自前でカウントダウン、これでラストです。
今日、18時から翌朝8:00までですよ…?皆さん。
『.hack//SIGN 全28話一挙放送スペシャル』!!

さあ、祭りのはじまりはじまり。

カウントダウン3
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いよいよ近づいて参りました…
『.hack//SIGN 全28話一挙放送スペシャル』!!

(8/20 18:00~翌朝8:00まで)
キッズステーションを視聴できる環境のかた、
.hackシリーズを知る絶好のチャンスでございますよっ。
この機会にぜひご覧ください!

…というか私は全話ビデオ持ってますが見ます。早く見たいです。待ち切れないだけです。
あげくこんなもんまで描きました。
あっとふっつか!!あっとふっつか!!(オチツケ)

カウントダウン2日前
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やっとこさ書けたー!.hackのオリジナル小説第二話です!

※ネタバレはありません。
 「.hackって、なに?」という方にも読めるよう対処したつもりです。
(.hackについて詳しく知りたい方はこちらから!)
 では、どうぞお楽しみください…


.hack//verse seeker《夢追いびとのストラッグル》

02.

「ひぃああああーー!」
叫んで走った。全力疾走!
ずどおおぉん、と、すぐ後ろで足音の爆撃。
でかいスケルトンとの追いかけっこが再びはじまってしまった。
「ああもう、あとちょっとなのにいぃいっ!」
必死で走りながら苛立たしさをぶちまける。
敵のライフゲージはもう、ほんのちょっぴりしか残っていない。
あと一撃を叩き込めば!というところで、SP(スキルポイント)切れになってしまったのだ。
あわててアイテムで回復している間に、敵の接近をゆるしてしまった。それで、この状況なわけ。
(やっばいなあ。どうしよ…)
このままじゃ攻撃の手段がない。
距離をあけないと、呪紋はつかえないのだ。スキルの発動までわずかなタイムラグがあるから。
今立ち止まろうもんなら、背後から爆走してくる骨のかたまりにぺちゃんこにされてしまう。
こいつに一撃でもくらったら、致命的だ。
さらに言うと、呪紋使いは魔力関連以外の能力値がひくいから、当然スピードも…足もおそいわけで。
このままただ逃げても追い付かれるだけだし…
(せめて、なんとかこいつを足留めできれば…!)
視界を飛び去る景色を必死でチェックする。さっきみたいな障害物があれば、どうにか…!
(…ん?)
その視界のすみを白い影がよぎった。
次いで声が飛んでくる。
「…シュビレイ!」

と、背後の爆音がいきなり消えた。
「!? うわっ、とっ…と!」
勢いあまってつんのめりそうになりながら振り返る。
灰色の巨大な指が、ぐわっとつかみかかろうとする形のまま…目の前で凍りついていた。
思わずごくり、とつばを呑み込む。
きわどかった。
さっきのマヒ効果の呪紋がなければ、確実にやられていただろう。
ただし、あまりぐずぐずしてると持続時間が切れてしまう。
ふー、と息をつき、気合いを入れて杖を構えなおす。…これで、決めるっ!
「メライ…ロ-ーームっ!!」

雷の呪紋がまばゆい稲光とともに炸裂した。ゲージの数値がぐいぐいと力づよく下がっていき、そして。
骨の巨人はぶすぶすと煙をあげてくずれおち、すうっ…と影色に染まり、消えた。
同時に経験値が目の前にポップされる。…つまり。
「や…った…!!」
勝ったんだ…!
思わずその場にへたり、と座りこむ。
今頃になって一気にどっと冷や汗があふれてきた。
あああ…やばかった。

