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2007年06月15日

傾き加減

テーマ:第二回終わって……

2006-07-02 20:26:09


ヒデ      「確か最初は50数万の小額訴訟だったろ?」

タロウ     「ええ……。」

ヒデ      「まぁどのみち『傷を付けた瞬間』の決定的証拠は無いわけだが……

         それはちょっと置いといてだ。」


え?

それは随分大事な部分だと思うが……。


ヒデ      「幌部分の修理費のみで50数万……で、その幌の傷の原因・頻度・割合がどうので

         『ああだこうだ』と言い合いになってるだろ……。」

タロウ     「ええ……。」

ヒデ      「実に相手さんの手際が悪いというか……下手だというか……生真面目というか……

         正直それに救われてるよ。」

タロウ     「……………。」


???


理解してないワタシに対してヒデさんは……


ヒデ      「例えば最初に修理費云々と難癖つけてガーンと請求されてみ……

         まぁ簡裁でやるなら140万までだが。」

タロウ     「はぁ……。」

ヒデ      「ボディーにもガラスにも傷があるとか言ってさ……。」

タロウ     「……………。」

ヒデ      「で……おっちゃんの飼いネコが車に乗ってる。

         でもタバコの焦げ跡もある。

         他のネコも乗ってる。」


そう……そのとおりだ。


ヒデ      「コレを全部、原告が裁判所で全部ブチまけて……。」


なんとっ!!

川畑が必死に隠そうとしている「あの部分」を全部ブチまけるというのか……。


ヒデ      「お宅のネコ『も』被害の要因の一つなんです。だから140万のうちの5分の1……

         30万くらい負担して下さい。」

タロウ     「……………。」

ヒデ      「こう言われたら……判事(裁判官)としてはどう思うと思う?」

タロウ     「え?」


……………。


頭を真っ白にして、しばらく考えた。


「50数万ビタ一文負けません」「他の要因があっても全て加担していた一要因である被告の責任です」

「他の要因は軽微で、重大過失の被告に50数万の損害賠償を請求してます」


こう言い続けている川畑。


でも……


「ホントは140万の修理代です」「でも他にも要因があります。ボクにも一部責任があります」

「ですが他の加害者はわかりません」「なので被告は少しでいいので負担して下さい」


もしこんな殊勝な川畑だったら……。


タロウ     「『ちょっとくらい払ってやれば?』ってなるかも……。」

ヒデ      「だろ?」


確かに……。

そしてコチラはと言うと……「うちのネコの責任じゃありません」の一点張り頑固ジジイ。


法律に則って裁定をするはずの裁判所ではあるが……裁判官も所詮は人間なのだ。

下手に謙虚にする人と頑固者のガチンコだったら……間違いなく前者に肩入れしてしまうだろう。


ヒデ      「まぁもしそうだとして……判決まで出て、それがどうなるかは判らないけど……。」


判らないけど?


ヒデ      「間違いなく原告が譲歩した30万くらいで和解を勧めて来るだろうね……。

         『お宅にも責任の一端はあるんじゃないか?』って……。」


ふむ。


タロウ     「でもその和解を『飲む』かどうかは自由なんじゃ……。」


……聞きながらすぐに自ら回答が出た。

そうしたら更に「頑固ジジイ」が演出される事になる。


タロウ     「……………。」

ヒデ      「まぁ要するに最初から『1万くれっ!!1万じゃなきゃダメだ!』って言うヤツと……

         『10万戴けませんか?でもまぁ1万でも……後はなんとかします』って言うヤツと……。」

タロウ     「……………。」

ヒデ      「随分古典的だが……そもそもの損害金額が判事には不明確だからな……

         案外有効だったりするんだよ。」


譲り合い・妥協点……確かに刑事事件でも、検察側は重めの量刑を要求してくる。

それを弁護側の主張を考慮し……判決は出る。


「情状酌量」は確かにそうして模索されているようである。


ヒデ      「まぁ今回は『暴走原告君』に救われてるみたいだけどな……。

         大丈夫……気にする事無いよ……こんな陳述。」


そしてしばらく……ヒデさんとの電話は終わった。




そういえば誰かにこう言われた事を思い出した。


裁判所は法律に則って、法律のとおりに判断する場所ではなく……

裁判所は法律だけでは判断し難い双方の主張を、公序良俗や習慣を考慮し妥協点を模索する場所なんだ。


と……。




以下次号。

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コメント

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15 ■リンク切れですか?

目次の172ですけどリンク切れのようなんですけど・・・

14 ■なるほど…

もし、もしもカワ飛蝗が殊勝なフリをしてきてたらヤバいぞということですね。
まぁ、薬缶のような飛蝗にはフリしてもすぐにピーと湧いてバレそうではありますが。
飛蝗が弁護士つけてこなかったから助かった面もあるという感じですね。
飛蝗に一人での訴訟は無理…。

13 ■無題

裁判に関してはタロさん、細川さんがんばれ~って視点で読んでますけど
>タロウ「『ちょっとくらい払ってやれば?』ってなるかも……。」
この観点がヒデさんに言われるまで無かったってのはどうなんでしょ?

