無頼派エレクトロ。

Create the future. What can we do? What should we do?


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早いもので、もう2月。
暦の上では立春を過ぎてしまいましたね~。
すっかり遅くなりましたが、今年もヨロシクお願いします!
恒例の「未発表写真で一年を振り返る」企画、年度内にはやるつもりです(笑)
昨年も色んなところへ行ったので、未発表写真が溜まりまくってるんですよね~。

昨年末、DAW(音楽制作用ソフト)やMIDIコントローラー等を購入し、制作環境を一新しました。
只今、使い方を覚えているところです。
というわけで、今年は本格的に音楽制作を再開します!
近々、自慢がてら(笑)機材を紹介しようと思っているので、お楽しみに~。



「見えない都市を見せる」(1)



さて、数日前のこと。
東京都現代美術館で開催中の「“TOKYO” -見えない都市を見せる」展へ行ってきました。
1980年代以降のカルチャーと東京がテーマということで、僕としては行かない手はない!
パンフレットには、以下の一節があります。
「一つの概念で東京をまとめるのではなく、複数の視点、キーワードを通してこの都市を浮かび上がらせることを試みました。」
確かに、「東京」と一口に言っても、そのイメージするところは人それぞれだし、シチュエーションに応じて異なりますよね。
政治や経済の中心としての東京かも知れないし、サブカルチャーやファッションといった流行の発信地としての東京かも知れないし、あるいは江戸情緒や下町の風情が溢れる観光都市としての東京かも知れない。
多面的で、重層的で、それゆえにつかみどころがなくて・・・
東京という都市の見え方は、すなわちその人自身の在り方の投影だとも言える。
だからこそ、アーティストの想像力を掻き立てて止まないのかも知れませんね。

で、僕にとっての東京を語る上で欠かせないのは、やっぱりYMOですよ!(笑)
もっと言うと、「YMO環境」とも呼ぶべき、1980年代前半の文化状況。
広告、ファッション、思想、文芸、演劇、果てはお笑いまで、ありとあらゆるジャンルの人々がYMOを中心に踊り踊らされるという、一種異様なムーブメントが巻き起こっていたわけですよね。
本展では「文化事象としてのYMO」というタイトルで、まさにあの時代が顧みられています。
昨年12月23日、「ニッポン戦後サブカルチャー史」の講師としてもお馴染み、宮沢章夫の特別講義が同美術館で行われたのですが、僕はたまたまその日も訪れ(途中からだけど)聴講することができました。
講義の内容自体は「ニッポン~」と大半が被っていたので、詳細は書きません。
当ブログの過去エントリを御覧下さい(笑)
ここで特筆したいのは、「ポップミュージックの歴史の中だけにYMOを位置づけていては、彼らが世の中に与えた影響を測ることはできない。」という宮沢章夫の指摘。
確かに僕自身、単にYMOの楽曲が好きというより、YMO周辺の文化状況をひっくるめて好きなんですよ。
ニューアカデミズムとか、色々あったじゃないですか。
正直、ピットイン時代のYMOとか、どうでもいい(笑)
YMO以降、そういうジャンルを横断する影響力を持ったミュージシャンっていないですよね。
強いて言うと、最近のサカナクションなんかはアートイベントを主催したりして意欲的だと思いますけど。
ただの「音楽バカ」になってしまったらつまらないです。

話を宮沢章夫の講義に戻すと・・・
今回は、とりわけピテカントロプスエレクトス界隈の事象がフォーカスされていました。
ピテカントロプスエレクトスは、80年代半ば、原宿にあったクラブ。
「日本最初のクラブ」と言われており、夜な夜なアーティストや知識人が集い、実験的な試みが繰り広げられていたわけです。
講義の中では、MELONの音源が流されるなどしていました。
「ピテカントロプスの文化を今の世に伝えたい」とは、宮沢氏の弁。
それ、僕もやりたい!
ある意味、当ブログで散々やってきたとも言えますけど(笑)

今回も写真撮影OKだったので、以下に御紹介~。




「見えない都市を見せる」(2)

