記憶カメラ

テーマ:
ドラえもんの道具みたいだが

頭の中の映像の記憶を 
そのままカメラに納める事が出来たらと

絵を描こうとするとき いつもおもう

そう

頭の中にはもうすでに
完成形の絵があるのです

それはどこか遠く 異国のお屋敷の
暗い廊下を歩いて 突き当たりの開かずの間

扉を開けると沢山の財宝に混じって
無造作にばら撒かれている古い絵画 

部屋は暗く 薄暗く ボンヤリと窓からの灯りで
浮かび上がるその絵 その絵を眺めているわたし

けれど それはその部屋からは持ち出せない
わたしはその絵を床に置き 部屋をでる


少しでも早くその記憶が消えないうちにと
 描き始めようとすると
いつも 明確なディテールを見失い
ボンヤリとした輪郭をひたすら思い描き

思い出せずに その絵のなんとはなしの
感覚だけを描き写そうとする作業

私にとって絵を描くというのは
そういう作業なのですな

まあ、異国のお屋敷でなくても良いんだけど
ちょとカッコつけたのね。笑

どこか 薄ぼんやりとした 暗い場所に 
ちゃんと完成品として 絵はあるのです

そのとおりに描けないのは
全ては自分の技術不足

イライラして止めたくなる作業なんだけど
その 力量と記憶の妥協点が 出来上がりになって
それはそれでその時点の
 自分にしか描けない絵なのか?
と開きなおりながら描いてます。


来年 1月 平野のギャラリーhana輪さんに
作品出します

詳細後日

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