「…おぉーい、だいじょーぶー?」
遠くから、のんきな声と、さくさくと軽い足音が近づいて来た。
私と同じくらいの背格好の、金髪の女の子がぱたぱたと手をふっている。
とんがり帽子に長い杖。私と同じ呪紋使いだ。
ええと…
「さっきのシュビレイって…あなたですか?」
「そうだよ~!あぶなかったねぇー」
彼女はそう言って、ひとなつこく笑いかけてきた。ほくと、と名前の表示が画面に表示される。
「ああ、やっぱり!どうもありがとう、おかげで助かりました…!」
私はぺこりと頭をさげるモーションをした。しょっちゅう使うから、さっと出せるようにショートカット登録してある。呪紋使いがひとりでふらふらしてると、今回みたいにアシストされることが多い。
「まあ、いいっていいって☆」そう言ってから、相手はへへん、と胸をはるモーション。妖精みたいな長い耳がふよん、と揺れる。
そして、彼女はのんきな表情のままおもむろにこうのたまった。
「ふうん、きみ…じ…じゃに…っていうの?…なぁんか、へんな名前ー」
…うっ。
いきなりそうきたか。
(いや…ふつう、思ってても口にださないもんでしょーに…)
胸のなかでごにょごにょとつぶやきながらも、
「そ、そう?まあ、よく言われるけどね~」
軽く流してしまうことにする。
こういうところでいちいちもめるのも嫌だしね…とか思ったんだけど、甘かった。さらなる追い討ちがきたのだ。
「それになんか、ツタンカーメン?みたいなキャラ~」
「うっ」
脳天気な口調でいわれてぐさっとくる。
…たしかに私のキャラは、色合いが少々派手だ。
たとえば、ルートタウン(冒険の拠点になる街のこと)でいうと、文明都会カルミナ・ガデリカの夜の景色にはしっくり来るけど、おちついたセピアカラーの水の都マク・アヌではけっこう浮く感じ。
特に、かぶっている帽子がコントラストの強いストライプで、ところどころに金の飾りがきらきらしているものだから…エジプトのファラオっぽく見えてしまうのだろう。
(…だけどこの子にそこまで言われたくないぞ)
相手も、デザインがなかなかすごい。
金髪、服は白でところどころに黒い皮ベルトのアクセントと同色のロングブーツ、と色合いこそ普通なものの、ビキニタイプの服は水着みたいに布地がすくなくて、いっそ潔いくらいのへそ出しっぷり。きわめつけに大っきな帽子を頭にのっけて、魔法少女キャラのできあがり、だ。
目立つことにかけては、彼女も私もどっこいどっこいだろう。
だからちょっと小声で反論してみる。
「あのお…ツタンカーメン、はちょっと…」
「えー、だってただの正直な感想だし」
「…」
「あ、怒った?怒った?」
こっちが完全に沈黙してしまったので、彼女は私の目のまえでひらひらと手をふってみせる。
うう…苦手なタイプかもしんない、このひと。



「やー、見晴らしいいねえ♪」
ぎしぎしと音を立ててまわる風車の根元。高く盛り上げられたた土台からの眺めに、ほくとが歓声をあげる。
私はといえば、その隣でため息。
結局あのあと、強引にパーティを組まされてしまった。
だって、私がしぶっていたらこのひと、思いきり頬をふくらませてだだをこねはじめるんだもん。
『ぶー!ぶー!ちょこっとくらいいいじゃん!さっき助けてあげたんだからあ!』
…なんだかえらいのに捕まってしまったかもしれない。思わず額を抑える。
とっておきのこの場所まで教えるはめになっちゃったし。
ここは静かに雰囲気にひたれる場所なのに、今日、草原からの風にのって運ばれるのはほくとのはしゃいだ声だけだ。
手でひさしを作り、つま先立ちで地平をみわたそうとしながら、彼女は気楽に話し掛けてくる。
「ねえねえ~」
「なに?」ぶっきらぼうにならないように返す。
まあ、何だかんだ言って悪い子じゃないしね。たぶん。
「このフィールドってさ、有名になったんでしょ?」
「うん、そうだけど…?」
「でも、あんま人いないねえ。もうみんな飽きちゃったのかな~?」
「そ、そんなことないよっ!!」
思わず、自分でもびっくりするような大声が口から飛び出してしまった。
ほくとが振り返り、目をまるくしてこちらをまじまじと見てくる。
「…なんでそんなムキになるの?」
「それは…」
目をそらす。とても、ひとことでは言えない。ここは…私の憧れの場所だから。
煮え切らない私に、土台のふちに腰掛けてブーツの足をぶらぶらさせながら、ほくとはさらに問い掛けてくる。
「ねーねー、ここ、なにがすごいのー?ぜんぜんふつうじゃん!」
「んなっ!?」
今度は私がすごい勢いで振り返った。
…今のは聞き捨てなりませんよ!?
「ち、ちょっと、まさか知らないで来たっての!?」
「んー。なんか、面白いものあるかなあって、来てみただけ」
「って!いま、レベルいくつなの!?」
あああ、パーティ組む時にちゃんと確認しなかった私がばかだった!!
返事を待たず相手のステータスを凝視する。

