絡をもらったミミル、ベアに代理を頼むことに。一瞬だけ蘇る、「あのとき」のこと。
約束の場所は、暗く陰鬱な雰囲気。風の哭く音の響く、夜明け前の世界。
ベアが来たのでがっかりな司。自慢げにガーディアンを披露。自分の言う事をきく、問題ない、と。
いやそういうことでなくて…と、ふたりの話は平行線。かみあわないまま、去ってしまう司。

騎士団と話をしてみよう、ということで集まった6人。見事なまでにばらばら。
「あのとき」が完全にプレイバックされる。司はガーディアンを止めきれず、
その場を収めたのは…“猫”。
そして例のアイテム…キーオブザトワイライト。司と関わりがあるのか…?

夕日を見つめる司と、もうひとつの月のように浮かぶガーディアン。
これから、どこへ向かうというのだろう。
この寄る辺のない者達は…


〈now〉
はい、やっとこのころキャラ名が頭に入ってきました。でもギンカンはどういう字を書くのか
最後まで分かってなかったです。ずっと「銀環」だと思ってた…(汗)

この回、無邪気な司が出て来ますが、何かあぶなっかしい感じなんですよねー。すぐすねちゃうし。
冷静になってみると、ベアさんにガーディアンを披露してた態度は、
危うく現実世界にまでダメージをくらわせそうになった人に対して、とすると軽すぎですよね。
ただ、あの子の中ではやっと見つけた「いいこと」だったのかな、と思うと切なくなります。
いっしょに「すごい!」と言ってほしかったんだろうなあ…(~o~)
ではまた次回ー。

『.hack//SIGN repise』
「Gurdian」

〈past〉

豪雨。時折青く走る稲光。一瞬照らし出される少年の、影。否定の言葉。

蒼い空の街。ひねくれた動物の言い分。やりきれない気持ち。
青い肌の人。意味ありげに声をかける。BBS…?
茶色の子と青い肌の人は知り合いのようだ。

美人さんが逃げている。交錯する夕刻の光と影の中。
背後から変わった話し方の人出現。危険そうな人。
美人さん、倒れる…場違いに美しく金色に光る砂。

船の上。木製のそれが水をかきわけ進むきしみ。
はかなげな声の少女。報告をうけながら張りつめた表情。
このひとは何か辛そうだ、と思う。

待ち伏せをしている鎧の人達。驚いて逃げ出す灰色の少年。
その前に、待っていたかのように“猫”があらわれる。そしてダンジョンの奥へ。
壁を通り抜けた向こうにあったのは、虹色の夢幻なる場所…。
そして、万色にゆらめきながら浮かび眠る、女の子。

美人さん再登場。…ゲーム、か。これ。
青い肌の人が語る、“リセットボタン”の話。わかる気がする。

虹の世界で、甘い声がささやく。もうひとつの力をさずける、と。
それは自在な転移が可能になる力。
声の指示に従い、茶色の子と青い肌の人と対峙する。

…青く走る雷光。一瞬照らし出される少年の、影。不気味にふくれあがる。
もはや、この少年は何者なのか。
端末の前に…“あちら側”に意識が存在していない。ここが…この世界が全て。
そして、現実世界にも影響をあたえるほどの攻撃力。
これが、ただのゲームのプレイヤーであるはずがない。
そこから外れてしまった、なにか。今の彼はそれだ。

彼を追うふたりの前に、あの“守護者”があらわれ、攻撃をしかけてしまう。
どうなるの…?


〈now〉
さて、ようやくこれが「ゲーム内のお話」だとわかってきているのですが、
『BBS』という用語が何だか知らなかったため(汗)
「???」と首をひねりながら見てました。ベアさんもBTも「だれ?」とか思ってましたし。
この回でソラ君初登場ですねー。あまりのエキセントリックさにぽかーんとしちゃいました。
またBTの反応のクールさに、おおっただの美人さんじゃないな!と驚いたことを覚えています。

それにしても、「端末の前にいない」ってどういう感覚なんでしょうね?
なにかに集中しているとき、体の感覚が一切オフになってて、
呼ばれても全然気付かない、とかは経験ありますが…そういう感じなんでしょうか?
ではまた次回!

