子供は親を許し、人生の清算を手助けする【愛の伝道者】
この思いに至るまで、私はいろんな経験をしてきました。
<幼少期~高校生時代>
複雑な家庭環境(機能不全家庭)で育つ
複雑な人間関係を経験する
・両親、姉からの虐待
・父と母、母と叔母、母と祖母、両親と親戚のいざこざを幼少の頃から目にする
・小、中、高のいじめ
・軽度性犯罪に数回合う
・心が安心できる居場所がない
↓
不眠、家出、過食、拒食、自傷行為
<高校~青年期>
・ストーカーにあう
・宗教詐欺数件
・その他詐欺
・セクハラ、パワハラ
・軽度アルコール依存
・タバコ依存
<2000年結婚>
奇跡的結婚
<2002年長女出産>
・産後賃貸住宅で、ほぼ1人で育児
・長女が手がかかる子供だった
アトピー、食物アレルギー、その他のもろもろのアレルギーであったため、毎日、細心の注意を要される
夫が不在がちの仕事に転職する
↓
1人での育児に限界、ノイローゼ発症
・精神科受診
治療開始
生き辛さの原因をやっと知る
虐待をしていると自分を責める日々を過ごす
過度の罪悪感を感じながら生きる
・パワハラ、セクハラ、リストラ
・長女の子育て中の記憶欠如
・摂食障害(体重35kg)
<2005年>
・『心の病気と育児』(菜羅)楽天ブログ開始
・薬の副作用体重増加(体重17kg増)
<2007年>
・ダイエット開始1年で-13kgのダイエット成功させる
<2008年>
・『心の病気と育児』楽天ブログ、mixi ネットストーカー等「荒らし」による閉鎖
・アメブロ『-13kg成功!食べて痩せるダイエット』開始
ダイエット&家族の記録を残す
ダイエットすることで少しずつ自己肯定感を得る
・仕事再開
医師に反対されるも、家計のために働く決意
・パワハラ、リストラ、職場いじめ、数回の転職
仕事が続かないことに苦悩する
頑張れなかった自分を責める
<2012年次女出産>
・次女妊娠
断薬決意
・マタニティーブルー
・『心の病気と育児』をアメブロで再開
・断薬症状発症、感情暴走(その間に接触のあった方すみません)
・自律神経失調症、メニエール病併発
・夫が軽度モラと発覚
<2012年夏次女出産>
・高齢帝王切開産後帰省せず自宅で育児開始
子供を上手く愛せないと自覚
「子供を心から愛すためには」を日々考える
・完全母乳
服薬せずして子育てする覚悟をする
・精神科医療、カウンセリングに限界を感じる
医師「あなたの病気の完治は一生できない。薬を飲み続け30%の状態で生きるしかない」
保健師「死にたい思いは一生消えない。たとえ今後やりたいことがみつかったとしても、虐待を経験した人はしにたい思いを背負ったまま生きる」
といわれ、疑問に思う
・自分探し開始
医師と保健師のいうことに疑問
「私は今までの自分を変えたい」「生き辛さを変えたい」「自分ではない自分ではなく、自分で子育てする」方法を探す
<2013年>
・長女の反抗期を考える
・夫の軽度モラを考える
・子供を心から愛せる母になることを考える
・自分の生き辛さを考える
どうしたら、夫を変えられるのか
私は夫と離婚するべきなのか
子供を自然に愛せるようになれるのか
自分が苦しいのは何故か
過去の原因か
そして今、どう生きているのか
どう生きていくべきだったのか
自分探しが深まる
<2013年5月>
アメブロ『心の病気と育児』から『生き辛さは変えられるか?』にタイトル変更
<2013年6月>
虐待を受けた人間がどういうふうにすれば生きる希望を見つけられるかを独自で考案
・生きづらさの原因をつきつめ
・自分の生きづらさを分析
・生きづらかった気持ちの開放
・新しい気持ちを入れ替える
私がそれらの経験を経て思ったこと
★人は愛されなかった人生を送ってきたとしても既に愛を持っている。
★人はみんな違った人生を生きている。
★親子であっても生き方は違う。
★自分で考え、自分の思う未来を手に入れられる。
★人は自分がもっている理想の自分になれる。
★これからは楽しい生き方を選択することができる。
話を聞いてくれる人、理解してくれる人が周りにいなかった為
数々の困難な状況下におかれてきた中で
『自分は生きていてはいけない』
というメッセージを誤って受け取って生きたきた私は
この考え
【自分は生きている価値がある】
という思いに至るまでには、とても時間を要しました。
そして、今、私は
【心から子供達を愛せる自分】
