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2010年09月09日

奈良美智 Nobody's Fool展@アジアソサエティミュージアム開催!

テーマ:展覧会紹介
奈良美智さんのニューヨークでの個展「Nobody's Fool」がアジアソサエティミュージアムで9/10からはじまりました。
とりいそぎ、プレビューの様子を写真で速報いたします。
詳しい内容等につきましては、追ってお伝えしていきたいと思いますが、
まずは会場の様子を写真リポート!
現場の空気をご堪能くださいませ~~!!!
(*写真はクリックすると大きくなります!)

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト

アジアンソサエティ前のパークアベニューに建つ「White Ghost」。もうひとりが数ブロック先にもいます。

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト

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今回の大立役者YNGのメンバー+タカちゃんとキュレイターのチューさん、手塚さん(左から奈良さん、豊嶋さん、タカちゃん、チューさん、コニタン、手塚さん、アオヤン)。

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最初の入口になる3階のエレベータを出ると、いきなし、小山登美夫ギャラリー「セラミックワークス」展で発表されていた作品群が!!

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すぐ左の小部屋には、1999年、資生堂ギャラリーで展示されたことのある、「Dogs from Your Childhood」。なんだか懐かしくて、しみじみしてしまいます。。

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展覧会には、新刊の作品集に収録されているなかから、回顧的に代表作がセレクトされています。めったに公に展示されない80年代の貴重な作品や、懐かしの展覧会に出ていたあの作品やこの作品がずらり。青森県立美術館コレクションからの借用作品も多いです。とにかく会場一杯に、びっしりと奈良作品が並んでいて密度濃いです!!!

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80年代の初期作品。家のモチーフがもう描かれていて興味深いです。

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これも初期の女の子の絵柄が中心となる以前の作品。過去に展覧会や作品集などで目にしたことのある懐かしの、あるいは見たことのない希少な新旧作品が一堂に会しています。

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト

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この作品の実作を見たのは初めて!!!感動だあ。いまのスタイルになるきっかけになった頃の大事な作品です。

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杉戸洋さんとのコラボ作品。ドイツでの巡回展で紹介されました。

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展覧会の大事な大事なテーマは「ロック」!奈良さんがアートワークを提供した、少年ナイフのジャケもちゃんとありました。少年ナイフは関連イベントとしてライブが予定されています!

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1996年のA to Z展@青森でお目見えしたDOORS小屋や、大阪のgraf media gmで展示されたhome展の小屋も再建されています。わーー、感慨深い!

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DOORS小屋、黄色の扉の中の展示から。

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こちらはhome展小屋のなか。アレンジが変わっていたり、いろいろ仕掛けがいっぱい。

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今展クロース部門担当のタカちゃん。カーテンは彼女によるものです。

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もうひとつの展示フロア2階へ。

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この部屋には、奈良さんが強く影響を受けた、60,70年代を中心としたアメリカンロックのアルバムジャケが飾られています。

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト

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そして、最近よく描かれているビルボードペインティングを、小窓から覗くような仕掛けにした、ユニークな展示コーナーが続きます。いつまでも見飽きない、とっても楽しい一角。

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト

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クライマックスは、YNGによる新しい小屋作品「Drawing Room Between the Concord and Merrimack」サーカス小屋のような賑やかさとこっそりした可愛さでいっぱいの空間!

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小屋のてっぺんには象さんとピース&アナーキーマークが!

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト
中には、いつものように奈良さんの新作ドローイングや小物が展示されています。

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9/9のプレビュー日には、奈良さんの合同インタビュー取材が行われました。
今の奈良さんの心境が素直に語られた、とても興味深い発言の数々。それらは、またあらためてご報告しますね!!!

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階段にもビルボード!

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト
イエローキャブとゴーストちゃん@NY♪

***

今展は、なんと来年1/2までの長期開催。
秋休みや冬休みにぜひ訪れてみてくださいね!

***
奈良美智カタログレゾネ・プロジェクトでは
作品情報の募集を、9月末日まで延期いたしました。
情報をご提供くださったコレクターの皆様、心より感謝申し上げます。

ご連絡をいただけていないコレクターのみなさま、
引き続きのご協力をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします!
詳しくは、ウェブサイトをご覧くださいね。
http://nara-book.com/
2010年09月01日

情報募集の締切を延長いたします!!!

