18年ぶりの、はいだしょうこさん生コンサート | 東京から嫁にきました@白石(宮城県)
またまた遅れての更新ですが、15日の土曜日に、「いまいゆうぞう はいだしょうこ ファンタジーコンサート」(@仙台サンプラザ)に家族で行ってきました。

このお2人は、ご存知、一代前の歌のおにいさん、おねえさん。
そしてはいだしょうこさんは、私と同じ中学の同級生なのです。



同級生と言っても、私は一言もしゃべったことはなかったのだけれど、中学生の時の彼女を覚えていない同級生はいないんじゃないでしょうか。
なぜなら、彼女は中学3年生の時、同級生全員の前で「歌のお姉さんになりたい」と宣言し、音楽を専門に学ぶために別の高校へ進学したから(私たちの学校は私立の中高一貫校でした)。

それはもう、本当に鮮烈でした。
その年、学年内で行われたミニコンサート(先生や生徒が有志で歌ったり演奏したりします)で、彼女は「ドロップスのうた」を堂々のパフォーマンスで歌いあげました。
当時まだ14歳だった彼女ですが、いやもうどう見ても、「あれは歌のおねえさんだおぉ!」という感じだったのです。
だから私たちの学年で、そのことを知らない人はいなかった。

その後、宝塚歌劇団に入団して舞台に立っていた彼女、ついに2003年、学内ミニコンサートから10年後、本当に歌のお姉さんになっちゃったぱちぱち

私は2005年に息子を出産し、彼女は2008年まで歌のお姉さんをやっていたので、まだ幼いながらも息子は画面の中の彼女にお世話になることになり、彼女の出ているDVDが我が家にあったりもするのですが、やっぱり、生のコンサートを一度観てみたかったので、仙台公演を知って申し込んだのでした。



もう、幕が開いてすぐ感動しました(笑)
18年ぶりに生で聞く彼女の歌声に泣きそうになった。
「歌のおねえさん」て、「なりたい」って言ってなれる職業じゃないでしょ?
でも彼女、「なりたい」ってみんなに宣言して、実現したんです。
それを見せてもらえたこと、本当に有り難いことだと思う。

もちろん、ずっと大人になっていて、ずっと美しくなっていて、歌も洗練されているのだけれど、彼女は彼女。
とても感慨深かった。

中学3年生の時、確かに私と彼女は同じ場所にいたわけです。
そこから流れた18年の時間、彼女は自分の決めた道をまっすぐに歩み続けてきたんだな~と。
それで今、ああしてステージに立って、大勢の子どもたちに歓声を上げられながら、歌っているんだなあと。
18年で、エラい差だなあと(笑)




ただね。聞きながら思ったのです。
私も、自分の決めた道をまっすぐに歩み続けてきたよ、と。


彼女はあの時、「歌のおねえさんになる」と決めた。
そのために、いくつかの決断と努力を続けて、そうなった。


私も、
大学で演劇をやろうと決めて、
演劇をやめて就職しようと決めて、
建築を大学で学ぼうと決めて、
夫と一緒に白石へ来ようと決めて、
今ここにいます。


彼女とは努力の量が比較にならないかもしれないけれど、
全部自分で決めて、歩いてきたなあと。

あの日同じ場所から出発した300人、みんな、自分で決めた道を歩いて、今いる場所にいるんだなあ、と。
だから私も、ちゃんと歩いて来たよ、しょうこちゃん。


そんな気持ちで、ステージを見つめていました。




生で見られて、本当によかった(^-^)v
ありがとう、しょうこちゃん。