12月19日の戦略

テーマ:

にほんブログ村

商品先物 ブログランキングへ

 本日は以下が予定されております。

18:00 10月ユーロ圏経常収支(季節調整済み)
18:30 11月英小売売上高指数(自動車燃料含む)
22:30 米新規失業保険申請件数
24:00 12月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
24:00 11月米中古住宅販売件数
24:00 11月米景気先行指標総合指数
※EU首脳会議(20日まで)

 FOMCで量的緩和縮小が決まったことで、一応は今年最後の注目イベント終了といった感じですね。

 昨晩のNY原油は、高(98.01ドル)安(97.02ドル)の約1ドル幅を動き、高値圏の97.8ドル(前日比0.58ドル高)で引けましたが、注目のFOMC発表の4時のタイミングでは瞬間的に約30セントほど下げ、すぐに下げ渋って戻す展開でした。引け際の5分でも約30セントの急上昇で高値圏を維持する動きを見せるなど強い引け方をしております。
 EIA在庫統計値は以下で、それを受けたNY原油の初動は直前の当日高値からの下落となり、その後1時間かけて約80セントの押し場面となりました。

【EIA在庫統計】
・原油       :294万バレル減
・ガソリン          :134万バレル増
・中間留分     :211万バレル減
・クッシング原油  : 60万バレル減

 昨晩の原油に関する記事は、以下です。
------------------------------------------------------------------
【ロイター】
 18日の米欧石油市場では、英国産標準油種の北海ブレントと米国産標準油種のWTIがそれぞれ反発した。米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和策の縮小が決定されたものの、影響は限定的だった。
 連邦準備制度理事会(FRB)はFOMCで、月間850億ドル規模の量的緩和策の規模について、750億ドルに縮小することを決めた。量的緩和縮小の報を受け、堅調に推移していたブレントとWTIは一部値を消したものの、売りが一巡すると再び買いが入った。
 アゲイン・キャピタルのジョン・キルドフ氏はFRBが量的緩和縮小を決めた理由に関して、経済データで米経済が十分に底堅いと示されていることが背景にあると指摘。その上で、「こうしたことは原油や石油製品にとって強材料だ」と強調した。
 また、米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計も一定の支援要因になった。EIAによれば、原油在庫は前週比290万バレル減の3億7230万バレルとなり、市場予想(230万バレル減)を上回る大幅な取り崩しとなった。
 ブレント2月きりは1.19ドル高の1バレル=109.63ドルで終了。前日は約1ドル安だった。
 WTI1月きりは0.58ドル高の97.80ドルで引けた。米住宅関連指標を受け、98.01ドルまで上伸する場面があった。

【ブルームバーグ】
 ニューヨーク原油先物相場は上昇。連邦公開市場委員会(FOMC)は量的緩和の縮小開始を決定し、雇用市場の判断を上方修正した。FOMCは月額の資産購入額を850億ドルから750億ドルに減額すると発表した。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計によると、先週の米原油在庫は294万バレル減少した。
エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「緩和縮小の発表は景気改善への信頼感を物語っており、来年のエネルギー需要の拡大見通しを支える」と指摘。「最近の一連の経済データはさらなる成長を示唆した。当局はこれで緩和策を縮小するよりどころを得た」と続けた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物2014年1月限は前日比58セント(0.60%)高の1バレル=97.80ドルで終了。終値としては10日以来の高値。

【ウォールストリートジャーナル】
 18日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)では、原油先物が反発した。米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日、債券買い入れ措置の規模を減額すると発表したが、トレーダーらはこの決定が経済成長や原油需要拡大の前兆だと解釈した。
------------------------------------------------------------------

 原油市場では、量的緩和縮小の決断に至った景気動向が好感された、という状況だったということですね。

 その他、同じ見方でダウが急伸、一方でネガティブ反応により、ドル高や金安が顕著でした。これらの銘柄に対して原油はというと、反応乏しくマイペースな動きを続けているようです。

 最近のNY原油相場を見ていて思うことは、ここ数日連日で日本時間23時のNY原油立会から買われて、当日高値まで上昇する展開が続いておりますが、結果的にはレンジ高値圏を維持する程度の動きに終わり、堅調ですが活気のなさを感じます。
 買い疲れから反落は近いと考えておりますが、その前に現値位置からの上昇には踏み上げが誘発される可能性もあり、判断が難しいところですね。

 当方は、NY原油2月限の97.95ドルで売り参戦したところで、昨晩の引け際の強さが気になりますが、概ね95~98ドルのレンジの見方に変更なく、割り切って98ドル水準は売りで様子見です。
AD