2014年03月29日(土)

異動内示

テーマ:ビジネスオーナーへの道
坂には3つあり、上り坂、下り坂、そしてもうひとつがまさかだと言われるが
今回は、まさにそのまさかだった。

プロジェクトの立ち上げちょっと手前くらいの大事なところなので、
自分は今回は無風と信じていた。

それでも今日、内示があるらしいという情報をつかみ、いつも内示の出る
時間にかぶっていた打ち合わせをちょっとずらしてもらう。

打ち合わせを終わらせてオフィスに戻る。

フリーアドレスなので空いている席で、オフィスを見晴らせる席をみつけて、
腰をすえる。さあ高みの見物とでも行きますかという雰囲気。

いよいよ異動内示がスタートする。基本的には社員番号順に呼ばれて
一人ひとりに上司から内示をするのが弊社のスタイル。

お、彼が呼ばれた。どこへ異動なのか憶測が飛び交う。
内示なのに戻ってくるなり、どこへ異動?と突込みが入り
内示情報は、まめな社員によってまとめられていく。

次は誰かな~と眺めていたら、遠くから部長が歩いてくる。
5mくらい先から私の名前を呼んで手招きしている。

え?自分?なんで???

頭の中ははてなマークだらけ。回りもまったく予想していなかったので
ざわついている。しかもいままではコーナーの打ち合わせスペースで
内示していたのに、フロアの角にある偉い方のスペースでやると言うのだ。

はい。

と、ついて歩いていくと、あと少しでそこ部屋にというところで
他の内示者が入ってしまった。やむなく引き返す。

その間、ずっと周りの連中が、こちらを凝視。視線が痛い。
どこいくんだとざわざわしている。心拍数上がるね。

着席。もはやそこは椅子ではなく、まな板。自分はその上にのせられた
鯉だ。あとは切るなり焼くなり好きにしてクレイという状況だ。

その瞬間、なぜかすっと緊張が解け、心拍数も平常に戻った。

部長の目をまっすぐ見て、沙汰を待つ。

「xxx、xxを命ず。」

「はい。」(といいつつも頭の中は?ん?今、なんと?)

どういうことだ。なぜだ?ありえない。
だって自分のからそのポジションまでは確か2段階あるはずだ...?

「あの...」

質問をしようとすると、勘のいい部長から先に理由や背景の説明があった。
これまでの成果が認められての飛び級だということが分かった。

世界初の仕事をやり遂げたプロジェクトの事を指していることは
言うまでもない。

聞いた時、嬉しいという気持ちよりも、その責任の重さに自分で務まるのか
という懸念の方がその瞬間は大きかった。
ただ、そのプロジェクトの成果を評価してくれたということについては
心底嬉しかったし、一緒に戦ったメンバー全員に感謝の気持ちが沸いた。

これまでの道のりを振り返るとどちらかというとほとんどが回り道、
遠回り、あるいは逆戻りだったサラリーマン人生。

よく、人生、山あり谷ありというけれど仕事のやりがいには山もあったが、
こと評価に関して山があったという認識は無い。これが適正な評価と
受け止め、人事は、その字の通り、人が決める事と割り切って、目の前の
仕事に集中してきただけだ。

評価を気にして100%の仕事などできない。そこまで器用じゃない。
ただゴールを目指しただけ。

そのプロジェクトでさえ私一人では何一つ達成できなかったことだ。
周りのメンバーに恵まれ、支えられて、ようやくたどりつけたのだ。

今年度は、かなり忙しい状況だった。なぜなら本社人員の圧縮による
生産性向上なりコスト削減なりで人数が減らされ、2年前まで4人で
やっていた仕事を今年は自分だけでやることになっていた。

そんな中、ここ3年くらいかけて立ち上げてきた新ビジネスも初の成果に
つながり、顧客に感謝してもらいつつ利益をあげることができた。

今朝、たまたま先方からメールが来ていた。そこにはこうあった。

You know we were completely satisfy with your service.

周りや協力会社のメンバーにサポートはしてもらいつつもまあなんとか
ここまで体を壊さずやってこれた。
(その分、Blogに向き合う時間が無かったが)

そんなところも見てくれている人は、見てくれていたのだろう。

そして嬉しかったのは、若手から、その夜に、「おめでとうございます」
というタイトルのメールが届いたことだ。そこには

「ご昇格おめでとうございます。
Newbizさんが、xxxxxに昇格され、本当に嬉しく思います。
(僕の勝手な予想が当たりました!)」


と書かれていた。

翌朝、本人に、「メールありがとう。ほんとにそんな予想してたの?」
と冗談ぽくきいたら、
「本当です。心の底から嬉しく思います。ベストだと思います。」

と言ってくれた。その期待に応えたい。


もちろん、簡単な話ではない。年上の方が部下になる訳だし、
ひとり扱いが非常に難しいと聞かされているメンバーもいる。
グループ会社から初めての出向でやってくるメンバーもいる。

