牡蠣を食べに行った帰りにたつの市にある神戸神社に寄りました。
神戸と書いて『かんべ』と読みます。
行き道のJRの電車の中から立派な佇まいがドーンと見えます。
気になって立ち寄ることに。
JR竜野駅から歩いてすぐ。
他にこれと言ってなにもないためか、とても目立ちます。
山がまるまる神社になったようなつくりです。
実際に神戸山という山を縮小してつくられたようです。
圧巻の迫力『石神』
『播磨風土記に「神山 此ノ山二石神アリ」とあるが、元、宮山の山頂には大きな岩があって、古くから神の宿る霊地として畏敬されてきた。
昭和五十年、境内地造成中、山頂直下からこの大岩が現れ、人々は「石神」の心岩であるとして畏れ、これを祀る』
このような注釈が立ててありました。
近くで見ると迫力があって、有り難く感じる石神さまです。
あと面白い習わしが。
10月の第二の午の日を『午祭』として5百数十年継承されてきたとのこと。
またの名を『菜食わず祭』というそうで、この日は菜っぱを食べないそうです。
なにやら腹痛を起こすとかなんとか。。。
由縁は遥か昔に弘法大師さまが全国行脚されている途中、近くの小川で菜を洗っている女性に遭遇。
その女性に菜っぱを所望されたところ、なぜか(?)女性は固辞したそう。
それ以降、秋祭の日に菜っぱを食べると腹痛を起こすという言い伝えがあり、「菜食わず祭」、この神社を「菜食わずの宮」ともいわれるそうです。
はて。なんとも面白い云われですね。
また機会のある方は立ち寄ってみてくださいませ。
とても手入れの行き届いた気持ちの良い神社でした(^人^)