なぽのブログ

お休みヒマだ~、どこ行こう?
・・・そうだ、お城!で始まった城跡巡り。
ふらっと訪ねた城跡を紹介します。


テーマ:
鉢形城は武蔵北部に置かれた超重要拠点でした。
訪問日は2017年3月5日です。

【写01】鉢形城

最近は仕事が無いクセに土曜も出勤なので、本格的な山城攻略になかなか行けず。
気晴らしに近場の100名城スタンプ入手も兼ねて、鉢形城へ行ってきました。
ルートは花園IC→国道140号→国道254号→県道30号と、またしてもかなりアバウト・・・
それでも何とか1回しか道を間違えずに辿り着きました。
誰も信じてはくれませんが、世の中にはこんなA型も居るのですw

鉢形城・100名城スタンプ

写真は鉢形城歴史館で、まずはここのカウンターで100名城スタンプをゲットです!

【写02】鉢形城

歴史館の駐車場から既に見えているのが、外曲輪の土塁です。
高さはそれ程でもないのですが、結構長いです。

【写06】鉢形城

外曲輪を東へ突っ切って道に出たら左へ、そこの交差点に城址碑があります。
ここは笹曲輪のド真ん中ですが、ガッツリ道になっています。
地図で見たら昔はココに来るのがスゴイ大変そうですが・・・
現在はここから城内へ入ります。

【写07】鉢形城

道端は芝生の広場となっており、その真ん中に城全体の模型があります。

【写43】鉢形城

これは1/250の模型で、立体的でワクワクしますラブラブ
ただ、もうちょっと真上から見たい気がします・・・
こうやってつい撮った写真は、9年前に来た時と全く同じアングルでしたあせる

【写09】鉢形城

笹曲輪からは巨大な土の壁が見えます。

【写10】鉢形城

その足元に「石垣」の標柱が!
崩れちゃいそうですが、ちゃんと組まれています。

【写11】鉢形城

笹曲輪の脇の道が搦手口となっています。
昔こっちに道があったかどうかは?ですが・・・
大きな土塁の真ん中を道が突っ切っています。
ここに虎口は無かったでしょうね(´・ω・`)

【写12】鉢形城

右側の土塁、人が歩いた跡がハッキリ残っています。
みんな高い所が好きなんだな・・・
なんて、深い考えも無くふらふらっと行きます。

【写13】鉢形城

軽い気持ちで登った土塁は、次第に幅が広くなっていき・・・

【写14】鉢形城

ここまで来ると、もう「土塁」ではありませんよね?w

【写15】鉢形城

しかも、土塁の上に軽~く堀切まであります。

【写16】鉢形城

すぐ脇を流れる荒川とは、こんな高低差があります。
こっち側からは攻められませんよね?

【写17】鉢形城

ということで、ココがここが伝御殿曲輪と呼ばれる主郭です。

【写18】鉢形城

本丸なんて城址碑もココにあります。
「本丸」って表現は、豊織系のイメージで何となく違和感あるんですよね・・・
「主郭」も「一の曲輪」も、きっとみんな意味合いは同じなんでしょうけどw

【写20】鉢形城

ちょっとした城跡なら、これで丸々1つ分になりそうな規模です。
しかし、鉢形城ではちょっと大きな土塁?でしかありません。
鉢形城の図を見ていると、そんな風に感じてしまう位に全体の規模がデカイです。
まぁ、図では本曲輪を囲む土塁の北半分がこれですから!

【写21】鉢形城

伝御殿曲輪の巨大土塁を下りると、道を挟んだ反対側にこれがあります。
搦手口もそうでしたが、本当はこれがずっと繋がっていたんですね・・・

【写22】鉢形城

この大きな土塁の脇からは、土塁の迷路のようになっています。
ここを下ると城内の真ん中を流れる深澤川に出ます。
水を汲みに行ったり、川を伝って侵入しようとする敵を防ぐ場所だったのでしょうか。
それにしても規模がデカイです!

【写23】鉢形城

本曲輪と二の曲輪の間には、脇を下る道が通っています。
昔はこんな所に道は無く、曲輪どうしを隔てる深い堀があったのでしょう。
それにしても、よく道を真っすぐ通しませんでしたね!