テーマ:お知らせ
奈良美智カタログレゾネ・プロジェクトでは、
みなさまより貴重な作品情報をお寄せいただき、
本当にありがとうございます。
この場を借りて、心よりお礼申し上げます。

これまで情報ご提供の締切を、8月末日と設定しておりましたが、
月末になり、駆け込みでとても多くの情報をいただきまして、
おそらく、間に合わなかった方も大勢おられるのではないかと考え始めました。

それで、勝手ながら、締切を1月延長し、9月末日に変更いたしました。

お心当たりのある方、
ぜひ、いまいちどご確認のうえ、ご連絡をくださいませ!!!
お手数をおかけし恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

*****

締切延長!!!!

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクトでは、
みなさんからの作品情報のご提供を、大大大募集しております。
とくに初期の作品は記録が少ないものが多く、
少しの情報提供でも、お寄せいただきたく存じます。

募集内容は、確認用の作品画像に加え、タイトル、制作年、
サイズ、素材、サインの有無、出展履歴等です。
詳しくはウェブサイト
をぜひご覧ください。
ご不明点な点がありましたら、お気軽に編集室まで
直接お問い合わせいただければ幸いです。

みなさまからのご連絡を、心よりお待ちしております!
どうぞよろしくお願いいたします。

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト
http://nara-book.com
info@nara-book.com

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト編集室
事務局連絡先
tel.03-5829-9870
fax.03-5829-9871
111-0052 東京都台東区柳橋1-21-6-5F
2010年08月25日

アーティスト・三木俊治さんに伺った、奈良作品や奈良さんのこと。

テーマ:奈良作品のコレクター
作品情報をお寄せくださったなかに、彫刻家の三木俊治さんがいらっしゃいます。

奈良さんとは、1990年代初頭からのおつきあいで、当時ドイツ在住だった奈良さんが帰国した時や、ご自身が渡欧された際にたびたびお会いされていたという、お親しい間柄です。

作品もずいぶんたくさんお持ちで、過去に日本で開催された主要な個展で購入されているほか、ご本人からゆずりうけたものもあるそうです。

奈良さんのことを、今のようにビッグになる前からご存じの三木さんに、作品や、昔のエピソードなど、いろいろ伺ってみました。

***

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト
奈良美智作品 1994 33.7×47.8cm 紙、アクリル絵具

この作品は、1994年1月8日に、奈良さんから三木さんに贈られたものだそうです。
おでこのタンコブに注目! こんな絵があったんですね!

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト

裏面にはメッセージとサインが書かれています。
(こうした裏面情報までいただけると、編集部としてはとてもありがたいです!)
*以下すべて、三木さんが所蔵されている奈良美智コレクションより 
写真提供=三木俊治 *クリックすると大きくなります。



三木さんが奈良さんと知り合った頃は、奈良さんの絵には、すでにあの三白眼の女の子が登場していたそうです。

「人から、『奈良美智作品のどんなところが魅力なのか教えてほしい』と質問されることがよくあるのですが、いつも答えるんです。『ものすごい勢いで作品を生み出していく本人を見たら、この人の才能がただものではないことはすぐ分かる』と。つまり、尽きないアイディアがあり、それを表現する技術を充分に備えているということです。」

「特に印象深く覚えているのは、奈良さんから聞いた、ドイツの松井紫朗さんのアトリエで、二人で数日間の合宿をした時の話。昼夜を問わず二人でドローイングを描きまくっていたそうで、一方がいいのを描いて、さり気なくシャワーを浴びに行ったら、その間に他方もいいのを描いて、出て来るのを待っていたっていう話。それが、すごく面白かった。」

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト
Appearance 1993 40.0×40.0cm キャンバス、アクリル絵具
このなんとも複雑な眼差しに、目が釘付けになりますね。。


三木さんは、1993年のドイツ、1994年のスペインで、松井紫朗さん、奈良さんらと会い、一緒に遊んだ時の様子を旅日記に記しているそうです。

「ドイツで、ラムのリブステーキのバーベキュー・パーティーを開いてくれたことや、スペインで、僕の作品の陳列を手伝ってくれたことなどが書いてありました。」

当時の懐かしい、いろいろな場面で、三木さんは、奈良さんの優しさ、思いやり、ユーモア、機転、センス、人間性を感じたと、振り返ります。

1993年、奈良さんが、松井紫朗さん、森北伸さんと、三木さんのお宅のアトリエに泊まったことがありました。ゲストノートに記された奈良さんの住所は、デュッセルドルフの「Luisenstr. 253」。ケルンに移る前の大学時代に住んでいた場所です。

