コンパクトカーというジャンルもしっかりと根付いた感がある今。車種が増えているだけでなく、性能なども大幅に向上してきているのと装備品と注目していく所。なかには世界戦略車として、コンパクトの本場である欧州市場もターゲットにしているクルマもある。たとえば3代目にスイッチしたばかりのマツダのデミオはまさにそう。海外で先行発表されたことからも、その力の入れようがわかろうというもので、デザインも含めて今までの日本車にはない個性をアピールしているのは確かである。今回は、このデミオと、同じくスズキが満を持してヨーロッパにも投入したスイフトを対決させることにしてみよう。ただ安くて、そこそこの装備といった基準では判断するのではなく、走りも含めた質に注目してみる事にしょう。



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先代比で約100Kgの軽量化に成功 省燃費を実現して、ダウンサイジング化



 スポルトといったスポーティグレードをラインナップして、実用性をウリにしたり、女性をターゲットにしたりと、トータルで見るとソフト路線を取ってきたマツダのデミオ。

こういったこれまでの路線から一転して、世界戦略車として装いも新たに登場さした。

まず大きく目を引くのはやはり、丸みを帯びたデザイン。フロントマスクはマツダのアイデンティティをしっかりと受け継ぎつつも、ハイデッキスタイルをうまく取り入れることで、質感を確保。ヨーロッパ的なエッセンスの演出にも成功している。
ボディサイズ自体は先代よりもひと回りほどダウンサイジング。車重も1tを切るところまでシェイプアップしている。この点は省燃費対策といっていいのだが、結局はパッケージングを犠牲にしてしまっているのはいたしかたない。


新開発の1.3リッターミラーサイクルエンジンは、実用燃費の良さを追求して、走る楽しさよりも実用性を重視したセッティングだ。

14インチのスチールホイール(写真)が標準装備。燃費など実用性を重視したタイヤが装着されている。オプションで15インチアルミホイールも選択可能になっている。

シンプルなデザインだが、機能性にあふれたインパネ回り。小物の収納スペースなどにも工夫があり、使い勝手が高く好印象がうかがえる。

新開発のCVTはエンジンとのマッチングも良く、スポーティではないが軽快な走りが味わえる。実用燃費も良好だ。

フロントシートまわりのスペースは余裕があり、シートの形状も良く、サポート性は高い。長距離ドライブでも疲れにくい印象がうかがえる。

全高が低くなったおかげで、先代モデルよりもヘッドクリアランスの狭くなったのは残念だ。シートの座り心地は良い方だ。

ラゲッジは必要十分以上のスペースで使い勝手はいい。5人乗車時でもコンパクトカーとしては不満のないスペースを確保している。

ダブルフォールディングせず、単にシートバックが倒れるだけなので段差ができてしまう。大きな荷物を積むのにはあまり向いていないという印象だ。

マイナーチェンジで欧州レベル

 お買い得感優先の初代スイフトから一転して、スズキがコンパクトカー作りのノウハウを存分に投入して開発したのが2代目となる現行型だ。スイフトというと、エンジンにまで手を加えたスポーツに目が行きがちだが、ベースとなるノーマルボディの実力もかなり高い。ボディはワイドでどっしり感を強調。さらにフロントまわりは曲線をうまく取り入れたりと、日本車離れしたまとめ方がされ、どこかヨーロッパ車的なエッセンスも感じられる。



インテリアについても、ソリッド&スポーティなイメージでまとめられ、質感もかなり高く、コンパクトカーとは思えないほど。またマイナーチェンジでは、シート生地を変更するとともに、リヤシートの形状も変えるなど、細かい部分でも熟成を重ねている。室内自体も広く、大人4人が不満なく座ることができるスペースを確保し、想像以上の容量が確保されたラゲッジともども、パッケージングのうまさが光る。
 さらに省燃費対策として採用したのがミラーサイクルエンジンだ。デミオに採用されている1.3リッターユニットは23.0km/Lという低燃費を実現。またよりパワフルな1.5リッターエンジンは7速マニュアルモード付きCVTとの組み合わせで、よりスポーティな味付け。とくに7速マニュアルモードはステアリング上でも操作でき、素早いシフト操作が可能で、マツダのDNAが表れている。足まわりについても、軽快な感じというよりも、しっかりとした接地感で、じんわりと粘る味付け。レベルは高いといえるであろう。

[
取材時実測燃費]
15.3km/L
[
デミオ価格帯]
112.5
158.0万円




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新開発の1.2リッターエンジンは、実用性と燃費性能を意識して開発された。実用性だけでなくエンジンフィールもなかなかのものだ。

XG15インチのスチールホイールが標準となる。Lパッケージや上級グレードのXSなどにはアルミホイールが装着される。

こちらもシンプルで機能性を追求したインテリアデザインを採用。先代モデルに比べて大幅に質感がアップしたのも見逃せない。

新たにCVTが採用され、マイナーチェンジ前に比べて燃費が向上している。

Aピラーが立っているおかげで、想像以上に広さを感じさせてくれるのが魅力。シートの形状も良く座り心地は満足できるもの。

数値的にはそれほどでもないが、実用上は問題のない居住スペースが確保されている。マイナーチェンジでクッションの厚みが増したのも魅力に1つ。

これといった特徴はないが、実用性の高さは満足できるレベルにしあがっている。スペース自体もコンパクトカーとしては特に不満は感じられない。

デミオと同じくシートバックのみが倒れるアレンジを採用する。だが、こちらは段差ができないよう工夫されているので使いやすい。

どちらのモデルもしっかり感の高い走りが味わえる。決してスポーティではないが、ワインディングでも質の高い走りが楽しめる。乗り心地や静粛性もコンパクトカーとしては十分なレベルになっている。



インテリアについても、ソリッド&スポーティなイメージでまとめられ、質感もかなり高く、コンパクトカーとは思えないほど。またマイナーチェンジでは、シート生地を変更するとともに、リヤシートの形状も変えるなど、細かい部分でも熟成を重ねている。室内自体も広く、大人4人が不満なく座ることができるスペースを確保し、想像以上の容量が確保されたラゲッジともども、パッケージングのうまさが光る。
 さらに省燃費対策として採用したのがミラーサイクルエンジンだ。デミオに採用されている1.3リッターユニットは23.0km/Lという低燃費を実現。またよりパワフルな1.5リッターエンジンは7速マニュアルモード付きCVTとの組み合わせで、よりスポーティな味付け。とくに7速マニュアルモードはステアリング上でも操作でき、素早いシフト操作が可能で、マツダのDNAが表れている。足まわりについても、軽快な感じというよりも、しっかりとした接地感で、じんわりと粘る味付け。レベルは高いといえるであろう。

[
取材時実測燃費]
15.3km/L
[
デミオ価格帯
]
112.5
158.0万円


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