なぽのブログ

お休みヒマだ~、どこ行こう?
・・・そうだ、お城!で始まった城跡巡り。
ふらっと訪ねた城跡を紹介します。


テーマ:
相模・甲斐国境の城・・・第4弾!
本当に国境にあった奥牧野城跡です。

ここは迷わず着きました。
県道517号から県道35号にぶつかるT字路を左折。

そして、最初のヘアピンカーブを曲がってそのまま真正面にある小さな道に進みます。
すると、すぐに写真の吊り橋の所に辿り着きます。

奥牧野城/前川橋
▲前川橋

この橋は歩行者専用となっています。
脇の板には一度に渡れるのは10人までと赤字で書かれています。
怖いもの見たさで11人で渡ったりしないで下さいねw

奥牧野城/秋山川
▲三方を囲む秋山川

奥牧野城は南・西・北の三方を秋山川の断崖に囲まれています。
吊り橋の高さは10m程。

高所恐怖症のクセに下を覗き込んで少し後悔あせる

奥牧野城/こんな断崖
▲断崖に囲まれています

川岸の断崖はこんな角度。
1つ前に登った伏馬田城の斜面よりもキツイです。
こんなのを登るのは命がけですね・・・

奥牧野城/説明板
▲通路脇に説明板があります

橋を渡ってすぐの所に説明板があります。
けっこうな文字数なので少し期待ラブラブ
少しだけですよw

奥牧野城/説明板(拡大)
▲説明板(拡大)

説明板の所を通り過ぎて右を見ると、城壁っぽい感じ。
手前の段は土塁の跡なのでしょうか。
少し向こう側がくぼんで見えますね。

奥牧野城/段差
▲脇の道から見ると段差があります

数十mも進むと、いかにも「ココが入口!」という所があります。
そこを入って行くと、手前の平地が数段あるのがよく見えます。
ここは住居があったのではないかという説があります。

奥牧野城/段差のある削平地
▲本丸の東側にある段差のある削平地

坂の緩い所を登ると、まるで山の上の稜線みたいな感じになります。
通路側(↓の写真では右側)の方が少しだけ土を盛ったように見えますが・・・
気のせいなのか、気のせいじゃないのか。
今となっては昔の人にしかわかりませんね。

奥牧野城/登ったところ
▲ちょっとした稜線のような通路

稜線っぽい所に上がって左に進むと、少しだけ高く土を盛った所に出ます。
せいぜい15mか20m行った所ですが。
そこには小さな祠が1つぽつんとありました。

造りとしては出丸っぽいのですが・・・
敵が攻めてきて「ここを守れ!」と言われるとちょっと困りそうな感じ。
広くて味方が沢山居る本丸から遠く離れてポツンとあるので。

奥牧野城/南の物見台?
▲本丸の反対側にある傘松塚?

昔、戦いがあった時に、戦死者をまとめて弔ったそうです。
それがお城の東側で、小さく土を盛った塚だとか。
位置的には本丸の東側なので、もしかしたらここが傘松塚なのでしょうか?

説明板によれば、矢が出てきたり鎖帷子が出てきたそうです。
周辺の住民は、祟りを恐れてそこの草木を取らなかったとか。
小さな祠は鎮魂のためのものでしょうか。

奥牧野城/本丸虎口
▲本丸虎口の土塁・・・に見えます

さて、その反対側に進むとかなり広い場所に出ます。
その入口は少し段差があって、両側に土が盛られた形跡があります。
この感じは後北条氏の城に見られる虎口の特徴が出てると思います。

奥牧野城/本丸内部
▲本丸内部

本丸の内側は、色んな所に書かれてる通りで、遺構らしき物は見当たりません。
草木が思い思いに茂ってるという感じです。
3月はじめなので、藪にはなっていませんが。

かつてここには東西に分断するような立派な土塁があったそうです。
しかし、キャンプ場が建設された際に破壊されてしまったとか。
数百年の間残された遺構も、ここ数十年の間にあちこちで破壊されてしまいましたね・・・


◆お城の歴史など◆

築城年や城主はわかりません。
相模の津久井と甲斐を結ぶ青根街道の脇にあります。

両国国境の相模側にあり、後北条氏が甲斐武田氏に備えて築いたと考えられています。
実際に両家の戦いがあり、戦死者を弔ったのが傘松塚だといわれています。
ここからは鎖帷子も出土したそうです。

城の周囲は秋山川に囲まれ、かなり深い断崖になっています。
攻めようとしたら、かなり遠回りして背後に回るか、バカ正直に断崖を登るかです。


所在地:神奈川県相模原市緑区牧野

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