2005-10-25 01:40:00

メリンダとメリンダ

テーマ:映画
メリンダ ニューヨークのレストラン。劇作家たちのテーブルでは喜劇作家と悲劇作家が人生の本質は悲劇と喜劇どちらかで言い合っていた。そこで別の作家が知人に起きたある出来事を話す。そして、これは喜劇か悲劇か?と問う。そこで二人は同じ設定から喜劇と悲劇をそれぞれ語り出す。
ホームパーティーを開く夫婦の元へ現れた女性、メリンダを巡るストーリー・・・

ウディ・アレンが、ベースが同じでもこんな結末ができるんだよ!って得意げに見せてくれているよう。
悲劇編のメリンダも喜劇編のメリンダもマイペースなところは同じなのだが、どこか暗い影を引きずる悲劇編といつでもさわやかな喜劇編の彼女の表情が結末を予感させる。
悲劇も喜劇も主人公はメリンダの他にいて、ともに夫婦のどちらか。悲劇編は妻ローレル。育ちのいいお嬢さんタイプ。喜劇編は夫ホビー。三枚目で不器用な男。それぞれのキャラクターが、より、話の方向性をはっきりさせる。

悲劇の方は毒気のきいた、コメディの方はハッピーな結末が待っているのだが、結構紙一重な展開。世の中一つ間違えばどう転がるか分からないってことか?ウッディは喜劇編の方が好きなんだろうな。
メリンダ役のラダ・ミッチェルも喜劇編のほうがかわいいし。ホビー役はウィル・フェレルでもちろん似合っていたけど、ウッディでも似合いそうだし。
悲劇編はローレル役のクロエ・セヴィニーが悲劇のヒロインって感じで良いですね。

悲劇と喜劇が交互に進むのだが、切り替わりが急で、どっちがどっちだか分からなくなるところがちょっとあったので、もちょっと分かりやすくして欲しい。でも、おしゃれなニューヨークの街も含めて楽しめるかな。。。


05.09.14 映画館

オリジナルサイト
http://www.foxjapan.com/movies/melinda/
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2005-10-12 01:39:00

ベルリン、僕らの革命

テーマ:映画
ベルリン ベルリンのアパートで同居する2人の青年、ヤンとピーター。彼らは「エデュケーターズ」を名乗り、金持ちの家に侵入しては何も盗らずに家具などで、意味ありげに動かし、積み上げたりしては、何も盗むことなく、ただ、「贅沢は終わりだ」とメッセージカードを置いて去り、世間を騒がせていた。それは、彼らなりの貧富の激しい資本主義社会への抵抗だった・・・

生真面目なヤンと普通に生活をエンジョイするピーターは、一見ごく普通の若者だが、社会的に収入の少ない弱者でもあり、一般的に貧富の差が大きい社会の中で暮らしているからか、資本主義的な社会に反抗し、世間にメッセージを送ることに燃えている。「エデュケーターズ」としての行動は、彼らの若さからくる勢いもあり、危うさも含んでいる。その危うさが彼らを簡単にレールからはずしてしまう。
きっかけはピーターの彼女ユール。彼女もまた低賃金で働いている外国人労働者への待遇是正を訴える活動をしている理想家であるが、実はある理由も関係している。

後半、彼らは必死に自分たちを正当かしつつ、暴走し始める。誰しも理想を持っているし、若い頃は往々にしてより理想を求め、行動的であるが、それが行きすぎるどうなるかを警告しているようでもある。

背景には、ドイツがいまだに抱える、東西統一後の失業率の高さや、日本と同じような将来の補償制度への不安もあるよう。また、現在の成功者である金持ち層も、その昔、学生運動に身を投じた「若者」だったりする。

暴走や、内輪もめしつつも、最後には彼らなりに消化したのだろうか?そして、どんな「大人」になっていくのだろうか?
失敗しながら成長していく、そんな課程を描く物語。
「グッバイ・レーニン」に続いてダニエル・ブリュールが好演してますね。


05.09.02 映画館

オリジナルサイト
http://www.bokuranokakumei.com/
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