レベルが…ひとけた、だ…。

くらくらする。む、無茶苦茶だよこのひと~!
「初心者さんじゃないのーっ!」
ここはベテランでも苦戦するエリアだっていうのに!!
わめきたてる私に、彼女はつまんなさそうに肩をすくめてみせる。
「べつにー、モンスターにあわなきゃいいじゃん?」
「だ、だからってー!」
(…私がここまで来るのにどんな努力をしたと!?)
「だからあ、結局なにがすごいの?」けろっとして、ちっとも悪びれずに言う彼女に、私の中の何かがぷちっと音をたてて切れた。
「…」
「あれ、地雷?地雷踏んだ?」
うふ、うふふ、とぶきみに低い笑いがこみあげてくる。
「え、と…あの…ジャニちゃん…?」
微妙に揺れた声がきこえる。おお、この子がうろたえるとは。これは一矢報いたかしらん。
「…そんなに聞きたい?」にやり、と顔を上げて笑った。
…なら、たっぷり聞かせてあげようじゃないの!

(つづく)

素晴らしきタイミング!

テーマ:
今日の帰り道のことを。

「あー、ひと雨きそうだなあ、早く帰らなきゃ…」とは思ってたんですよ。
電車を降りて家へと歩き出した瞬間、ぽつりと大粒のひと粒が頭に。
(やばい)
あきらかに夕立ちの前兆です。
もちろん、傘もってないですし。
あわてて小走りになったんですが、家のちかくまではぜんぜん「あまやどりポイント」がない!
そうこうしているうちに雨はばらばらと降ってきます。
(やばい、本体が来る…!)
家のすぐ近くまで来てるのにずぶぬれにはなりたくないですから。
必死で全力疾走して、なんとか交差点までたどりついた!
赤!
(ギャース!!)

【説明しよう!この交差点は待ち時間が長く、止められようもんなら電車を一本乗り過ごすほどなのだ!】

ばらばらばたばた。雨はますます強くなりはじめています。
(やばいやばいやばい!ああもう早よかわってくれえ!車なんか屋根ついとるからええやんかー!!)
やきもきしながら待つこと数分。やっと青に変わった信号をF1カーばりのスタートダッシュで渡りきり、近くの軒下に飛び込んだ!!

ドザ-----------!!

(やたー!間ぁに合った-!!)
もののみごとに土砂降りです。白い乾いたコンクリがあっというまにねずみ色に染まり、道路は河と化します。
(ああでも、困ったなあ)
家は目と鼻の先なのに、軒下から出られません。
ただ幸いなことに、しばらくすると雨は小降りになりました。
(おお、終わった~)
ぱしゃぱしゃと水たまりを踏みながら、のこりのわずかな距離を進み、玄関までたどりつきました。
「ただい…」

ドザ-----------!!

(ええええー!?)
「す、すごい…あははは~!!」
なんともうまく切り抜けたこと!
走ったため汗だくでしたが、そのまましばらく玄関先で笑いつづけてしまいました。

いじょ。