大好きだった陸前高田の海

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今夜、妹からメールが来た。

『高田のおじさんらしき遺体が見つかったって』


その後2時間くらいして、

『やっぱりそうだったって。』


盛岡に所帯構えた私より1つ年下の長男が確認。

車に乗せて、長男の妹の嫁ぎ先に連れて帰ったって。

そこで、おばさんと、ばーちゃんが帰るのを待ちたいって言ったそうです。

今年の元旦に届いたおばさんからの年賀状。


『もう何年帰ってないの?

頑張り屋なのはわかるけど、

今年辺り、松原の海見に帰ってらっしゃい』


涙が止まらなくなった。


おじさんは、寂しがり屋なんだよね。

ばーちゃんは、そんな一人息子が大好きで。

厳しいばーちゃんなのに、

息子にだけは甘くて。

おばさんは、厳しい姑に対抗して、

いつも言い合いしてた。

2人とも、海のオンナって感じで、

激しくて、サッパリした、カッコいいオンナだった。

2人の喧嘩はいつも大笑いで幕を閉じて。

それを、おじさんはニコニコ見てた。


何年もご無沙汰しちゃってた私を許してください。

落ち着いたら、

おっきくなった息子達連れて会いにいきます。

合掌






iPhoneからの投稿
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震災の日:子ども編

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震災の日。


長男は、近所の地区センターで1人勉強していた。


持って行ったお弁当を食べて、午後の部開始と思った時の地震だったらしい。


幸い、避難所にもなっている地区センターだったので、


職員の指示に従って体育館で避難。


携帯で私に連絡を入れたらしいけど、メールも電話も通じず。


でも、朝地区センターにいる事は話してあるから大丈夫だろうと思って、


その場で夕方まで避難していたと。


家に最初に帰った長男。


幸いにして、家の中も無事。


築20年になるこのアパート、なかなかやるなぁ。


玄関灯が点かなくなっていただけだった。


テーブルからコップが1つ落ちて壊れていただけで、それも片付けたから大丈夫と。




次男が問題だった。


部活が終った後、横浜のラケットショップで地震にあって。


店員の指示で非常階段を下りて横浜駅に。



ここで、次男の取った行動は、トイレに行く、だった。


災害で困るのはトイレ。


きっと混雑したらなかなか入れない。


一緒にいた部活仲間を連れてトイレを済ます。


そして次に1度駅から出てコンビニに。


その時点で、既にパンやおにぎり、お弁当類は完売状態。


なので、チョコレートを2箱購入。


それを持って、また駅に。


駅でもペットボトルの水が配られたそうで。



で、ここからどうするか。。。家まで徒歩25kmくらい。


歩けない距離ではないと思ったって。


でも、一緒にいた友達が既に携帯の充電が切れそうで。


親にも連絡が取れないと半泣き。


これを置いてはおけないと判断。


次男の携帯から、その友達の母親に連絡。


『一緒にいます』って。



後に、そのお母さんからホントに感謝されました。


一緒にいてくれなかったら、どうしていいかわからなかったと思いますと。


ホント、うちの次男はそういうところすごいのです。



結局、2人で横浜駅で夜明かしも覚悟したそうです。



途中、私にメール。


『Fと横浜駅に避難してる。迎えに来れる?』


私は仕事中に何度か連絡入れるんだけどすれ違い。


でも、『絶対行くから。横浜駅で待ってて』とメール。


仕事が終わって一旦家に戻って、次男を迎えに向かいました。



いつもは30分で着くところ、その日は2時間以上。


どこも大渋滞。


歩道には徒歩で帰る事を決めた人がいっぱい。



やっとたどり着いて次男と再会。


結局、F君のお母さんの方が先に迎えに来ていて、1人でした。


『良かったよ~。Fのお母さんと連絡着いて』


おいおい。。。あなた、自分よりF君の心配?って。



でも、やっぱり次男はそういう子だなぁ。


クールで色んなことに惑わされない。


冷静な判断が出来て、でも、友達には熱い。



次男を見つけた時、ホントに泣けた。


やっと会えたって泣けた。




こんな、被災地から離れた場所での地震でも、


子どもと会えなかった数時間、本当に苦しかった。





この地震で被災された全ての方に・・・


生きる事を、ただそれだけを、今は頑張ってほしい。。。




私も、出来る事を、私なりに考えて。


故郷の為に頑張ります。






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震災の日:仕事編

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2011.3.11


あの日から、まだ10日。。。


