訪問日は2013年7月27日です。

▲専勝寺
ここは国道21号沿いにあるので場所はわかりやすいです。
ただ、その国道は高架なので、どこで下りるかは考えないといけません。
うっかりしてると通り過ぎてしまいます。
お寺だとわかっちゃいますが・・・門と塀、櫓などでいい雰囲気醸しています^-^

▲寺誌の碑
さて、ここも平城の宿命で遺構は何もありません。
専勝寺の前にお寺の歴史を綴った「寺誌」があり、その中に小野城が登場します。
お寺も長い間に洪水に遭ったり、戦に遭ったりで大変だったことがわかります。
◆歴史◆
大垣城主・氏家卜全の家臣・横幕信兼の居城でした。
築城年などまったくわからず。
氏家卜全が大垣城主だったのが1559~71年の間です。
その間にお城があったという事ですね。
横幕信兼については何もわからず。。。
明暦年間(1655~57年まで間)、戸田氏信により専勝寺に寄進されました。
これは、お寺正面にある寺誌(2枚目の写真)に彫られている内容です。
戸田氏信は戸田氏鉄の子で、大垣藩の2代目藩主です。
そこには、砦の1つが黒印地として寄進され移って来たと刻まれています。
ということは、この時まで軍事施設としての機能があったという事ですね。
所在地:岐阜県大垣市小野1丁目
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