なぽのブログ

お休みヒマだ~、どこ行こう?
・・・そうだ、お城!で始まった城跡巡り。
ふらっと訪ねた城跡を紹介します。


テーマ:
勢いついて来たので、本日3つ目の「松倉城」登城記です。
今度は木曽川沿いにあった各務原市の松倉城です。
訪問日は2013年8月2日です。

松倉城(尾張)①/木曽川の堤防
▲木曽川の堤防

前2つの松倉城は立派な山城でしたが・・・
今度の松倉城は木曽川沿いにあった平城でした。
木曽川は大きな川なので、何度も何度も流路が変わり・・・
城跡は跡形も無く消えてしまっています。

松倉城(尾張)②/説明板が堤防脇にあります
▲堤防脇に説明板と石碑があります

そんな木曽川の堤防脇に、松倉城の説明板と樫大神の石碑があります。

松倉城(尾張)③/説明板
▲説明板

説明板は堤防側にありますが、遺構らしき物は全くありません。
ただ、この板があるおかげで何とかここにお城があったと分かるだけです。

昨年の夏休みは岐阜(美濃)と長野の城跡を150箇所ぐらい回りました。
その中でここは行こうかどうしようか迷ったのを覚えています。
それでも来たのは、松倉城という名前だったからかもしれませんw

松倉城(尾張)④/樫大神の石碑
▲樫大神の石碑

道を挟んだ反対側には「樫大神」の石碑があります。
その脇の説明板によると、江戸時代にとても大きな樫の木があったのだとか。
この木は陸路でも水路でも重要な目印だったそうです。
その樫の木も年月には勝てずに枯れてしまい、惜しんだ地元の方が石碑を建てたそうで・・・
その元々の位置は、今よりも80mほど北だったそうです。

松倉城(尾張)⑤/木曽川
▲木曽川

今より北に80mというと・・・
木曽川の真ん中ですw


◆歴史◆

1532年、富樫頼定が城を築きました。

富樫頼定は加賀守護である富樫氏の一族です。
この頃の加賀は一向一揆が支配しており、守護の富樫氏は完全に傀儡となっていました。
富樫氏は尾張にも所領があり、そこを治めるために移って来たのかもしれません。
富樫頼定は犬山城主の織田白厳に仕え、坪内姓に改めました。

1559年、しばらく前田利家が逗留していました。

前田利家は拾阿弥を斬殺したため出仕停止処分となり、今で言うニート的存在でした。
そんな利家を松倉城に匿っていたのが坪内頼定の曾孫・坪内利定でした。

1566年、木下藤吉郎の墨俣一夜城で重要な役割を果たしました。

坪内利定は織田信長に仕え、木曽川沿いの国人衆である川並衆をまとめる立場でした。
この川並衆には蜂須賀正勝、前野長康らが名を連ねています。
木下藤吉郎が墨俣に城を築く際、木曽川上流で伐採した木を木曽川に流して運びました。
この木を松倉城で組み立て、また木曽川に流して墨俣まで運んだのです。
墨俣城が織田信長の美濃攻めで重要な拠点となったのは有名ですよねw

それまでの川並衆は特定の主を持たず、戦で優勢な方に味方するのが常でした。
しかし、これ以降は木下藤吉郎の重要な配下として働くこととなります。

そんな坪内利定でしたが、羽柴秀吉とは不仲になります。
1577年、播磨攻めの際に坪内利定の戦功を秀吉が他人の功と誤ったのが原因だそうで・・・・
よっぽど大きな手柄だったんでしょうね。

1584年、小牧・長久手の戦いで松倉城は自落しました。

それでも敵対する程ではなかったようで、秀吉配下でなく森長可配下として行動しました。
しかし、この戦いで森長可が徳川家康と戦って討死してしまいました。
森軍は大混乱して敗走しましたが、坪内利定が得意の騎馬鉄砲で徳川軍の追撃を抑えました。
坪内利定は自ら松倉城に火をかけ、落ち延びて浪人となりました。

1585年、国境の変更により、松倉城周辺は尾張から美濃になりました。

1590年、坪内利定は徳川家康に召し出されて仕えるようになりました。
上総、武蔵で3400石の所領を与えられたそうです。

1600年、廃城となりました。

坪内利定は関が原の戦いでは徳川本隊の鉄砲隊を率いて大功を挙げたそうです。
そのため美濃国羽栗郡、各務郡の20村、6,500石与えられ、大身の旗本となりました。
この時に本拠地として新たに新加納陣屋を築いて移りました。
坪内家はそのまま明治を迎え、現在も存続しているそうです。


所在地:岐阜県各務原市川島松倉町

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