冷房無し、指定席なし、鈍行列車のみ。しかも、2時間30分。
「それでも乗りたい」、それが鉄道ファン垂涎の
スリランカ鉄道、波際を走る列車です。
まずは、この車窓をご覧あれ!
まるで、波が電車に入ってきそう。
こんな風に波打ち際を走り続けます。
ぎりぎりの海岸を走る場所では、観光客が大騒ぎして写真撮影。
地元の乗客は、「また、始まったか」ということで、静観。
それでも、眺めの美しさは毎日見ていても、飽きないのだろうなぁという感じです。
ただし、暑くてうつらうつらは、みんな一緒。
私は、やっと念願がかなって乗れたので
2時間30分、ずーと、ワクワク。目がらんらん。
海のほかにも、
お墓があったり
家の中がみえたり
作っている途中の橋をゆっくり(たぶん揺れると落ちる)、渡ったり
漁のための船があったり。
ちなみに、満員の時は検札は省略でしたが
今回は3人がかりでやってました。
2時間30分も乗るとなると心配なのがトイレ。
事前情報では、無いとのことでしたが、2CLASSにちゃんとありました。
※幸い利用せず。中は怖くて(笑)みませんでした
10両ぐらいの列車の中で、2CLASSはたった一両。
でも、3CLASSは、よく見る風景のこんな感じですから
一両でも、観光客は2CLASSに乗ります。
西洋人に席を譲ることはあまりないのですが
私たち夫婦については、よっぽど心配だったのでしょう
スリランカのおじさんも、若者も、席が空いたら
「とにかく、あの2人を座らせろ」と、いう感じで、譲っていただきました。
こんなに疲れていたら、仕方がないか~。
私たちが乗車したゴール駅は、
牽引車を一度外して、付け替える駅。
この風景も、鉄道ファンはわざわざ見に行く作業です。
駅には、売店があり
トイレがあり、
のんびり、1時間前から待つ人多いです。
でも、スリランカの鉄道は、ほぼ時間どおりに運行されており
また、遅れが出る場合は、切符売場で
「20分、遅れてるよー」
と言われたりします。
ただし、都会の駅「コロンボ」だけは、笑顔無しですが。すごい人が多いので。
さてさて、【ご参考までに、鉄道利用 備忘録】
・時間はスリランカ鉄道HPで、きっちり検索可能
・どこ発の電車か、チェックを。着いた電車が、もう満員ということもある
・鈍行と快速がある。かかる時間が違うのでご注意
・セカンド車両はとても少ない
・早めに行っても、セカンドカーは、どこに連結されるかわからないので、着いてから走って探す必要あり。これが大変
・ファーストクラス(冷房付き)は一路線のみ(コロンボ・キャンディ間。ネット購入可能)
・他は、セカンドとサードのみ
・切符売場は「行先、希望クラス」で全く違うので、周りの人に聞いて、並ぶこと
・スリランカの人は「わからない」時は、わからないと言ってくれる
・コロンボ駅では、教えてくれてお金を要求する人もいるが、「NO」と言えば大丈夫
・英語が公用語なので、大体、通じる
・教えてくれる人は、とことん親切。事情を説明するとみんな何とかしようと考えてくれる
・駅名が無いのがほとんど。だから、降りる駅は、大きな声で聞けば、乗客が教えてくれる
・鉄道はすごく安い
・安くて、エアコンのある快適なバス旅もある
・どんなに混んでいてもジュースや水と、お菓子を売りに来るので安心
・長い距離なら、トイレも1つぐらい付いている(らしい)
◆スリランカ鉄道HP
http://www.eservices.railway.gov.lk/schedule/searchTrain.action?lang=en
以上、お役にたてば幸いです。
■カフェ&バー「猫八」
営業時間
水・木・金曜=16:00~23:00
土・日曜=13:00~23:00
定休:月・火曜
公式ブログ
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