家を建てよう (Wac編 vol19)

テーマ:

 ブログ読者のみなさんがうちにやってきて、

まず向かうのがWacの家。 

 

これまで時々雨漏りする屋根を直したり、

工房スペースを使いやすいようにしたり、

細かい補修?増築はしていたけれど、

今回は、オンドルを作り直すという大工事をすることになった。

石切り場から鉄鉱石をもらってきた翌日、

床下を崩して、最初に手をつけたのは、

オンドルの焚口。

 

オンドルをやり直すことにした理由は、

色々聞いて試行錯誤して作ってみたものの、

毎日温めるのに時間をとられたこと。(3~4時間)

 

火の前に張り付いている必要はなかったけれど、

半日は火のことを気にしていないといけないという、

効率の悪い状況だった。

 

うちで使わなくなった薪ストーブをちゃちゃっと取り付けたFuの、

「部屋が小さいから、薪2~3本ですぐ暑くなる。」という話を聞いて、

さぞかし手間暇かけた自分のオンドルが残念だったにちがいない。

3月の九州旅で、オンドル作りの専門家オハイオさんに直接出会い、

(オハイオさん・・・Wacがオンドルを作り始めた時に友達に紹介してもらい、

 電話で何度かアドバイスをもらった方)

オンドル作りの手伝いもさせてもらったおかげで、

自分のオンドルの作りのまずさに気が付いた。

 

「よりうまくいく方法がわかっているのに、そのままにしとく手はないでしょ。」

  

そのために費やす労力と時間を惜しまないこと、

やってみたい、という前向きなエネルギー。

 

新しく作るより、やり直す方が大変なのは、

これまでの色んな経験から周知なのに、取り掛かった。

前回のオンドルは、床下全体に作ったが、

今回は、奥の押入れ部分は閉じて、手前3畳分に設置。

 

その方が作るのに無駄がないし、

おかげでよりシンプルな構造に。

 

まず入り口(焚口)とゴール(煙突手前)を作ってから煙道を通す。

「取り掛かっちゃえば、構図はできてるから、あとは作るだけ。」

 

と本人は言ってたけれど、

一日中石を運んだり、壁土を練ったりするのは、

家の作業の合間仕事だし、何日かかかった。

それにしてもやり始めると夢中になる。

「薪ストーブはすぐに部屋が温められるけど、冷えるのも速い。

 あったかさが持続して、薪が少しでいいのはオンドル。」

「せっかく知ったオンドルの良さを生かせないで、

 効率の悪いオンドルを使い続けるのは、オンドルに悪い気がしたんだよね。」

 

「これでやってみて、今までとどれくらい違うのかも知りたい。」

基本的に実験好き。 

床下が完成したら、土壁を塗るのは前回と同じ。

美しく塗った。

あとは乾燥して、2度塗りをして、漆喰を塗る。

早速火を入れてみたところ、

本人いわく、今までよりいい感じらしい。

 

文章と写真では、

これをやり直そうとした本人の気持ちと、

実際何日もかけた手間暇と根気と、

とても表現できません・・・・。

 

そして、このあとは手前の壁のやり直しに、話は続きます。

 

 

 

AD