まるこちゃんの検査結果と治療方針について | 一般社団法人民間災害時動物救済本部(CDCA)

まるこちゃんのことをご心配いただいている皆さまへ


本日の夕方、動物病院より、全身的検査の結果と今後の治療方針についてご説明がありました。


血液検査:腎臓・肝臓問題なし、貧血なし、血小板数あり

レントゲン検査:肺への転移なし(はっきり見えるものが無い)

心音:きれい

エコー検査:臓器きれい

細胞診:乳がんで間違いない

※状況:右側に集中、真ん中寄りも少しあり

(だるま型1個、離れたところに幾つかあり)


検査結果より、全身状態が安定していること、腫瘍が凄く大きいわけではないので手術が可能とのこと。


治療の選択肢として、外科手術の他、抗がん剤治療、放射線治療などのご説明も頂きました。


抗がん剤治療は腫瘍が小さくなることが無く、拡大を防ぐためのもので副作用があること。

また、放射線治療は毎回麻酔をかけるリスクがあること、正常な皮膚に影響をきたすことがあるそうです。


外科手術は右側の乳腺の全摘+残っている子宮の摘出(卵巣ホルモンの影響があるため)を行ない、手術の際に切除した腫瘍を顕微鏡検査に出し、血管やリンパ節への転移を調べるそうです。

転移の兆候がなければ手術だけで完治する可能性があるとのこと。


上記のご説明を踏まえ、外科手術に踏み切ることにしました。


手術は明日の夜、21時前後から始まり、23時頃には終わると聞いています。

終わり次第連絡が入りますので、会いに行って参ります。


まるこちゃんのご家族には全身の状態、腫瘍の状況、治療方針、麻酔のリスク等、本日お伝えし、手術に関してご了承頂きました。


まるこちゃんの生命力を信じて、

手術の成功と血管、リンパ節への転移がないことを祈りたいと思います。


取り急ぎご報告まで。


CDCA 代表理事 西澤ひと美(natsumint)