ぴんぽんぱんぽん♪

えー、突然ですが-、ただいまよりー、GW特別企画ー、
『.hack//SIGN repise』を開催いたしーますー。
『.hack//SIGN』についてー、思う所を語りまくっちゃろー、
とういう企画でございーます。
上記のアニメをご存じない方ー、途中までしか見ていない方が
いらっしゃいましたらー、ネタバレにはー、充分ご注意下さいませー。
なおー、当企画は一話ごとに進んでいきますがー、
〈past〉パートでは放送当時の感想を再現しー、
〈now〉パートでは現在の心境、後々の感想などー、
語っていく次第でございーます。
ではー、皆様ー、ごゆっくりとお楽しみ下さいませー。

ぱんぽんぴんぽん♪


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『.hack//SIGN repise』
「Role Pley」
〈past〉

なぜ、その日、その時にテレビを付けようとしたのか分からない。
ただ、その電源を入れた瞬間、清冽なまでの音楽が耳に飛び込んできた。
モノクロームの世界に一点だけ色彩が宿ったような、感覚。

はかなげな声と姿の、翼の少女。夕日に照らされ、
きらきらと輝く河の水面。
岸辺の少年が逃げ出す。彼だけがモノクロームのよう。灰色。
紅く瞳を光らせる男。場面転換。

蒼い空。茶色っぽい女の子。灰色の男の子。
ぎすぎすした雰囲気。去り際に捨てぜりふ。

ひとり洞窟をさまよう少年。生き物の体内だろうか。
薄暗く生暖かい、湿ったイメージ。
なのに骨も肉も極彩色。
きれいなのかそうでないのか、わからない。

猫があらわれる。幻のように微笑み消えてゆく。
おとぎばなしの妖精、だ。無邪気。
何が邪悪なのかということすら知らない…。

声がする。甘ったるい女性の声。…怖い声だ。
はちみつの海で溺れるような怖さ。食虫植物…

肩をおとして洞窟を出る少年。赤い目の男が追って来ている。逃げられない、ということらしい。
不敵な態度の少年。だけど、吹っ飛ばされたときの反応が弱々しい。虚勢なのだろうか。

やられる、と思ったら不思議なものが出て来た。赤い目の男が刺し貫かれる。悲鳴。…苦鳴。
鳴き声がおそろしい、アメーバ状のそれ。少年は傷つけない。少年を守る、存在。消えて行く。
不敵に笑う少年。…それで良いの?

ばつん。場面転換。赤い光。…救急車?倒れている。細い足。…女の子?


〈now〉
運命の出会いってあるんですねー。
当時、アニメ・ゲーム・マンガから遠ざかり、情報がまったく入って来ない状況でした。
ほんとに何の気なくぽちっとつけたら「fake wing」がかかってたんですから…(^^;)
何かが呼んだんでしょーかねー。

えー、この回、途中から見始めたために第1話ということすらわかっとりませんでした。
てっきり第3話ぐらいかと。
しかも、おそろしいことに「ネットゲーム」の話、ということすらわかっとりません(汗)
こんなファンタジーあったんだー、とか思ってました(苦笑)

で、後からフルバージョンで見た感想ですが…
うーん、最初から見てても司に何が起こったのかわからないんですね(^^;)
時系列が置き換わって、倒置法みたいになるっていうのはこのシリーズの特徴かもしれません。

しっかし司、この回逃げてばっかりですねー。そのうえかなりの情緒不安定。でも時折ふっと見せる素の反応はかわいいんですわ…。
そしてミミル。いやあ、このコ偉いなあ。司との最初の出会いはあんななのに、
言うべき事はちゃんと言ってますねえ。…単に言わずにいられない性格なのかもだけど(^^;)
で、ベアさんとBTねえさん登場、と。ここのやりとりを見て、
ようやくラスト近くの会話が腑におちた次第で。
冒頭の携帯電話のシーンもそうだったなー。

…てな感じです。だいぶ気楽に見れるようになりましたわー。
放送時はテレビにかじりついてましたから(苦笑)
ではまた次回!