入場すると、まずはピテカントロプスエレクトスでのパフォーマンス音源が耳に飛び込んできました。
でも、いわゆる「音楽」の形態から離れた演奏ということもあり、気づかずに通り過ぎてしまった観客が多いかも・・・
キャプションには、「1984年6月18日 出演者:ナム・ジュン・パイク、坂本龍一、高橋悠治、高橋鮎男、細野晴臣、立花ハジメ、三上晴子」と記されています。
写真は、中央が当日の模様を紹介する誌面、右上が写真家・伊島薫制作によるカタログとのこと。




「見えない都市を見せる」(3)

結成当初のYMO。
1stアルバム「Yellow Magic Orchestra(海外発売仕様)」のライナーノーツで使われていたのを思い出します。




「見えない都市を見せる」(4)

出た~っ!
増殖人形。
案の定、スマホで撮影している観客をたくさん目にしました(笑)
後方のモニターでは、FUJIカセットのテレビCMが流れています。
「磁世紀」のフルサイズ版で、僕は初めて見ました。




「見えない都市を見せる」(5)

それにしても人相悪過ぎ!
細野さんとキョージュはまだしも、ユキヒロはもう少しなんとかならなかったものか。
これを見ていると、「MASS」という曲が頭の中で悪夢のように鳴り響きます(笑)




「見えない都市を見せる」(6)

メンバーが着用した衣装。
人民服等のツアー衣装があればもっと注目を集めたと思うんだけど、もう残ってないんですかね~?




「見えない都市を見せる」(7)

こちらは「テクノデリック」のジャケットで使われたもの。
ファンの間では周知のように、「テクノデリック」のジャケットって2種類あるんですよね。
この衣装を見ることができるのは、メンバーの顔写真が使われている方です。




「見えない都市を見せる」(9)

「ウィンターライブ」のステージ模型。
隣室では、同ライブのビデオが上映されていました。
僕は今回素通りしてしまったけど、YMOの数ある映像の中で最も面白いと思います。
画面左側の壁には、メンバーがセレクトした写真を展示。
よーく見てもらえれば分かるように、キョージュのコーナーにはスロッビング・グリッスルやDAFのレコードが写っていて興味深い。
画面後方のモニターには、一世を風靡したゼビウスが。
僕、最後にやったゲームがゼビウスなんですよ(笑)
ってことは、約30年前?
それくらい、ゲームって興味ありません。




「見えない都市を見せる」(10)

YMO散開の翌年にリリースされた細野さんのソロアルバム「S-F-X」のアートワーク。
サイバーパンクテイストが打ち出されて、ポストYMO時代を印象付けましたよね。
「YMO環境」も、このあたりまでだったかな?
その後は、YMOが撒いた種が各方面で発芽し始め、本体は枯れ落ちたというカンジです(笑)



「文化事象としてのYMO」はここまで。
他にも、興味深い展示がたくさんありました。
ホンマタカシの没個性的な郊外の写真群は、時代精神の移ろいをあらためて浮き彫りにしていたと思います。
80年代前半に撮影された藤原新也「金属バット殺人事件の家」の写真と並べると、より趣旨が明確になったかも知れません。
「自己演出の舞台装置」と題された蜷川実花の展示がカラフルで楽しかったので、以下に御紹介します。




「見えない都市を見せる」(11)

原宿の竹の子族、ジュリアナ東京で盛り上がる人々、ゴスロリファッション、インスタグラムを中心とする自撮り文化など、1980年代から現在までの社会風俗がパラレルに配置されていました。
こう見ると、時代って変化しているようで変化していないような・・・(笑)




「見えない都市を見せる」(12)

現代のポップアイコンも。
左から、アフィリアサーガ、もふくちゃんこと福島麻衣子、その隣は分からん(笑)、でんぱ組.inc。
他にはきゃりーやAKBのポートレイトもありました。




「見えない都市を見せる」(13)


「見えない都市を見せる」(14)


「見えない都市を見せる」(15)

こちらは、観客が自撮りできるブース。
僕も撮影してみたかったなあ~。
もちろん、撮る側としてだけど(笑)
あなたのお好みはどれですか?



「“TOKYO” -見えない都市を見せる」展は、今月14日まで。
まだ御覧になっていない方はお早めに~。
ではまた!(^-^)/
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