私ができるのは先入観を持たず、同じゴールを見据えて、共に進むべく
一人ひとりに正面から向き合うことだけだ。

できれば早々に一人ひとりとじっくり話をしたい。


実は、来週、ドイツへの出張がある。
その往復の機内は、新しい体制、役割分担、活動方針、活動計画などを
熟慮する時間になりそうだ。

急に忙しくなったが、今までの道のりで、自分だったらこうしたい
ああしたいと考えてきたことが沢山ある。すべてを一気に行おうと
考えるほど甘くも容易でも無いことは百も承知だが、ひとつだけは
どうしても実現したいことがある。

「互いに支えあい、最も働き、最も遊ぶチーム」の創造

もっとはっきり言えば「一番遊んでて、一番成果を出すチーム」だ。
(先に遊ぶがくるところがポイント)

なんでもいいのだが本気で遊べないと、インプットが無いので
この仕事ではアウトプットできない。遊ぶというかプライベートを
充実させるものであれば、なんでもいい。

好きなことをとことんやればいい。スポーツでなくても趣味でも
映画でも読書でも英語でも旅行でも恋愛でも婚活でも子育てでもいい。

ただ、言うは易く、行うは難しだ。

まず、今までの縦割りアサインを見直しクロスファンクションにする。
このチャレンジを皆にお願いする代わりに、今年よりも多くの休みを
とることを目標にしてもらう。

休みの間は他のメンバーが喜んでサポートし、そしてそのメンバーも
別の日にはサポートしてもらって笑顔で休み、戻ったら笑顔で仕事するのだ。

メンバー間のコミュニケーションも活発化するし、相互チェックで
あらたな気づきやナレッジの共有も進む。オーバーヘッドを考慮しても
メリットの方が大きくできるのではないかと読む。

それでも休みにくいメンバーがいるかもしれないから、工夫が必要だ。
休暇推奨日を各人ごとに設定するのはどうだろう。
たとえば、本人、家族、奥さんや子供、独身者なら彼・彼女の誕生日は
いずれも休暇推奨日として、他のメンバーが積極的にサポートする。

平日のど真ん中が誕生日になってしまったら、月曜とか金曜とかに
シフトして3連休にしてもらってもいい。

あと、火曜や木曜が祝日だったら、月曜、金曜は休暇推奨日にする。
どうしても仕事があるメンバーや、私だけが出ていれば回るように、
事前レクチャーなり引継ぎを各人にお願いするのだ。

それで思い切りプライベートを楽しんでもらう。仕事はそれからだ。
先に遊んでリフレッシュ。休みすぎると日本人は仕事したくなるものだし。
そして休む前は気持ちよく休もうと一層生産性が上がる。

そういう高い生産性が普遍的になればもっと休んだっていい。
全員の有給消化率100%で今と同じパフォーマンスが出せるのが
理想だが、クロスファンクションにして、今以上に休暇とって
同じパフォーマンスがでたら1年目のゴールとしては十分だと思う。

ただ、やってみてもし課題、問題がでたら柔軟に見直すこともメンバーに
約束したい。その上で、やってみないかと協力を仰ぎたい。
上意下達で命令するのは柄じゃない。賛同してくれるといいなぁ。

もちろんうまくいかなかった責任は自分がとる。今までだって遠回り、
ここでまたNGでも元の場所に戻るだけ。それに彼らなら絶対に
これくらい簡単にできると思う。

と、まあご覧の通り、楽しく遊ぶことしか考えていない訳だが、
恋愛・結婚・子育てといった人生の重要ファクターに注力できない
人生なんてquality of lifeが高まらない。みな働き盛りのメンバー
なのだから、思い切り遊んで、思い切り働く、こんな目標をかかげて
やってみないかと問いたい。
(計画書には書けるほど先進的な企業じゃないので内なる目標として)

今までたまにはこういうのが上にいるところで働いてみたかったのが
偽らざる本心だ。折角のチャンスがめぐってきたのでやってみたい。

うまくいってもいかなくても機会があればその結果を書こうと思う。

そして落ち着いて振り返ればここまでこれたのは、内助の功のおかげ。
会社辞めなくてすんだのも彼女のサポートがあったから。
仕事で頭真っ白(文字通り)になって子育てだって妻に頼っていた
ところがあると思う。これからは少し自分の時間をもってもらえると
嬉しいし、そのためにサポートもしていきたい。

そして彼女が産んでくれた子供たち。かけがえのない命だ。
彼らのためにももっと自分が成長しなければならない。
子育ては自分育てだ。

人生、腐らず、あきらめず、前向きに、健康に歩いていけば、
そしてなにか少しづつ、1%でもいいので改善していければ、
いつかその努力が必ず自分に返ってくる。今は心底そう思う。

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