そして、1994年、奈良さんがふたたび三木邸を訪れた時、ゲストノートに描き残した絵が、今もたくさん残っています。
そのうちのひとつは、題して、「THIS IS FROM YOSHITOMO NARA!」。
今回のカタログレゾネ・プロジェクトでは、残念ながら私信に当たるものは掲載しない方向で進めてはいるのですが、三木さんに、大事に保管されていたその貴重なメッセージと絵を見せていただきました。

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト
1994年5月24日、奈良さんが三木宅に泊まった際に描いたもの。
世界を駆け巡る若きアーティスト、奈良美智の、初心表明とも言えるメッセージが書かれています。必見です!
(*クリックすると拡大します!)
29.7×21.0cm 紙に鉛筆とインク!


「ほかにも、僕のスケッチブックには、何枚もの奈良のドローイングが描いてありました。犬やこどもの顔のドローイング。いつも描いている奈良の一面をまた確認しました。さっと描いているが、いい時代のいいドローイングですね。」

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト
1994年5月24日、三木宅に奈良さんが泊まった際、スケッチブックに描いたドローイング。
18.4×14.6cm 紙に鉛筆 裏にはサインも


三木さんがお持ちの作品は、ギャラリーユマニテ、白土舎、SCAI THE BATHHOUSE、小山登美夫ギャラリーと、個展の際に順次ギャラリーから購入されたものが多数、含まれます。貴重な初期作品がずらりと揃っていて、圧巻です。

「買える価格だった時期に居合わせたことがラッキーでしたね。」

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト
ドローイング 1991 10.5×14.0cm 紙、絵具
1993年、ギャルリーユマニテ東京での個展で購入した作品


奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト
立体作品 1995 30.0×15.0×15.0cm FRP
アートフェアのSCAI THE BATHHOUSEのブースで購入したエディション作品


↑この作品は、三木さんが奈良さんと一緒にスペイン旅行したとき、フアン・ムニョスの作品を見たことがあり、そのときのことを思い出しながら購入したとのこと。さだかではないけれど、「フアン・ミュニョスに捧げる」というようなタイトルがついていたような記憶もあるというけれど。。奈良さん、実際はどうだったのでしょう??確認せねばっ!

「あと、奈良がまだドイツに住んでいたころ、ドイツのアートフェアや画廊を、本人がビデオカメラで撮影しながら解説するビデオテープを送ってくれたことがあるんですよ。その当時ドイツに住んでいた奈良美智、松井紫朗、チャーリー(チャールズ・ウォーゼン)、竹岡雄二、O-Junらが登場していて、今となっては真に珍しい、今なお新鮮な資料ですね。」


最後に、こんなエピソードも伺いました。

三木さんが、越後妻有アートトリエンナーレに参加した際、「世界中の子どもたち」「未開社会の人」「古代人」の描いた絵を小石に刻み込むプロジェクトを行いました。そのときのことです。
「子どもたちの絵のなかに、1点だけ大人の絵を紛れ込ませたいと思ったんです。これらの絵に対峙できる絵を描ける大人は、めったにいない。奈良の携帯に電話したら、『いいよ』と
即答でした。」
その作品は、十日町市仁田北田庵寺の参道に今も埋め込まれています。
記録画像はこちらに掲載されていますので、ぜひ


人と人、人と作品が出会うことによって浮かび上がってくる、ひとりのアーティストの多様な足跡。
各地を飛び回りながら、作品を残してきた奈良さんの姿が目に浮かぶようです。

三木さん、貴重なお話と作品の情報を本当にありがとうございました!

***

締切間近!!!!

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクトでは、
みなさんからの作品情報のご提供を、大大大募集しております。
とくに初期の作品は記録が少ないものが多く、
少しの情報提供でも、お寄せいただきたく存じます。

募集内容は、確認用の作品画像に加え、タイトル、制作年、サイズ、素材、サインの有無、出展履歴等です。
詳しくはウェブサイト
をぜひご覧ください。
ご不明点な点がありましたら、お気軽に編集室まで
直接お問い合わせいただければ幸いです。

みなさまからのご連絡を、心よりお待ちしております!
どうぞよろしくお願いいたします。

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト
http://nara-book.com
info@nara-book.com

奈良美智カタログレゾネ・プロジェクト編集室
事務局連絡先
tel.03-5829-9870
fax.03-5829-9871
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