ふわふわシエスタ

基本、お笑い。その他日常つらつらと。


テーマ:

キャラ、展開、すべてがポップで王道な舞台。
今まで観たお芝居の中で、一番わかりやすかったし、無条件に楽しかったです。
今回は登場人物たちの衣装も見所だと思うので、あらすじも込みで、ぜひ神保町ブログを見てください。
以下、初日ということで文田さんが噛み倒した日のレポ(笑)



〈登場人物〉
バードザハット(アーム栗さん)→世界中を旅するスゴ腕のガンマン。男気あふれ、硬派。だけど正義感が強く、仲間思いな一面も。
プニプニ侍(アームヤス)→バードザハットの相棒。着流しに刀を差した孤独を愛する渋い男。が、実際はモテ男のマニュアル本を手離さないモテたい男子。
オール4(囲碁将棋文田さん)→バードザハットとプニプニ侍と旅をしている青年。「決してオール5ではないが優等生」という稀有な雰囲気を醸し出す頭脳派(笑)かなりの博学で物知り。
三太郎(井下好井井下さん)→田舎町スーアイに住む青年。都会で一旗あげるため町を出る。
チェリーチェリー(岡田さん)→三太郎の恋人。町を出た三太郎を一途に思い続ける可愛い女の子。
町長(シソンヌ長谷川さん)→スーアイの町長。一見、ごくごく普通のキャラ。でも…。
ディフィカルト(囲碁将棋根建さん)→スーアイの酒場の陽気なバーテン。顔と手は馬だが体は人間。本人は自分の外見に違和感を持っていない。
なでしこ奉行(今村さん)→スーアイの町を取り締まる刑事。美人だが気が強く、惚れっぽい。
半ズボンロック(井下好井好井さん)→なでしこ奉行の部下。なでしこに惚れているが気付いてもらえない。
泥沼ブラック(シソンヌじろうさん)→ギャング。物腰は柔らかいが、とんでもないサディスト。田舎から出てきた三太郎に目をかけてやっている。
泥沼の手下、大会委員長(ウメボシエンジン岡さん)
泥沼の手下(ウメボシエンジン小澤さん)





〈シーン1:荒野〉
バードザハット、プニプニ侍、オール4の三人は世界中を旅していた。
今日もバードザハットは銃の腕自慢。
空き缶をいとも簡単に撃ち抜く。
オール4が感心していると、
プニプニ侍「ふっ…銃なんてものは所詮身を守るものだけにすぎない。男たるもの、刀だ。刀は男の象徴…俺は、孤独だ…」
寡黙なプニプニ侍は静かに刀を抜くと、空き缶に斬りかかる。
しかし、缶は真っ二つになるどころか、倒れもしない。
オール4「切れ目すら入ってないよ!」
バードザハット「…てかさ、俺、言おう言おうと思ってたけどお前そんなキャラじゃねぇだろ?」
プニプニ侍「…へ?」
バードザハット「モテたいから急に着物とか着だして刀持ちだしたんだろ!」
プニプニ侍「ち、違うし!「モテる男になるために」っていう本とか読んでねーし!」
バードザハット「そんなん読んでんの?(笑)」
オール4「マニュアルから入ってダメになるパターンだよ。…てか、モテたいなら痩せたら?」
プニプニ侍「…え?」
オール4「いや、太ってたらいくらマニュアル見てもモテないよ?」
バードザハット「そうだよ。モテたいなら痩せな?」
プニプニ侍「…」
二人に諭されて、痩せなきゃモテないというショッキングな事実に直面するプニプニ侍。
追い打ちをかけるように、バードザハットにお腹をさわられる。
プニプニ侍「やめろって!マジでやめろ!」
バードザハット「…お前、腹になんか入ってるな?」
プニプニ侍のお腹に違和感が。
オール4も確かめようとするが、断固拒否するプニプニ侍。
オール4「大丈夫だって!俺はお前のこと信じてるから!」
プニプニ侍「信じているというなら先に言っておく!ごめん!」
オール4「絶対持ってんじゃん!」
お腹から出てきたのは銃。
散々、銃をけなしておいて、結局持ってた。
プニプニ侍「だ、だって死にたくないし!刀だけだったら不安だし…」
しょんぼりしたプニプニ侍をなだめるオール4。
バードザハット「本当にもう…しょうがねぇなぁ。おい、オール4、ところで、次に行く町はどこなんだ?」
オール4「ああ、次は、桜の有名な町、スーアイだ!」
バードザハット「桜かぁ…楽しみだな。じゃ、そろそろ行くか!」
目的地に向かって三人は歩きだした。


