小さな王様と約束の国 ファーストインプレッション | 俺のゲームレビュー

小さな王様と約束の国 ファーストインプレッション

本日より配信開始のWiiWareから『小さな王様と約束の国』を早速ダウンロードしてみたよ。ダウンロードにかかった時間は10分くらい。まぁこんなもんか。


■現在のプレイ状況:2時間弱/建国14日目


これは変わったゲームだ。俺も色んなゲームをやってきたつもりなんだが、このゲームに似ているゲームってのはちょっと思いつかない。建物を建てつつ城下を発展させるってのは一見シムシティっぽいが、実際やってみるとシムシティ的な要素はほとんどない。今のところだが。


要するに冒険者を育てつつ城下町を発展させていくゲームのようなんだが、実際に自分で冒険者を操作したり、戦ったりということは一切ない。指示だけ出して、あとはどこに行って、どんな敵と戦ったか報告を受けるだけ。まぁRPGではなく完全にシミュレーションだな。「ファイナルファンタジータクティクス」の儲け話を想像してもらうと近いかもしれん。


ゲーム(1日)の流れはこんな感じ。


▼前日の冒険内容の報告

▼収支報告

▼御触れ発布

▼冒険者たちへの指示

▼街をブラブラしつつ住人と会話

▼5分くらいで一日終わり


基本的に毎日この繰り返しなんだが、住人との会話でイベントが起きたり、ダンジョンのボス討伐に成功したりするとストーリーが進んだり、新たなダンジョンが発見されたりする。


建てれる建物の種類もダンジョンクリアやイベントクリアで増えていくようだ。俺はまだ民家とパン屋と武器屋しか建てれないが、城下町は結構な広さがあるので、相当な種類があるんじゃないかと睨んでいる。ちなみに建物それぞれの効果はこんな感じ。


●民家

何故か必ず親子2人家族。国民全員バツイチ子持ち?子供は冒険者に志願してきて100Gで冒険者に任命できる。要するに建てた民家の数=冒険者の絶対数ってわけだ。まさに(冒険者を)産む機械。


●パン屋

住人の幸せ度がアップするらしい。とくに劇的な変化はまだ感じられないが、幸せになると税金を沢山収めてくれるらしいので今後に期待。


●武器屋

ご存知、武器の店。最初はしょぼい武器しか売ってないが、投資により品揃えが充実するようだ。ちなみに武器はこちらで買い与えるのではなく、冒険者が勝手に買う。


そうそう。肝心なコトをまだ書いてなかったな。このゲームは面白いのか否か。俺は今んトコ、そこそこ楽しんでるよ。ただシミュレーションは好きじゃないって人にはオススメはできないかな。あくまでシミュレーション好き向けの作品だと思う。


それとコストパフォーマンスについてだが、これで1500円という金額は安すぎると感じるほどだ。5000~6000円するパッケージのゲームと比較しても全く遜色ないし、むしろこれが1500円なら、いままで何千円も払ってたのは何なんだ?って程、しっかり作られている。まぁ、何なんだって、そりゃ流通が噛んでるからなんだけどな。


あと不満な点を挙げるとすれば、カメラワークが若干気になった。人によっては酔う人もいるだろうな。グラフィックに関してもFFの名を冠している割には・・って感じだ。タッチは「時忘れの迷宮」に近い感じがするが、あっちのほうがグラフィックは遥かに上だ。まぁ俺はWiiのゲームはこのくらいで充分だと思うが。


あともう一点。俺はこのゲームをGCコンでプレイしているんだよ。クラコンにも対応しているらしいし、それは素晴らしい事なんだが、ゲーム中にこんな事を言われた。


チャイム

「私を呼ぶときは、リモコンを振ってどうたらこうたら・・」


GCコン振ってしまったのはここだけの話。。GCコン用の操作も教えてくれよ。。


このゲームについては、今後もちょくちょく取り上げていくつもりなので、コンゴトモヨロシク...