All in Good Time

80年代の洋楽を中心に、好きな音楽やミュージシャンを自由気ままに綴ります。


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ケリーサイモンさんのギターセミナーに行ったのがきっかけでこのブログを始めたんですが、ケリーさんのお知り合いでもあった故 成毛滋さんのことは以前少し書きました。

僕が高校時代にHR/HMの音楽に目覚めてギターの練習をしていた頃、クラスメートから『夜中に面白いラジオやってるよ』と教えてもらったのが『パープルエキスプレス』というラジオ番組でした。

毎週土曜の深夜2時にたった30分の番組でしたが、『ドクターシーゲル』と称するおじさんがHR/HMの代表曲を用いて丁寧にギターの弾き方を教えてくれる。

またこのおじさん独自のギターに対する考え方などを、その独特の声と口調でもって話してくれる。

僕が聴きだした頃にはもう番組がスタートして1年くらい経ってたのかな?

もう一発でファンになってしまい、毎週ラジカセに録音して繰り返し聴いていましたね~

今そのテープを持ってないことが悔やまれますが・・・

またこの頃に教則ビデオが4本ほど発売されました、多分。

僕は2本持ってました、『よいこのロックギター入門編』と『よいこのロックギターピッキング編』

この教則ビデオも今は手元にないんです・・・でもいい時代になりました!

YOUTUBEにこのビデオの映像を投稿してくれてる方がいるんですね~

ということで今日はドクターシーゲルこと成毛滋さんの映像を見ていきましょう♪

この教則ビデオで初めて成毛さんを見たんですが、想像以上に普通のおじさんで驚いた覚えがあります(笑)

このビデオでの使用機材はフェンダージャパンのショートスケールのギター

ラジオ番組内で絶賛していたグヤトーンの300FCという真空管アンプ

そして番組内でいつも言っているようにエフェクターは一切使わずにシールド一本です。

まずは成毛さんがいつも力説していた手首のスナップについての映像から。



この人は本当独特な話し方をしますね~でも非常に明快で分かりやすいです。

次はチッキンピッキングについての映像から。



この人は1弦、2弦と呼ばずに1番線、2番線と呼ぶんですよね。

ここで言われている手首のスナップと人差し指と親指の屈伸を使ってピッキングするというのが、当時ほんと目から鱗だったですね~こういうことを指摘する人は他に誰もいませんでした。

次はオープニング演奏ばかり集めた映像から。



8フィンガー奏法も決めていますね~ラジオ番組内では来日した外国人ギタリストにもインタビューしに行ったりしてましたね。

初来日したナイトレンジャーの2人にもインタビューしてたなぁ、その時に教えてもらったのかな?

でもやっぱりピッキングの切れは見事ですね~

次は『よいこのロックギター入門編』から弦の張り方の映像ですが、非常に丁寧に説明しています。

そんなの分かってるよという人も一度見てみて下さい、意外と知らなかった点があると思いますよ!





次はテレビの深夜番組に出演した時の映像です、結構面白い人なんですね(笑)



相変わらずの成毛節、炸裂してます(笑)今日は自分が懐かしんでしまいました♪
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成毛滋さん曰わく『車にキーを差し込んでエンジンをかける時の動作』で『体温計を下げる時のように手首のスナップ』を使ってピッキングすることが大事なんですが…

ケリーサイモンさんはご自分のブログに書かれているように成毛さんからギターを教えてもらったことはないし、師範代でも弟子でもないとはっきり明言されています。

ケリーさんのピッキングスタイルはイングヴェイの影響を受けています。

そしてイングヴェイのピッキングはケリーさん曰わくエディバンヘイレンの影響を受けているそうです。

そのエディバンヘイレンはハミングバードピッキングに代表されるように、まさに手首を使ってピッキングしますね。

この4人のピッキングは見た目は違えど実は肝心な点では共通してるんですよね(笑)