〈感想〉
最初、着流しで渋くキメてるヤスに、「お、カッコいい役?」と期待が高まったけど、数分で裏切られる(笑)
栗さんがヤスのお腹を触っているくだりなんて、ただのアームのネタ。
にしても、文田さんが噛み倒していた。


〈オープニング〉
タイトルが映し出された後に、客席に向かって銃を撃ち抜く栗さん。
か、かっこいい…!
ベタだけどハマるなぁ。
コンビごとに名前が映し出されて、それぞれ登場。
ガンマンと侍姿でキメるアーム。
ヤスをガン見してしまった(笑)


〈シーン2:スーアイ〉
枯れた桜の木の下に三太郎とチェリーチェリーが立っている。
チェリー「…本当に行っちゃうの?」
三太郎「ああ。もうこんな田舎町に未練はない。名物の桜だって、もう何年も咲いていない。このままじゃ町は廃れていくばっかりだ。俺は都会に行って、何かでかいことがしたいんだ!」
チェリー「三太郎さん…」
チェリーが止めるのも聞かず、三太郎は旅立ってしまった。
恋人がいなくなってしまい、チェリーは落胆を隠せない。
そこへ、赤ん坊を抱いた町長がやってくる。
町長「すまんな…チェリー」
チェリーは黙って首を振る。


〈感想〉
岡田さんが可愛い!
今まで神保町で見た女優さんの中でトップに可愛い。
ちょっとYUKIちゃんに似てる。
井下さんも小さいからちんまりしたカップル。


〈シーン3:スーアイ〉
旅をして、やっとスーアイらしき町にたどり着いた三人。
しかし、様子がおかしい。
オール4の話では桜が有名な町のはずなのに、枯れた大木があるだけで、桜なんて一つも咲いていない。
バードザハットが不思議に思っていると、そこにチェリーがやって来た。
チェリー「あなたたち誰?」
プニプニ侍「…!」
バードザハット「ああ、この町の人?」
チェリー「そうよ
プニプニ侍「か、かわいい…」
どうして観光の売り物のはずの桜が咲いていないのかチェリーに聞いてみる。
するとチェリーは、桜なんてもう何年も咲いていない、という。
名物だったのはもう昔の話だ、と。
物知りのオール4がそれを知らないはずがなかった。
バードザハット「…騙したな?」
オール4「い、いや、だってさ、咲かない桜なんて超珍しいじゃん!一度見てみたかったんだよ~。ごめん~」
この一連の桜についてのやり取りの間、一心不乱にモテ本を読み込むプニプニ侍。
チェリーに一目惚れしたのだ。
そんなプニプニ侍には気づかずに、
バードザハット「ったく…しょーがねーなぁ」
オール4「まあまあ!いいじゃん、咲かない桜っていうのも、ね?」
チェリー「三人は旅をしているの?」
バードザハット「ああそう…」
プニプニ侍「そうです!あ、僕は…プニプニ侍といいます…」←渋
チェリー「はじめまして!私はチェリーチェリーっていいます!チェリーが名字でチェリーが名前です!」
バードザハット「ややこし…」
プニプニ侍「じゃ、「チェ」は余計だから「リーリー」って呼ぶね!」
バードザハット「いや、余計じゃねぇよ!名前なんだから余計とかねぇ…」
プニプニ侍「リーリーはさぁ…」
バードザハット「てか、さっきから俺に全然喋らせねぇじゃん!大体なんだよ、リーリーって」
オール4「はっ…モテ本に「まずはあだ名をつけよう」って書いてある!」
モテ本通りにチェリーを口説こうとするプニプニ侍。
が、すぐキスしようとして失敗。
あわててチェリーからプニプニ侍を引き離す二人。
バードザハット「こんな本信用すんなって!」
町長「君たちは…」
バードザハット「!」
いつからいたのか、さりげなくバードザハットの背後に立っていた町長。
ビックリしすぎて銃を向けるバードザハット。
バードザハット「誰!?」
町長「町長です」
バードザハット「あぁ…なんだ、ビックリしたー」
久しぶりに町を訪れたお客さんを案内しようとやって来た。
オール4はまだ咲かない桜について知りたいみたいだし、プニプニ侍はチェリーに一目惚れして動きそうにないし、とりあえず一旦休むことにしたバードザハット。
町長「そうですか!それでは酒場へどうぞ」
オール4はまだ桜を見たいから残る、と言う。
プニプニ侍もチェリーと二人きりになりたいから酒場には行かない。
バードザハット「…どうやら、酒場へは俺一人みたいだな」
町長「それでは、チェリー、ご案内して」
チェリー「はい!」
プニプニ侍「え!」
チェリーはバードザハットの手を取って酒場に行ってしまう。
プニプニ侍「…」
町長「お二人には桜についてお話しましょう!」
オール4「お願いします!」
プニプニ侍「…」


