こんばんは。
今日は前回紹介したファイナルファンタジー
(以下FF)の続編であるFF2について語りたいと思います。

一躍旧スクウェアを立て直したFFでありますが、今回の作品を一言で表すと「実験的・挑戦的」です。
当時のファミコン時代には珍しいドラマチックなストーリー、
レベルの概念を取り払った特殊な成長システム、武具の熟練度システムなどなど…
荒削りな部分も多いですが斬新さが目立ち、結果的に良い味を出せていると思います。

ここでお気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、
これらの一部は後にロマンシング・サガシリーズに受け継がれ、高い評価を得ることにも成功しました。

私がこのゲームをプレイしたのは、FF1とセットになっているGBA版です。

GBA版はオリジナルFF2に追加シナリオが加えられております。
このシナリオは本編を一度クリアするとプレイすることができますが、本編のデータではプレイ出来ません。

ネタばれになるので詳しくは述べませんが、
内容は本編に登場した脇役達の活躍を描いたシナリオとなっています。
PSP版はさらに追加ダンジョンも収録されているようです。

また、この作品はFFシリーズにおいて定番の「シド」「チョコボ」が初めて正式に登場した作品です。
シドとは登場人物の名称で、ほとんどの作品で重要な役割を持ったキャラクターです。
毎回作品によって姿や行動していることが違いますが、FF2を含めて飛空挺に関係していることが多いです。
(シドは名前だけならFF1にも登場しています。姿を表したのがFF2からです。)

チョコボとは巨大な鳥の名称で、人間によくなつく乗り物として登場することが多いです。

この点もFF2が実験的・挑戦的な所以(ゆえん)かも知れません。
特殊なシステムが多いため、FF1よりは万人向けではありませんが
FF1よりストーリーも長いですし、プレイしてみてはいかがでしょう?
GBAでFF1とセットでプレイするも良し、
PSP版の綺麗なグラフィック、追加ダンジョンなどの完全版FF2をプレイするも良し、です。