【写24】鉢形城

二の曲輪はかなり広いですが、特に目立った構造物はありません。
敢えて言えば、北の端に土塁があり、その上に稲荷神社があります。

【写26】鉢形城

その稲荷神社の裏には、綺麗に整備された堀と土塁があります。

【写29】鉢形城

堀と土塁だけでもスゴイですが、木の柵がとてもイイ味出してます。
リアルにするならもっと高いかもですが、この低さが相対的に周りを大きく見せています。
こういう雰囲気、とても大好きです恋の矢恋の矢恋の矢

【写30】鉢形城

三の曲輪には、鉢形城のシンボルともいうべき四脚門が復元されています。
9年前に来た時には、ほぼここしか見ていませんでしたが・・・
お城に興味を持つようになって年月が経つと、色々見えるようになるもんです。

門の左脇には、大手から三の曲輪に入る虎口があります。
虎口を守るには向いていない形に見えますが、どうなんでしょう?
史料館の中に復元されていた門の方が、ここにはピッタリな気がします。
でも、今更もう遅いですよね?w

【写34】鉢形城

四脚門から中に入ると、左側にある石積み土塁が目立ちます。
なぜここにこんな頑丈な土塁が?なんて思いますが・・・
発掘調査の結果、鉢形城の土塁はみんなこんな感じだったという事でしょうか?
せっかく資料館入ったのに、説明文は全く読んでいません。
どこかにそれらしい事が書かれているかというと、それもどうか知りませんけどあせる

【写35】鉢形城

セオリー通りなら、立派の土塁の向こう側には堀が・・・
そう思って土塁に登ると、堀と言うより谷で隔てられています。

【写31】鉢形城

虎口の外には、諏訪神社があります。
三の曲輪から見て堀の外側がココです。
堀に沿って土塁が巡っており、曲輪だったようです。

【写32】鉢形城

諏訪神社の裏には、こんな立派な堀が残されています。

【写33】鉢形城

諏訪神社から見た、四脚門脇の虎口です。
虎口の前の曲輪ということは、馬出だったのかもしれません。

【写36】鉢形城

鉢形城で一番面白いと感じたのは、大手の周辺です。
写真では大した大きさに見えませんが、かなりの幅と深さがあります。
こんな堀が縦横無尽に複雑に入り組んでいます!

【写37】鉢形城

堀の内側を南へ下った所にあるのが、弁天社跡と呼ばれる所です。
上から見た感じでは、水が溜まってぬかるんでいます。
周りが土塁で囲まれており、曲輪のような形をした水堀だったのでしょうか?
この囲みの中で1ヶ所だけポコっと高くなった所に、弁天様の祠があったのかも。

【写38】鉢形城

その弁天社跡と接する伝逸見曲輪の城塁に、石垣が見えました。
特に案内も無く、ここを見に来る人も殆ど無いのですが・・・
鉢形城内では一番まとまった石垣です。
見た感じ、後世の復元でもなさそうなのですが、どうなんでしょう?

【写40】鉢形城

上の石垣を見ようと近づいて行くと、突然先の方でかなり大きな音がしました。
何だろう?とそちらに視線を向けると、何やら大きな獣が走っています。
鹿さんですw
弁天社跡でくつろいでいた所に私が近づき、驚いて逃げたのでしょうか。
知らずに近づき過ぎていたら、身を守ろうと襲われていたかもしれませんあせる

【写41】鉢形城

弁天社跡の隣にあるおくり泉水です。
ここもちょっと水が溜まっており、巨大な水堀だったように見えます。
底には畝のような模様があり、北条さんの城跡っぽさを醸し出していました。

【写42】鉢形城

最後に城内の真ん中を流れる深澤川です。
攻められるとこの川をせき止めて、簡単には渡れないようにしていたそうです。
そんな事したら外曲輪が孤立するじゃないか・・・?w
川の両岸は切り立った断崖なので、立派に堀の役割を果たしたと思われます。

9年ぶりに訪ねましたが、前回とは見え方が全く違いました。
前回はちっちゃな門が1つしかない、つまらない所だという印象でした。
しかし、改めて訪ねてみると、流石は北条ファミリーの城だと感心しっ放しです。
弟さんの八王子城に勝るとも劣らない名城です!

■歴史■

皆様よくご存じのお城なので、本当にザックリとだけ紹介します。

1476年、山内上杉家に叛いた長尾景春(白井長尾家)が築く(長尾景春の乱)
1478年、扇谷上杉家臣の太田道灌に攻められ落城。山内上杉顕定が居城とした。
1510年、関東管領・山内上杉顕定が戦死すると、その養嗣子・上杉顕実が居城とした。
1512年、家督を争った上杉憲房方の横瀬景繁と長尾景長(足利長尾家)が攻め落城。
1546年、秩父の大族・藤田氏の養子となった北条氏邦が城主となる。
1569年、武田信玄の小田原攻めの際、鉢形城も攻められた。
1574年、上杉謙信が関東に侵攻した際、城下に放火された。
1590年、豊臣秀吉の小田原征伐の際に攻められ、1ヶ月後に落城。戦後は徳川家康の城となる。
1600年、徳川家直轄領となり、この時に廃城になったと思われる。

やれば出来るじゃん(`・ω・´)v


所在地:埼玉県大里郡寄居町鉢形

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