〈感想〉
ヤスのモテ本のくだりと、さりげない長谷川さんが面白かったです。
バードザハット「いつの間に後ろに…って、町長顔でかくない?」
確かに、栗さんの倍ありました(笑)


〈シーン4:アジト〉
手下たちを相手に、狂ったように騒ぐ泥沼ブラック。
何か悩んでいるらしい。
そこへ、三太郎が呼ばれる。
三太郎はスーアイを出た後、都会の街へと向かった。
そこで出会ったのが泥沼ブラック。
街を取り仕切るギャングで悪行三昧をしている。
「ギャングならでかいことができるかも!」と軽い気持ちで近付いたのだが…。
泥沼ブラック「ああ、来たね。遅かったじゃないか」
三太郎「す、すいません…」
三太郎を呼び出したのは、相談に乗ってほしいからだと言う。
逆らった一人の男とその家族を捕らえ、家族の前で男を拷問にかけたのだが、それで悩んでいるらしい。
三太郎「…は?悩んでいる?」
泥沼ブラック「そうなんだよ~。もっと素敵な方法があったんじゃないかと思ってさぁ。この泥沼がもっと興奮するようなさぁ。あ!そうか!逆だ!家族を拷問して、それを男に見せれば良かったんだ!そうかそうか(笑)」
三太郎「は、はぁ…。あの…」
泥沼ブラック「いいんだよ、もう解決したから」
三太郎「は、はい…」
最近ようやく、泥沼の考えについていけないことに気付いた三太郎。
でも逆らったら何をされるかわからないので、未だに言いなりになっている。
泥沼ブラック「あんたも早くでかいことしないとねぇ。地位、名誉、金、女、どれか一つを手にすりゃ、あとはぜーんぶついてくるんだから。この泥沼ブラックをごらん?」
三太郎「そ、そうですね…」
泥沼ブラック「ああそうだ!お前の町は確か桜が有名だったねぇ」
三太郎「はい!でも今はもう枯れてしまっていて、観光客も全然来なくなって貧乏な町なんです」
泥沼ブラック「きっと隠し金があるよ!まだ潤っていた頃に溜め込んでいた金が町のどこかに!それを盗んでおいで!」
三太郎「え…いや、でも本当に貧乏な町で隠し金なんて話…」
泥沼ブラック「この泥沼ブラックの言うことを信じないのかい!」
三太郎「あ、いえ、そんな…」
泥沼ブラック「じゃあ盗んでおいで。待ってるからね」
三太郎「はい…」


〈感想〉
じろうさん素晴らしい!
口調は穏やかだけど異常者な泥沼ブラックというキャラを見事に演じてました。
三太郎が来たとたん、それまで一緒に騒いでいた手下に向かって、容赦ない口調で「イス」と言ったところからすでに良かったです。
そして、手下を四つん這いにさせて座る泥沼ブラックを「うわー…」みたいな表情で見る井下さんも良かったです(笑)

〈シーン5:酒場〉
酒場のカウンターでマスターのディフィカルトの話を聞きながら酒を飲むチェリーとバードザハット。
陽気なマスターの話は楽しい。
チェリーはご機嫌。
バードザハットだって、ある一つのことが気にならなかったら、無条件に楽しかった。
それは…
ディフィカルト「…っていうことなんだよ!傑作だろ?この話!」
バードザハット「うん…まあ、面白いよ…」
ディフィカルト「なんだ暗いなぁ!もっと明るくしないと場が暗くなっちゃうだろ~!あ、そうか。俺がいじりすぎちゃったかぁ。ごめんごめん~!」
バードザハット「え、ちょっと待って。俺、お前にいじられてたの?(笑)」
ディフィカルト「なんだよ~、ハットさては天然だなぁ~?いいキャラしてんじゃん、ナイスナイスぅ~!」
チェリー「あははっv」
バードザハット「いや、あははっじゃねぇよ。…あのさ」
ディフィカルト「ん?なんだ~?」
バードザハット「散々話聞いといて今さらだけど……馬だよね?」
バーテンの格好をして、長身のスラッとした体型のディフィカルト。
シュッとした外見の陽気なマスター。
顔と手が馬じゃなければ(笑)
バードザハット「ごめん、今さら突っ込んで。でもあまりにも気になって…」
ディフィカルト「え、馬じゃ悪いの?」
バードザハット「え!気にしてないの!?」
ディフィカルト「全然~。それより新作カクテル飲んでってくれよ!今度のカクテルコンテストに出そうと思ってさ!すごいんだぞ~。今まで見たことないようなのができたんだ!カシスリキュールにオレンジジュースを混ぜるんだ!」
バードザハット「…え?」
ディフィカルト「だ・か・ら!カシスにオレンジ!わかんないかなぁ。ま、いいや!今作るから飲んでみてよ!」
チェリー「おいしそう~v」
バードザハット「…」
まだ馬の問題もクリアできてないのに、そんな爆弾を落とされ、「それはただのカシオレだ」と言うタイミングを逃したバードザハット。
そうこうしてる間に、馬のヒヅメでぷるぷる震えながらシェイカーをはさみ、上下させるディフィカルト。
バードザハット「え!振ってるつもり!?それで!」
馬がシェイカーをゆっくり上下させるシュールな画に耐えきれず、再びビジュアルが馬であることを蒸し返すバードザハット。
ディフィカルト「しつこいぞ、ハット!じゃあお前はハゲやデブも人間じゃないっていうのか!そんなの差別だ!ハゲとデブと馬が人間じゃないなんて!」
バードザハット「いや、馬だけ確実に違うよ!」
でもまぁ本人が気にしていないなら、この話題はいいか、と思ったバードザハット。
チェリーと一緒によく混ざっていないカシオレを飲む。

