「ジャングルブック」の感想。そう来たか!実写化を経ることで成功したり失敗したり | アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

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山の日公開映画第二弾。

海外では大ヒット作となっております。

 

 

 

ジャングルブック

を見てきました。

 

 

 

 

 

 

中国では初夏にすでに公開済みであり、私もそのタイミングで見てきました。中国でも堅実なヒットをかましている一作です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見てきた感想をざっくり一言で言えば

 

 

 

 

 

なかなかのおもしろさ

 

 

 

 

 

期待してたぐらいの楽しさは得られたので良かったですが、イマイチ大傑作と言えるような魅力までは見つからなかった一作でした。

 

 

もう少し詳しい感想を書いていきますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●割とアニメ版に忠実な実写版!

 

オープニングのいつものシンデレラ城がちょっと違う!(眠れる森の美女の城)という2Dアニメの導入から、徐々に3DCG化していく様は見事、まさに今回の「ジャングルブック」は、アニメ版をいかに実写化するか、という作品でした。

 

 

 

 

私は実写版を見た後に、復習ついでにアニメ版を見たのですが「マレフィセント」とは違って、忠実とまでは言えないけどかなり原作に近い実写版となっておりました。

「ジャングルブック」を実写化することで、ディズニーのアニメ版独特の“顔芸”がなくなってしまったのは惜しい反面、リアルな動物達がペラペラ喋ったり、人間とコミュニケーションをとってアクションを起こす様な楽しさが生まれたそんな一作でした。

 

 

CGで精巧に作られた動物達をウリにしているだけあって、それぞれ本物の動物達のようで素直に驚かされました。あり得ない動物と人間のコミュニケーションがさも本当に有るかのように見れるって、とても面白いことなのだと実感しました。

 

 

あのジャングルが全部作り物なんだからすごい。

 

 

 

 

 

 

 

 

●リアルすぎて怖い動物たちも。

 

 

そんなリアル化がうまくいっている一方で、違和感が生まれてしまうところもあり。

特にオランウータンのキングルーイが怖い!

 

 

アニメ版同様歌を歌ってくれるんだけど、ビジュアルも相まってキャラが違って見えるから、なんだか不気味。愉快に歌ってはくれるんだけど、アニメだからコミカルなイメージとして見れた動物達が、どうしてもリアルすぎて、コミカルには見えなくなってしまっていました。

日本語吹き替え版はアニメ版と同じ声優さんを使っているらしいので、私も吹き替え版を見たとしたら反応はちょっと変わったかも・・・、いや復習で見たアニメ版も原語版だからそんな変わらないか・・・。

 

 

子どもにとったらトラウマかも・・・。

 

 

くまのバルーこそキャラクターのおかげで可愛く見えるけど、やっぱりビジュアルだけ見るとちょっと怖い。ビジュアルがリアルな分シリアスになりすぎてマイナスに思う部分もありました。

 

また、クライマックスの大惨事も、モーグリは結構大きな事件やりすぎて、取り返しつかないレベルなのでは・・・とも思う次第。動物達の寛大さに感心いたします。やはり良くも悪くも画の力は強いのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●この映画も傑作エンドロール!

 

 

そしてエンドロール好きとしては本作も捨て置けない傑作エンドロールだったことは述べておきたいです。

 

 

本作のエンドロールは2パート。

ジャングルブックのタイトルよろしく飛び出す絵本型に登場キャラクター達が続々登場するのがAパート。ここでも平面⇒実写へのテーマを示すものとなっています。

こちらのサービスだけでも、良いじゃん良いじゃん、と思うのですが・・・まだ終わらない。

 

続いてBパート。

ジャングルクルーズを体験するかのように様々なジャングル型の風景を冒険していくパートに入ります。すごくシンプルなビジュアルなんですが3D効果もうまく利用し、没入感は抜群。どちらかというとこちらのパートの方が私は楽しめました。

 

 

また、このパートで流れるスカーレットヨハンソンが声をあてた大蛇カーのテーマ曲は秀逸。本編では出番が少なかったのが悔やまれるほど、いい味出してました。モバイルゲーム「ディズニークロッシーロード」でもカーを使うと、しっかりこの曲が流れてくれたりします。グッジョブ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディズニーアニメを実写化すると、こんな出来になるんだよ!という挑戦作として、なかなかの秀作でした。アニメ版以上の見応えはあったと思います。こうなってくると噂されている「ダンボ」の実写化なんかも良いのが期待できたりするのかな・・・と思う一方、リアルなゾウを主役に添えてイケるものなのか不安も感じる次第です。

 

今後もディズニーアニメを実写化するらしいので、その意欲作としても必見の1品なのではないでしょうか。

 

 

 

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