猫屋

オバサンと猫のマイペースな日常


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今日の午後、レオンくんが永眠した。
「え?」と思われた方もいるだろうが、私自身もまだ実感がない。
ホントに急だった。
まだまだ長く一緒にいられると思ったのに。

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夏ぐらいから、だいぶ老けたなーと思っていた。
今までちっとも減らなかった食欲がぐっと落ちたので、
食べやすいように食器の台を用意したり、
ごはんもまだ早いかな?とは思いつつも14歳以上のものに変えてみた。

1週間ぐら前から、餌をほとんど口にしなくなった。
よく見てみると、呼吸が少し荒く、胸郭が全く動いていない腹式呼吸。
それでも食欲はあるし、排泄も今までどおりだったので、少し様子を見ていた。
先週末からは、食欲はあるものの、全くごはんを口にしなくなった。
よくよく見てみると、口に入れようとがっつくんだけど、
息が上がって続けられないようだったので、
1粒ずつ口に運ぶと定量の半分ぐらいは食べていた。
呼吸はやっぱり完全腹式呼吸で、
ほとんど定位置の座布団の端から移動もしなかったけれど、
トイレにはしっかりした足取りで歩いて行って用を足していた。
マーシャともちょこっとだけじゃれていたので、まあ元気はあるな、と安心していた。

月曜日の今日は1時限目だけなので、即効帰宅、
準備をして前々からチェックしていた獣医さんへ。
同じ職場の猫好きナースのオススメのこころで、
初診だけれどみてもらえるだろう、とすぐに向かう。

少し道に迷って到着した獣医さんは、とてもこじんまりとしていた。
ドアをあけるとすぐに獣医さんが対応してくれて、診察台に招き入れてくれた。
聴診器を当て、今までの経過を説明。
おそらく胸水か膿胸、あるい肺水腫かリンパ腫。
経過が緩慢なので、おそらく後者2つはないだろうとのこと。
運悪く、そこの獣医さんのレントゲン機器が調子が悪いとのことで、
そこから近い信頼のおける獣医さんを紹介してもらった。

この時点でちょうど正午ぐらい、紹介してもらった獣医さんは14:00~の診察とのこと。
一度アパートに帰ってまた連れだすよりは、
どこかで時間を潰して受診した方がレオンくんの負担が少ないだろうと判断し、
獣医さんからほど近いマックや本屋さんが隣接する大きめのスーパーに向かう。
本とマックを買って、車の中で時間を潰そうと思ったのだ。

本屋さんで本を1冊買って車に戻ると、レオンくんの息があがっている。
こりゃまずかったかな、と思い、日蔭に車を移動させ、
マックでごはんを買ってきて、冷房を効かせた車の中で待機。
と、だんだんレオンくんがぐったりしてきて、意識がもうろうとしている様子。
こりゃいかん、と紹介された獣医に向かうも、まだ14:00前で、
入口の鍵もがっちり閉まっている。
車外に出るとちょうど日陰で風通しがいいのでしばらくそこにいた。
レオンくんの呼吸が落ち着いたようだったので、
駐車場にずっといるのも人目が気になるなー、と、再び車内へ。
すると、みるみる間にレオンくんの様子がおかしくなっていく。
これはいかん、と他の獣医へ向かおうと車を動かし始める。
しかし、意識がもうろうとしている様子で、舌がだらんとしてしまい、
その舌の色が真っ青。
「レオンくん!レオンくん!」
と声をかけながら、ゲージの中から取り出し、運転しながら膝の上にのせる。
少し意識が戻ったようだったけれど、
すぐに一声「にゃあ」と、いつものしゃがれた声を上げた後、
体をわずかにつっぱらせ、その後ぐにゃりと力がなくなった。
私はパニックになりながらも、頭の隅ではどこか冷静で、
「ああ死んでしまった…はやくアパートに戻って、ゆっくりさせてあげよう」
と思った。

半泣きになりながら、でも今泣いてしまったらきっと帰れないと思い、
溢れる気持ちを抑えながら、必死でハンドルを握った。
途中道が混んでいて、思ったように前に進めない。
もどかしさを抱えつつ、帰路を急いだ。

アパートにつくといつものようにマーシャが出迎えてくれた。
「レオンくんは死んじゃったんだよ」
と改めてことばにすると、急に涙が流れ出てきて、
嗚咽しながらレオンくんをゲージからだし、
バスタオルを敷いて体にフィットするソファに横たえた。
まだあたたかくて、まるで寝ているみたいだった。
マーシャも分ってかレオンくんのにおいをかいだり、毛繕いしたりする。
ひとしきりレオンくんのそばで泣いた後、家族にメールをし、
冷え切ったマックを口にした。
ぼんやりしながら、
そういえばアニコム損保の契約更新をしたばかりだった、と思い出し、
窓口に電話してみる。
「ペットが死んでしまったので…」
と言ったところで急に涙がこみ上げてきて、ことばに詰まった。
電話対応してくれた女性はとても優しく親切に、後の対応について説明してくれた。

一晩おいてから火葬してもらおうと思ったが、
レオンくんの体がどんどん固くなってきて、
それにこのまま情が移ってしまうかもしれない、とも思ったので、
今日のうちに公共施設で火葬してもらうことにした。
電話で場所などを確認し、甲府市の環境センターに向かう。
いわゆるゴミ処理場なのだけれど、ちゃんとペット用の窓口があって、
お線香をあげてお願いしてきた。

永眠するまでの経過は本当に後悔するばかりである。
一文ごとにああすればよかった、こうすればよかった、という思いが浮かぶ。
それに、自分はやっぱり冷たい人間かもしれないとも思う。
自分はそういう悲しみ方をするんだ、と最近思えるようになってきたのだけれど、
それさえ自分の都合いいように解釈しているんじゃないかと思ってしまう。

このブログは、レオンくんがいなかったら「猫屋」にはならなかっただろう。
開設当初のネタの半分以上はレオンくんのことだ。
最近ではレオンくんの存在があまりに当たり前のものになってしまって、
記事にすることはずいぶん減ってしまった。

まだまだ一緒にいられると思ったのに。
まだまだ一緒にいたかったのに。
不甲斐ない飼い主でごめん。
レオンくんは私と一緒にいて幸せだったかな?
いつの日か私が空に上がったら、その答を聞かせて欲しい。
愚痴でもなんでもいいから。

私の家族・友人を始め、ブログではいろんな人にかわいがってもらった。
本当にありがとうございます。

今感じている悲しみや後悔を無駄にしないためにも、今ある命を目いっぱい愛していこう。

レオンくん、今日まで本当にありがとう。
また会える日まで、ひとまず、さようなら。

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