2009-01-01 12:00:00

【再放送】とろ吉のドラクエ法律学

テーマ:FC

この時期、テレビは特番が多いよな。で、昼に前年放送された特番の再放送というパターンも多い。これにならって俺も再放送・・いや、再掲載というブログでは斬新かもしれない試みにチャレンジしてみたいと思う。


※以下の文章は2007年11月10日~12日にかけて掲載した記事を再構成したものです。


【シリーズ連載】とろ吉のドラクエ法律学①

ドラクエネタで定番といえば、他人の家の物を勝手に持っていくそのジャイアニズム(※1)だろうな。

(※1)ジャイアニズム(じぁいあにずむ)
「お前のものは俺のもの。俺のものは俺のもの」というローカルルール


ここで、ひとつ例をあげてみようか。

―民家で壺を割って、やくそうを手に入れた。

これを現在の日本の法律に照らし合わせると、以下の罪状が考えられるんだよ。


・住居侵入罪
・器物破損
・窃盗罪

これはまずいよな。被害者にしてみれば、世界の平和の前に我が家の平和を守ってくれと言いたいことだろう。


このような犯罪行為が常習化している勇者一味一行が何故逮捕されないのか?様々な説があるが、ひとつずつ検証してみるとしようか。

①勇者特権説
世界を救う勇者様御一行は特別な存在である。よって法などに縛られはしないのだ。


という、わりとメジャーな説だ。たしかにいかにもありそうな話ではあるよな。日本にも外交官の不逮捕特権(※2)という似たような制度があるし。


(※2)不逮捕特権(ふたいほとっけん)

現行犯であっても保障される、ただし殺人など凶悪な犯罪を犯した場合に一時的に拘束する場合を除く


うん。解決。・・・と、思ったがちょっと待ってくれよ。この特権は勇者一行に与えられるものと考えるのが当然だろう。となると、ドラクエ4で勇者と合流前のライアン、アリーナ、ブライ、ザラキ野郎、トルネコ、ミネア、マーニャは、特権を持っていないハズ。だが、ご存知のとおり彼らは1~4章でも民家から持ち去り放題だ。特にトルネコは悪質だ。盗品を扱う商人など、さらに何らかの罪に問われそうだぞ。


さらに。さらにだ。勇者は一体どのタイミングで、この特権を与えられているんだ?おそらく王様に100ゴールド貰うシーンで、お金と共に特権も与えられていると考えるのが自然だろう。さすがに100ゴールドぽっち渡して魔王倒して来いなんてムシのいい話だしな。


それなら納得かと思いきや、冒頭で王様に会うのは、ドラクエ1~3だけだ。4~8は王様公認の勇者ではないし、庶民にも勇者として認知されていないだろう。


上記を踏まえると、残念だが勇者特権説には無理があると言わざるをえまい。だが、まだ様々な説がある。きっとこの疑問を解決することができる筈だ。


【シリーズ連載】とろ吉のドラクエ法律学②

―民家で壺を割って、やくそうを手に入れた。


勇者による犯罪行為が、何故罪に問われないのかをテーマにお届けする連載第2回だ。


今回は、「勇者特権説」に続き、2つ目の説について検証してみよう。


②窃盗合法説

ドラクエの世界には窃盗罪などという法律そのものが存在しないのだ。よって犯罪ではない。


という、わりと恐ろしい説だ。たしかに第1回で挙げた罪状は、日本の法律に照らし合わせたものなので、ドラクエ世界では勝手が異なるかもしれん。我々の世界でも、国によって法律は違うしな。


しかしだ。いくらなんでもこれは無理がないか?国によって法律は違うといっても窃盗が罪にならない国があるのか?俺は聞いたことがないぞ?思わず「窃盗 合法」などというキーワードでググってしまったではないか。


窃盗が合法などありえまい。


ただ、我々の常識に縛られていては、この難題は解決できないだろう。


─ありえない


そういう思考がいかに危険であるかは、金田一少年やコナン君が実証済みだしな。なのでこの説が誤りである確固たる証拠を提示しなくてはなるまい。


ドラクエ世界では窃盗が合法。だとすると、存在してはいけない人物がいる。そうなんだよ。例えば、ドラクエ2のラゴス。


ペルポイの街にて

~私はラゴスと言う盗人を牢獄に入れておいた。 しかしラゴスは逃げだしてしまったのだ


このセリフはドラクエ世界において、窃盗が犯罪である確固たる証拠と言えるだろう。ラゴスは水門の鍵を盗んだ罪より投獄されたんだからな。そして、もう一人。コイツの方が有名かもしれん。そうドラクエ3のカンダタ。ロマリア王国の至宝「きんのかんむり」を盗んで、討伐対象になったあの男だ。


これで、もう窃盗合法説は破綻しただろう。やはり、無理がありすぎるよなこの説は。


【シリーズ連載】とろ吉のドラクエ法律学③

さぁ第3回だ。

「勇者特権説」、「窃盗合法説」は脆くも崩れ去った。なぜ、勇者は逮捕されないのか?必ず答えがあるはずなんだよ。

そこで今回検証する説は…

③警察腐敗説
この世界は凶悪犯罪に満ちているのだ。コソドロごときを捕まえてる暇などない。


という、わりとコロンビア的な説だ。ドラクエ世界における警察という職業は、城の兵士が該当するだろう。こいつらにやる気がないから、勇者は捕まらないのか?