と、そこに、
半ズボンロック「動くなー!」
やって来たのは半ズボンロックとなでしこ奉行。
見るからに偉そうな二人。
特になでしこの方はこっちを見もしない。
バードザハット「誰?」
チェリー「スーアイを取り締まる警察よ」
半ズボンロック「動くな、言うてるやろ!」
近付いてきた半ズボンロックをまじまじと見て、
バードザハット「…小学生のコスプレ?」
半ズボンロック「誰がやねん!」
なでしこ「半ズボン!」
半ズボンロック「はい!ただいま!」
二人がここに来たのは不審者を捕まえるため。
さっき桜の木の下で見慣れないメガネとデブの怪しい男二人を捕まえた。
そいつらの仲間を探しにきた。
バードザハット「あいつらを!?」
チェリー「なでしこ、違うのよ!ハットさんたちは旅をしていて、たまたまこの町に立ち寄った…」
なでしこ「おだまり!あんたには関係のない…!」
そこで振り返り、初めてバードザハットを視界に入れたなでしこ。
またすぐ顔を背ける。
なでしこ「………超タイプ~!半ズボン!」
半ズボンロック「はい!…も~、またや~」
バードザハット「おい、あいつら不審者じゃねぇんだよ。だから早く釈放…」
半ズボンロック「今から町の住人全員を牢屋に入れる!」
バードザハット「は!?」
ディフィカルト「え~!」
チェリー「また~?」
ディフィカルト「なでしこは本当に惚れっぽいんだから…」
なでしこ「うるさいわね!半ズボン!早く連れておいき!」
半ズボンロック「はい!」
ディフィカルトとチェリーが連行される。
バードザハット「は?もう意味わかんねぇ。わかったよ、連れていけよ」
なでしこ「やっと二人きりになれたねv」
バードザハット「は?」
なでしこ「二人になるためにみんなを牢屋に入れたんだよっv」
呆れるバードザハット。
なでしこに「俺、お前みたいな女嫌いだし」とキツい言葉を浴びせる。
それでも食い下がるなでしこ。
なでしこ「私…結構、見た目いいほうだよ?」
バードザハット「だからなんだよ!」
硬派なバードザハットは見向きもしない。
最終的に、
なでしこ「ハットのバカ~!」
と言って泣きながら去る。
バードザハット「ったく…なんなんだよ。この町にはまともな奴いねぇのかよ」
町長「女心ってさぁ…」
バードザハット「!!」
またいつの間にか背後にいた町長に銃を向ける。
町長「ぼ、僕だよ!」
バードザハット「ああ、なんだ…町長か……って、え?町の住人は全員牢屋に入れられたんじゃ…」
なでしこが男に惚れる度に、住人を牢屋に入れるため、抜け道を掘っていた町長。
町長の後ろからプニプニ侍たちも帰ってくる。
色んなことがあって疲れた1日だった。
なので、今夜はパーッとやろう、と町長から提案が。
本当は悪い人間じゃないなでしこ達も呼んで。
ディフィカルト「よ~し、そうと決まったら腕が鳴るぞ~!酒は俺にまかせてくれ!」
ということで、酒場でパーティーをすることに。


〈感想〉
暗転中、響く陽気な根建さんの声。
明転したら馬だった時の破壊力たるや(笑)
栗さんとの会話が面白かったなぁ。
馬なので距離感が掴めず、栗さんに異様な近さで話しかけ、
バードザハット「近ぇよ!」
と、はたかれることが数回(笑)

後編へ続く。


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