もう10日。。。




いつもと変わらぬ朝でした。



長男は、第1志望だった私学に合格したものの、来年国公立を受験すると言って浪人を決めていたので、

この日も朝から近所の地区センターで勉強すると言うのでお弁当を作ってテーブルに。


次男の学校は期末試験が終わって採点週間で学校の授業は休み。

午前中から部活があると言うので、6時に家を出るって言うので、お弁当持たせてお見送り。


外来師長が休みだったので、主任の私が師長代行の日。

朝師長会があるのでいつもより20分早く出勤。


午前中の診療が押しちゃって、休憩を取れたのは13時過ぎ。


昼休みを終えて、午後の外来に。


あの日は整形外科の担当でした。


そしてあの地震。。。


勤め始めて20年。あんな地震は初めて。


師長がいないので、すぐに廊下に出て、近くにいた車椅子の患者さんのそばに行った。


手を握って、『大丈夫、大丈夫。一緒にいるから』それしか言えなかった。


自分に向けて言っていたんだと思う。


地震がおさまって、すぐに外来を巡回。


うん、全員無事。患者さんも異常なし。


すぐに看護部長に電話を入れる。『外来、患者様、スタッフ共に異常ありません。』



どうやら病院全体に異常はなかった様子。


と、TVを見ていた患者さん達から声が上がった。


『東北で大地震だ!!津波も来るみたいだ』


心がざわざわした。


私の故郷は岩手県の一関市。地震の多い県だ。


海側ではにので、うちは津波の心配はないけど、とにかく大きな地震。


すぐに実家に連絡をしたかったけど、私は仕事中。


駆られる気持ちを必死に押さえて残りの外来の勤務を全う。


でも、外来のスタッフは、殆どが小さい子を持つお母さんナース。


17時定時の所、16時半頃には小さい子どもを持つナース達を帰した。


その頃、救急外来の当直勤務に来る予定のスタッフ2名からメール。


1人は 『最寄駅が閉鎖されていつ着けるかわかりません』


もう1人は、 『第3京浜が停電で閉鎖。車が動かせない状況。』



それでも、救急外来は17時から開かれる。。。


私が残るしかない状況。


まだ子ども達とは連絡が取れていなかったけど、高2と項3の息子達。


きっと、自分達の判断でどこかに避難しているはずと信じてそのまま外来に残る事に。



電車のスタッフには、『無理だと思うから今日は気をつけて家に帰ってね』とメール。


車のスタッフには、『何とか車動いたら病院に向かって。急がなくていいから』とメール。



うちの病院は無事だったけど、近隣の病院では停電もあり、救急の受け入れが難しい状況。


早速当直帯に入って救急搬送以来。


停電した部屋の中で転倒して腕の骨折。


搬送して来た救急隊員が、『地震以来初めて普通に電気が点いてる病院に来たよ』と。


こんな離れた場所でも、地震の被害が出ていると実感。



18時半頃。


携帯が鳴った。


妹からだった。


『お姉ちゃん、大丈夫。みんな大丈夫だからね!!』って。


その後母の声が。


『あんたんとこ、もうそろそろ米なくなるべ?来週くらいには送るからな!』 


って。


この頃、実家では停電で何も情報が得られない状況。


それにしても。。。震度7の地震の後、この母親は自分達の命の心配よりも、


うちの米の残りを心配するんだ。


そういう母なのだ。


そして父は、


『エコポイント送るからな、地デジ見れるTV買うといいぞ』 って。


停電で真っ暗な中で、この親達は、私の家が地デジ対応TVが買えないでいる事を心配するんだ。


そういう両親に育てられたんだ。


涙が止まらなくなった。


でも、救急外来の勤務中。


涙拭って、仕事に戻った。




21時半。


車で向かっていたスタッフが到着。


看護部の責任者として泊まる事を決めていた看護部長が、調理場を借りてご飯を炊いていた。


帰れなくなったスタッフにおにぎりをと。


1人で何十個ものおにぎりを握っていた。


そのうちの6つを手渡してくれた。


『お子さん達に食べさせて』って。


緊張の糸が切れて、涙が溢れた。






MOTHER

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昨日から日テレで始まった『MOTHER』


主人公の松雪の娘として生きていくことを決めた7歳のれなちゃんが好きなものを書いたノート。


切なくて。

これから見る人もいるかもだから、
詳しいことは書かないけど、


子どもを虐待したり、
捨てたり、
赤ちゃんポストに入れたり、


そんなことをしてしまった、しなくてはならなかった全ての母親に、


どうか、確かに母性があったと思いたい。


そして、子ども達の未来が、
『好きなもの』を抱きしめて生きられる未来であって欲しいと願わずにいられません。


ドラマだけど、
色んなことを考えたり、
思い出させてくれるドラマでした。

年に1度だけだけど参加している『オレンジリボン』の活動。

ドラマをきっかけに少し興味を持ってくれる人が増えるといいな。