前回述べた窃盗犯ラゴスとカンダタは、両名とも国の宝ともいうべきアイテムを盗んだので、警察も本気にならざるを得なかったのではないだろうか。

庶民と警官(兵士)のやりとりはきっとこんな感じなんだろう。

庶:突然、家に押し入ってきた人に、やくそうが盗まれたんです!壺も割られました!犯人捕まえてください!

警:あんたラッキーだったよ。殺されなくてよかったじゃないか。それに壺だってどうせ安物だろ?「かわきのつぼ」とかならまだしも・・・

庶:(;゚□゚)<?!

警:大体ね、あんたにも落ち度があったんじゃないの?しっかり戸締まりしてたのか?

庶:いや…それは…

警:それみろ。盗まれたくないなら、もっとセキュリティを強化しなきゃダメだよ。最後の鍵でしか開かない扉をつけるとかさ。

庶:だってアレ高いし…ウチの収入じゃとても…

警:とにかく!我々は忙しいんだから、こんな事で呼んでもらったら困るんだよまったくブツブツ。それじゃ。

庶:ちょっ

こんな感じなんじゃないだろうか。


ありそうだ。これはありそうだぞ。我々の世界でもありそうだしな。


そういえば、ドラクエ4のライアンは兵士だ。取り締まる側の人間なのに、自ら犯罪に手を染めているな。警官の汚職。これもよくある話だ。汚職といえば、警察と暴力団の癒着なんて話も暗黙の了解だ。勇者一行という強大な力を持つ組織と戦うのではなく、共存の道を選んだのかもしれん。つまり勇者が逮捕されないのは、あからさまな違法風俗店が堂々と営業している理屈と同じなのだ。


結論:兵士と勇者の関係は、警察と暴力団の関係である。



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コメント

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8 ■>少数派な人さん

たしかに終盤の街の外は危険すぎて、外には出れない気もしますね。ドラクエ1のメルキドのように城塞都市ならまだしも普通の街はどうやって警護しているのかこれまた不思議です。

893の世界でいうところの「守り代」みたいもので、持って行かれる事を前提に置いてあるのかもしれませんね。

7 ■>うぃんさん

精霊の忘れ物説ですか。なるほど。しかし家人の私物としか思えないもの(なべのふたやステテコパンツ等)の存在が気に掛かるところです。

冒険者なんて職業は堅気じゃないですからね。一般庶民からは嫌われていても不思議はないと思います。

6 ■>がれさん

ご指摘どうもです。修正しました。。

なるほど。勇者ブラジル人説ですか。あると思います。

5 ■>カムイさん

MOONは未プレイなんですが、面白いんですかね。斬新とクソゲーは紙一重ですし、興味のあるところです。

4 ■無題

自分の考察は

RPGでは街のアイテムの文化レベルに差があるから…多分ほとんどの人はその街から出ずに生きる閉鎖的世界である
つまり法律は街々で違い旅する人達は法によって左右されない存在であり街人にとって自然災害みたいに去って貰うのを布団の中で願ってるんだと思ってます
だから会話も素っ気無い(笑

ほとんどの人は勇者もヤカラも扱いが同じ世界だから勇者は志しで決まるもの
自分は勇者らしく盗みはしない街中の樽を壊さないと縛って遊びますね
…まぁやり込みが出来ないですが役を演じるからRPGですから

3 ■無題

ドラクエ内冒険者は、精霊等の加護により
物を壊してもすぐさま元通りになる能力と、
精霊の忘れ物(コレがアイテム)を見つける
能力がある。と解釈するしか村人がなっとく
しないでしょう。
仮に法律で、冒険者は家財を漁ってもよい
という法律があったとしても、冒険者は
間違いなく嫌われ者になるだけなので
それは悲しすぎますね。

2 ■無題

3回目だけ同じことを二度も語ってますよ。

ブラジル人は人から借りたものを返さないと聞きます。勇者たちの世界もそうなのでは?壷はなぜか復活しますし。

1 ■ふむ

王道RPGのそういった部分へのアンチテーゼとしてつくられたMOONはすごい斬新だよなー

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