ここで起死回生といきたくて、
抗がん剤とは別の治療法にもチャレンジすることにしました。
ペプチドワクチンという特異免疫療法です。
現在は、久留米大学で治験が行われています。
まだ治験段階でエビデンスがないので、抗がん剤と併用します。
まるですぐにでも行えるような言い方ですが、
実は、HLA型が合わないとできません。
それ以外にも細かい参加条件があります。
主治医に相談したところ、
型以外の条件はおそらくクリアできるだろうとの事。
まずは条件を満たしているかの書類診断があり、
通れば連絡が入って初診の日にちが決定する。
型は初診の時血液検査を行う。
・・・・・・・今は、書類を送って、向こうの連絡待ちです。
9月/初の検査結果を9月半ばに聴いてから、
なんだかんだで必要書類を送ったのが9月後半。
書類診断が一週間程度かかるらしいので、
久留米大学から返事が入るのが10月最初の週。
初診が翌週になったとして、型が合って治療開始は10月半ばか?
併用する抗がん剤は、ペプチドの治療方針が決まらないと始められない。
せっかく型が合ってペプチドを受ける事が出来るようになっても、
その段階で抗がん剤による副作用が始まっていたら、
おそらくペプチドは中止になるから。
ただ待っている。
もしこの間に再発が進んだら?
ただこのことばかりを考えてしまう。
ペプチドの話を持ち出したのは私。
主治医は「受けたければどうぞ。協力はします」というスタンス。
決定は夫の意志も確認してふたりで決めた。
不安の持って行きようがどこにもない。
もし進行してたら。
全然効かなかったら。
私の判断は夫の寿命を縮めることになりはしないか。
自分から言い出すんじゃなかった。
人に決めてもらうのは、なんて楽なことなんだろう。
色々なサイトを巡って得た情報を集約すると、
「1カ月半では心配するような大きな変化は無い」
そもそも主治医にも確認していて、
「病変はまだ小さいので大丈夫、待てます」との事。
もっと主治医を信用しなければいけない。
分かっているんだけど・・・・
しや、信用はしているんだけど、
あまりにも言い方が素っ気ないので、不安がつのるのです。
悩みすぎて、このままじゃハゲそうなので(笑)
医療相談窓口についに初めて行ってみるか?と。
夫が掛かっている総合病院には、ガンに関する相談支援窓口があるのです。
でもいったい何を相談すれば?
私は、再発の進行がただただコワイ。
もう一度、主治医の口から「絶対大丈夫」と聞きたい。できればその根拠も。
そのために、主治医に時間を作ってほしい。
ふざけんなーって言われそう(>_<)
だって、私の満足を満たすためだけに、そんな時間作れるわけない。
あの、鬼のように忙しい主治医の時間を。