書家詩人 荒木游莫(旧寝言堂)の「根拠はないが心配するな」

感謝・癒し・怒り・笑い・励まし」などの筆文字の言葉・メッセージ・詩・コトバ・書、出張イベント・実演の模様を日々更新しています。日々闘う日本人への応援ブログです。

NEW !
テーマ:

(昨日の酔人の独言より)

 

 

腹一杯で仕事をするのが嫌いだ。

 

 

満腹だと神経が研ぎ澄まされない、そんな気がするからだ。

 

 

それと似た感覚で、独り、筆を持つとき、夏は冷房を入れず、この時期なら暖房は使わない。

さすがに今宵は筆を持つ手が震えたが、震えたところで下手クソなのは変わらないので、身体が耐えうるところまでやってみた。

 

 

集中すれば、案外、やれるもんだ。「心頭滅却すれば」は、本当かもしれない。

 

 

そうして、疲れて筆を置き、録画した今日の情熱大陸を先程観た。呑みながら。

 

 

冷たいビールが、殊の外、身体の芯に響いたので、バカ安い焼酎を、熱いお茶で割って呑み、そして、今にいたる。

 

 

情熱大陸を観て、何か語りたいことがあったはずなのだが、ここまで書いてすっかり忘れてしまった。ま、たいしたことじゃなかったのだろう。

 

 

今宵は、たいして呑んでいないのに、すっかり千鳥足の僕の脳みそは、全く突然に、昨日が1月15日だったことを思い出す。

 

 

1月15日、、、。

 

 

幸せな月曜日。これが導入される前は、この日が「成人の日」の祝日で、成人式が全国的に行われていた。

 

 

成人の日の当事者であった僕が20歳の1月15日。

 

 

高校の同級生は皆、生まれ故郷(島根)の成人式に出席していた。東京の大学に通う僕にも、実家から案内が転送されてきた。

 

 

しかし、僕は田舎の成人式には出なかった。その翌日の1月16日、大学で試験があったのだ。田舎に帰ったら、翌朝の試験には間に合わない。

 

 

1月15日。僕は、相当、不真面目な学生だったが、不真面目は不真面目なりに、付け焼き刃で勉強し、翌日の試験を乗り切ろうとしていた。成人式のことは、すっかり忘れていた。

 

 

その昼。

 

 

隣駅に住む大学の同級生の竹下君から突然、連絡があった。同級生といっても、彼の歳は二つ上なのだが。

 

 

明日、同じ試験を受ける彼が、「今から行くよ」と言うので、最寄り駅まで迎えに行った。何か試験の秘策でもあるのだろうか。

 

 

改札を出てきた彼の右手にはビニール袋がぶら下がっていた。

 

 

「おぅ、どうした!?」と言う僕に、竹下君は、その袋を差し出し、こう言った。

 

 

「成人、おめでとう!」

 

 

袋の中には、缶ビールが三本入っていた。

 

 

それが僕の「成人式」だ。

 

 

あれから長い年月が経って、どれだけ成長しただろう。

 

 

冷徹だった性格は、多少丸くなった。涙もろくもなった。

 

 

人見知りは変わらない。
 

 

短気もそれほど直っていない。
 

 

頑固さは年々増している。

 

 

弱かった酒は、多少強くなった。酔い潰れて眠る前に昔のことを思い出すぐらいには。

 

 

■ ご案内 ■
 
書道教室(横浜)・作品依頼・お問い合わせはこちら。
荒木游莫のHP
 
荒木游莫のfacebook
http://www.facebook.com/negotodo
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事  もっと見る >>

テーマ:

 

 
自分との闘い
 
って言うけれど、
 
でも、やっぱり、
 
仲良しがいいなぁ。
 
自分ぐらいは、
 
自分と仲良くしてたいなぁ。
 
 
■ ご案内 ■
 
書道教室(横浜)・作品依頼・お問い合わせはこちら。
荒木游莫のHP
 
荒木游莫のfacebook
http://www.facebook.com/negotodo
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)