ニュース。ニュース。
この度、
アニメ映画「この世界の片隅に」の主役すず役に
能年玲奈さんこと“のん”さんの起用が決まり
最新の予告編が発表されました。
この一報を聞いて、運営陣やるじゃん!・・・と思った次第。
能年玲奈さんといえば事務所と対立関係にあって、現在進行形でいがみ合ってると聞いており、今回の声優決定の発表直前にも、公式ブログなどSNS関連の立ち上げをしたものの、圧力により各種メディアのブログ解説記事が一斉削除されるなんて報道がされておりました。
「あまちゃん」とかわたしは見てなかったので、まったく彼女に思い入れはないながら、メディアに圧力をかけるような横槍の入れ方はセコいなぁと思っていたわけでして、今回、「この世界の片隅に」で大々的にポジティブな報道がされている状況に、外野ながら良かったなぁという思いとアニメ映画陣の配役に「GJ(グッジョブ!)」と親指が立ちました。
そもそも「この世界の片隅に」という映画は監督の片渕須直さんの企画を発端に、監督直々に原作者のこうの史代先生に許諾の手紙を行なったり、資金調達にクラウドファンディングを利用して記録的金額(約3600万!)を手に入れるなど主流のアニメ映画とはちがった過程を経て作られている映画です。
メディアとズブズブだったりすると、タイムリーに『干されている』なんて報道されている方を主演に持ってこれるものではないのですが、この映画のポジション的にはそれができてしまうのだからすごい!しかも、所属事務所のいざこざだとかそんな話、ファン達からしたら関係のない都合です。活躍を楽しみにしている人々の消費を抑える悪い流れでしかないので、今回の起用はまさによくやった!と思わせられる起用なのです。
芸能人声優となると実力が心配ではありますが、メディアの都合による起用じゃないという逆の安心感と、片渕監督の「のんさん以外のすずさんは考えられない」というコメントからも“意味が乗っている”キャスティングだと思っています。
非常にポジティブな期待な印象が強まった「この世界の片隅に」は11月12日(土)公開とのことです。この経過だけを見ても、映画の出来云々とは別として、話題になって欲しい一本です。
能年玲奈1stフォトブック「ぐりぐりぐるみ」 (TOKYO NEWS MOOK)
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