30w3dで赤ちゃんの成長としては順調。
以前から小さめだったBPDの謎が解けました!
私のように胎盤が子宮の下にある場合、赤ちゃんの頭が骨盤内に入り込まないらしいです。
そうすると圧迫を受けず、頭が前後に長く成長するとか...
Drは競輪選手のヘルメットみたいにスリムな感じ、と言ってました
赤ちゃんの推定体重はBPD(児頭大横経)とFL(大腿骨長)ともう1つか2つの項目で算出するんですよね?
昨日のBPD69mmは、平均から2w分遅れくらいの数値みたいで、そのまま体重計算すると1300g程度。
BPDを30w3dに修正して計算すると、1460gということで週数相当、問題ないそうです
ただ小顔なだけなのかと思ってたらそういう理由なんですねーと正直に感想を漏らしたら
あ、別に小顔な訳じゃないです〜とばっさり切られました 笑
4Dエコーは予約制&別料金ということで顔は見えませんでしたが、丁寧に各器官を診て説明してもらえました。
今のところ口蓋裂や四肢の欠損はなし。
心臓の壁にも穴は見えず逆流なし。
横隔膜や大動脈、胃や膀胱、女の子の割れ目などしっかり見えました。
んで、問題の前置胎盤の程度。
元々言われていたのは、内子宮口に胎盤の端がかかる辺縁前置胎盤です。
しかし紹介状の文面には、内子宮口に16mmかかる部分前置胎盤と書かれてました(診察中に盗み見ww)
いざ経膣エコーで確認してみると、内子宮口に32mmも跨っている全前置胎盤ということで段々悪くなってる不思議
30wの今、この胎盤のかかり方は経膣分娩できる可能性がゼロという診断でした。
前置胎盤の中にも程度があり、さらに子宮の前壁か後壁かでリスクの差があります。
子宮の前側に胎盤がある場合は、隣り合う膀胱まで胎盤の組織が育っていると、癒着や剥離の時の出血が多量になる。
しかも帝王切開でメスを入れた時、赤ちゃんの手前に胎盤があるため、胎盤を切開して赤ちゃんを取り出さなくてはいけない。
これもとても出血が増える原因。
対して子宮の後ろ側に胎盤がある場合、他の臓器への癒着の心配がなく、手術時に胎盤を切らなくても赤ちゃんを取り出せるので、まだリスクは低い。
私は後壁前置胎盤ということで、まぁ前置胎盤の中でもリスクの低い方には分類される、不幸中の幸いだそうです
その後、あれよあれよという間に帝王切開の日取りと事前の準備について話が進みました
後壁前置胎盤とは言っても、出血のリスクは経膣分娩よりは多いです。
子宮の頸部付近(下の方)は体部(上の方)に比べて産後の収縮が少ない位置なので、胎盤を剥がした後に出血が止まりにくい。
前置胎盤や低置胎盤の人の出血リスクはこれが原因。
なので帝王切開の手術に備えて、自分の血を貯めておく自己血貯血が必要になります。
他人の血を入れるより感染や拒否反応の危険がない方法です。
でも自己血を採ってからは35日間しか使えないので、3週間前からスタートして、1週間ごとに400mlずつ血を抜きに行きます
献血だって200mlしかした事ないよ〜
しかも毎週連チャンで血を抜くなんて恐ろしい
貧血が酷ければ血も抜けないみたいなので、しっかりご飯を食べて睡眠をとって臨んでくださいとのことでした。
今後は鉄剤内服はマスト、必要によっては造血剤の注射もすると...
まるで病人じゃんか
さらにさらに、術前には管理入院が1~2週間必要なんですって。
帝王切開予定日は37w4dとなる7月4日。
正産期に入ったらなるべく早くということでこの日に枠を取ってもらいました。
しかし前置胎盤というのは、赤ちゃんが大きくなればなるほど突然の大出血のリスクがあるそうで。
自宅で出血しても赤ちゃん助けられないけど、病院だと助けられる可能性が高くなるから
というこれまた恐ろしい説明が。
いや、普通に怖いよ
管理入院の日にちはまだ具体的に決まってないけどたぶんあと1ヵ月ちょっと。
その間にお腹の張りや出血があったら即入院、赤ちゃんにも危険があるって...
7月半ばくらいまでのんびり地元の友達と会ったり産後の準備するつもりだったのに、6月中しかまともに動けないとは急展開すぎますよね
自宅安静の必要は無いみたいですが、無理するとホントに何があるか分からなくて怖い。
あとは精神的にもダメージ来てます。
もちろん赤ちゃんを安全に産んであげる(てか出してもらう)にはこの方法しかないんだけど。
帝王切開って楽だよね、とか
陣痛の方が痛いし大変、とか
苦労して産まないと愛情が、とか
産道通らない赤ん坊は性格や免疫が、とか
口に出さなくても思う人絶対いますよね。
もし義母や職場の人や友人に悪気なく帝王切開sage発言されたらめっちゃ凹むと思います。
コウノドリでも帝王切開絡みでエピソードがありましたよね。
助産院での経膣分娩、自然分娩にこだわって産前から食事や運動に気をつけて、いざ分娩しようとしたら異常があって緊急帝王切開適応となったけどしばらく受け入れられなかった産婦さんの話。
私はそこまで経膣分娩にこだわりないけど、正直なところ人生で1回は陣痛を経験してみたかったな、と思ってます。
妊娠するのにもAIHで医療の力を借りたし、産むのも助けてもらわないといけないなんて、私の妊娠・出産力の低さというか、女としてそこの役割を果たす上では向いてない体なのかなーって。
これまで32年間、健康体で不自由なく暮らしてきたのにね〜
ま、マイナスのこと考えると止まらないので、あんまり思い詰めないようにはします。
逆に予定帝王切開になって良かったのは
・旦那も予定が立てやすい
立会い出産と産まれたばかりの我が子との対面は、いつ来るかわからない陣痛だと山形と札幌の距離的に無理だと諦めてたけど、事前に休みが取れるなら可能じゃないか
・術前に準備ができる
自己血貯血も、心構えも。術後の身体の回復のことも考えて、入院の個室も予約する事ができます。
・逆子の心配や安産体操をしなくて良い 笑
気を付けるのは急激に体重が増えないようにするくらいなモンで。それも今の増加のペースでバッチリ優秀と助産師さんからお墨付き頂きました運動はお腹の張りや出血のリスクもあり積極的にしなくて良いので、産後の赤ちゃんのお世話に困らない程度の体力はキープしつつ、ある程度ダラダラしてもいいかな〜なんて。
・お誕生日が決まって産後の計画が立てやすい
実家ではベビーベッド、チャイルドシート、ベビースケールをレンタルするつもりなので、レンタル開始日を決めて予約できるのは無駄もなく少しラッキーかも。
ちなみに術後は一晩赤ちゃんはGCUで管理してもらい、翌日から様子を見て母子同室開始だそうです。
入院期間は1週間。
経膣分娩の人は5日間なので、少し長く病院にいられます。
この数日の違いでも産後は大きいと思うし、母乳が軌道に乗ってくれるといいなーと思います。
あとはたくさんスタッフの方と話して、赤ちゃんのお世話について知識つけてお家に帰りたいですね
今日も赤ちゃんはお腹の中で元気
ボコボコ蹴ってくれて一心同体で居られるのもあと少しだから、思いっきり胎動を感じて楽しんで過ごします
7月4日に対面できるのが待ち遠しいです