に生まれかわることができました。
現在は日々、子供を心から愛しく思い、
過度の溺愛ではなく、放任でもなく、それぞれの個性を尊重した子供への接し方、愛し方ができるようになりました。
<一般の方へのメッセージ>
子供は無条件に親を愛し、許しています。
それはお母さんの胎内に宿る前から子供は決めています。
どうぞお父さん、お母さん、子供に
「あなたが生まれたのは悪くないよ」
というメッセージは残して下さい。
それさえ伝われば、子供は例え体罰を受けても、辛い仕打ちをうけても、親を許し、愛し、生きていくことができます。
私が様々な経験を経て、考えていていきついた言葉
【子供は親を許す愛の伝道者】であり、
親が親の人生で乗り越えられなかった課題を【清算】する
ために生まれてきた存在だと私は思うからです。
虐待なら、虐待の連鎖を終わらせる力を子供は持っています。
私の子供は私のがんばりが効かない子育てを要する子供達だったため
自分の力に限界を感じ、病院に受診することになった。
そのため、自分が心の病気と判明・治療につながる。
でも、何故だか治療がうまくいかない。
服薬やカウンセリングではあまり改善されない。
限界を感じる。
↓
自分が癒されていないから、愛情をそそげなかったのだと判明。
では、愛されずに大人になった親は子供に愛をそそげないか・・・。
癒すとは何か。
↓
『愛情は自分の中に既にあるもの』と気づきを得る。
その自分は【自分をも癒すことができる】と立証に至る。
<自分は虐待はしていないと思っている方>
虐待はこういうもの、これは虐待ではないというものを明確にしてください。
『虐待とは、子供の存在を否定すること』
自分は子供に虐待などしていないという親でも、知らずに、子供の心に
「あなたがいらない存在、あなたが生まれてきたのが悪い」
というメッセージを誤って伝えている可能性があります。
何でも、親のいうとおりに従う子供は要注意です。
親のいうとおりに生きた子供はのちに
「自分の力で困難を乗り越える方法」
を見失います。
『甘やかしすぎ』『過度の溺愛』も含まれます。
「自分で考えてはいけない」
につながるからです。
子供に親の愛情が伝わっているか確認して下さい。
分からなかったら専門家に判断を仰いでください。
<虐待を疑っている周りの方々>
虐待しているのでは?と思っていても、
親子にとって受け取り方が違う場合もあります。
判断が難しいところです。
一概に
「それは虐待だ!」
などと判断しないでください。
よくその親子を観察してあげてください。
分からなかったら専門家に判断を仰いでください。
<性的虐待について>
意外なことが子供に性的虐待につながっています。
「え?これが?」というものも含まれます。
このことについて敏感な子供は傷つきます。
私は父がテレビで男女が絡み合うシーンを喜んでみているのを見たり、若い芸能人に情熱を注いでいる姿をみるだけで嫌悪感を抱き、父が嫌になり怖くなりました。
母親や他の家族でも、子供の体の触り方によっては、子供は嫌悪感を感じていることがあります。
子供の性格にもよりますが、いまいちど、どういう行為、言動が、
子供の性を否定していることにつながっているかどうか明確にしてください。
性的虐待を経ている子供の発言には注意が必要です。
受け取った大人(子供に信頼されている大人)の対応が、子供のその後を大きく左右します。
正しい知識が必要となります。
受け取った大人が、子どものSOSの言葉を聞きのがすことも(それが母親であろうとも)性的虐待とみなされます。
(詳しくは別に記載させていただきたいと思います)
<虐待を経て親になってしまったあなたへ>
大丈夫。
自分を信じて下さい。
私はあなたを応援しています。
<これらを公開した理由>
私がそうだったように
・心の病気、妊娠・出産・子育てで不安
・前向きになりたいのになれない
・生き辛さを感じて、変わりたいのに変われない
私の乗り越えてきた記録が、
そういう方達の励みになっていけたら・・・
と思ったからです。
そして、いつか、多くの人に広めていきたいと思っています。
どうぞ皆さんの生き辛さが少しずつ解消され、
今の無気力な子供達の不安が解消され、
それぞれの自分だけのオリジナルの幸せを探求し、
自分で自分の望んだ人生を送る。
自分らしく希望に満ちた人生を歩いていけることを
祈っています。
井上未也
2013.7.4