ポールギルバートはデビュー当時は今とは全く違うピッキングスタイルで弾いていました。

デビューアルバム(レーサーX)の裏ジャケにのってる写真のように3本指でピックを持って逆アングルで弾くスタイルだったんです。

でもLAに出てきてGIT(ギターの専門学校)に通う内に他のギタリスト達に影響を受けて、プロになってから約1年かけて今のスタイルに改良しました。

ポールが成毛さんのインタビューを受けた時に『全ては手首から始まるんだ』と言ったそうです。

成毛さんはギターの音はピッキングで決まる、そして真空管アンプを使わなければならないと断言するほどこだわりを持っていました。

(エレキ)ギターはアンプを通して音をだす楽器なんだから、よくギターの材質がどうのピックアップがどうのと言う人がいるが、真空管アンプできちんとピッキングが出来なければそれは何の意味もないんだとまで言ってましたね(笑)

逆にいえばたとえ安いギターであっても自分の指のサイズに合ったギターを使い、良い真空管アンプできちんとピッキングすれば良い音が出るということになります。

『パープルエキスプレス』を聴いていた当時、現在もですがこういうことをメディアを通してはっきり言った人は成毛さん以外にいなかったと思います。

当然、楽器メーカーや音楽雑誌業界やプロのギタリストからの風当たりは強かっただろうと容易に想像出来ます。

何よりこの番組を聴いてたリスナーの意見がはっきり二分してましたからね~支持と不支持ですが。

日本にこういう気骨のある人はもういなくなりましたね、ケリーサイモンさん以外は(^-^)
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今日は成毛滋さんの命日なんですね。

ケリーサイモンさんも今日は成毛さん(別名ドクターシーゲル)のことを記事にされてました。

僕が今日も成毛さんの話になるのはこれは偶然ですよ(笑)

ケリーさんのギターセミナーに行ったのがきっかけでこのブログを始めましたが、僕の中ではケリーさんのことを語る際に成毛さんを避けては通れないからです。

成毛さんの機材に関するこだわりをざっくりと言うなら…

1.自分の手のサイズに合ったギターを使う

2.必ず真空管アンプを使う

3.エフェクターは使わずシールド1本のみ

となると思うのですが、奏法のこだわりに関して言えば

1.リズム感とピッキング

これに尽きると思います!

もちろんラジオの番組内でも他の色んなアドバイスをされてましたよ。

でもいつも最後にたどり着くのがリズム感とピッキングについてでしたね。

成毛さんの有名な言葉に『プロの日本人ギタリストの中できちんとピッキング出来る人は1人もいません!』というのがあります。

『パープルエキスプレス』を放送してた当時、日本のトップギタリストだった高崎晃さんや山本恭司さんの存在をも否定するような言葉(笑)

じゃあこの2人と成毛さんは仲悪かったのかといえば、全然そうじゃなかったみたいですが。

日本に1人もいなかったかどうかは別にしても、成毛さんは『ピッキングは手首のスナップが使えないといけない』と言いたかったようです。

具体的にいえば『車にキーを差し込んでエンジンをかける時の動き』でピッキングしていくということです。

日本人ギタリストはこれが出来てない、だから音の抜けが悪い、結果エフェクターなどでごまかす羽目になる…

もう一つの動きとして、大抵の人は右手の親指と人差し指でピックを持ちますが、この『2本の指で屈伸を使ってピッキングを出来なければいけない!』と言っています。

youtubeなどで成毛さん本人の動画を見ても、見事なピッキングを披露されてますね。

あくまで僕の個人的な意見ですが、海外ではこの成毛セオリーの教科書みたいなギタリストが2人います。

1人は多分、成毛さんの評価が一番高かったであろうポールギルバート。

もう1人はイングヴェイマルムスティーン。

そして日本人ではケリーサイモンさんがずば抜けて素晴らしいピッキングを披露されてます。

ピッキング話はまた次回に続きますね(^-^)
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