モモちゃんが乗っかっていたのは確かな訳だし、病気の話もそうなんですけど、他人様に迷惑かけちゃうかもしれない、それで経済損失が出るかもしれないってのは猫を外飼いする際付いて回るリスクですし
それを目こぼしするかどうかは被害を受けた側の度量に期待するしかないわけで(世知辛いですけどねぇ…)

仮にバッタが常識人で、提訴とかする前に「あのぉお宅の猫がですねぇ…」って言いに来てたら、俺だったら多少は払ってるかもなぁ…
まぁ払うにしても砕石青天井の駐車場に何処まで期待しとんねん、猫以外にも鳩やらカラスやら来放題やろ、そんなんだったら猫乗った分は洗車代の1~2回分で十分やろ?とも思うけどw

ただ、実際のバッタはご近所なのに相談もなしにいきなり裁判、何が何でも全額払えっていう非常識さなんで、その手でくるなら徹底抗戦だってのは、まぁ正嫡だと思いますねw

12 ■でもまぁ・・

仮に川畑くんが50万欲しさに予め大きめの額で訴訟を起こしていたとしても・・
彼のBMW(多分M3?)の幌の、訴訟時の査定ってのも鑑みないといけないワケで♪
訴訟を起こした日の“現状”に回復させると云うのは、新品にすると云うのとは意味が違いますものネ(^^)
車の初年度登録は何時か?
露天駐車での保管の場合、概ねどのくらいの傷みで、どのくらいの査定になるのか。
弁償を完全に免責されないまでも、それならそれで、弁償額の折り合いつける戦いに、恐らく反論ネタは尽きないだろうと思ったり(笑

11 ■そっかぁ

暴走原告に訴えられながらも
救われてたんだ…

プロの意見っつーか裁判所って誰にでも平等なんだって事を改めて思い知らされますねぇ

でもバッタちゃんの言動とか行動は一般人の私からしたら理不尽な要求だと思います


10 ■この回のブログは上げても平気ですか?

今回の内容は今後、同様の裁判を起こす人(もちろん、新しい猫で裁判を起こすかもしれない川端も)が悪用しないか心配です
原告が勝つことを前提にですけど、複数の猫が乗っている車で「100万かかるけど10万だけ」の裁判を10件起こせば100万ですもんね

ピッキング防止の方法のニュースを見てピッキングの方法を学んで犯罪を始める人がいるように、原告勝訴の方程式につながりそうなことはぼやかした方がいい気もします

まぁ、山田さんの本をみんなが買って読んでいればそんな危険も少ないでしょうけどね

9 ■無題

最近の裁判は世間一般通念てか、裁判官の台所事情が絡んでる裁定がある気がする。
著作権関連は特に。

もしかしたら昔からあったけど、ネットに流れて目に触れる機会が増えただけかも知れないけどね。

8 ■無題

最初の裁判の時ですら裁判官は和解を持ちかけて来ましたしねぇ。
モモにも僅かでも責任の一旦があると判断されてしまったら、減額はされるでしょうが敗訴ってことも考えられますね。

7 ■結局・・

「実録」の時は“ネコちがい”だったけど・・
今回の件、最初に「幌の交換修理費の内、原価償却分を差し引いた額○○万円の負担を・・」てな訴訟だったら、多分細川さんに幾らかのお金を負担する判決になっていたと思うのです。
・・が!・・
そうしないのが、川畑クオリティー♪
それゆえ、本来なら取れていたかもしれないモノも取れないと♪
それこそ、川畑くんを川畑くんたらしめる仕様なりナリ☆(笑

6 ■無題

ヒデさんの言うような流れで来たら
納得してしまいそうやなぁ。
いつかの為に覚えておきます。

5 ■ヒデさん

コワモテ大人の事情でツンデレなイメージでしたが、
やっぱり本職はキレモノ弁護士さんだったんですね。

4 ■なるほどー

いままで読んできた中で
最後の一文が一番勉強になったかもしれませんね。

裁判所の本質ですね

3 ■マネしないでねっ

読んでちょっとゾッとしました。
かねがね「川畑氏が普通にドキュンでよかったな」とは思ってましたが、「そうか、恐喝のプロはこういう手を使うのか…」と。

彼がなまじ変な自信を持っているからこの裁判は泥仕合になっているんでしょうね。
もしプロのお仲間がいたら、今頃は細川さん、泣き寝入りかも…。

2 ■無題

「コップの中に『半分しか水が無い』『半分も水がある』」みたいな例え話、最近よく耳にします。

完全勝利のシナリオに酔っている川畑氏のこと、多分気づいていないのでしょう。

1 ■大丈夫かな・・・

川畑氏もこのブログ見てるとしたら、余計な知恵を付けたかも・・・
猫裁判第三弾が無いことを祈ります。

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