アルゼンチンの首都はブエノスアイレスという小洒落た
ヨーロピアン風の大都会である。オレが生まれたラプラタは
そのブエノスアイレスから60キロぐらい離れたところにある、
ちょいととり残された感のある中くらいの街だ。

 そして、『アルゼンチンの心臓』と呼ばれる国土の中央に
位置する大都会が、コルドバだ。首都から適度に離れていて
独自&独特な文化圏・方言を形成しているという点では関西と
比較できる。コメディアンやミュージシャンを数多く輩出して
いる地域でもある。

 またコルドバはサッカー選手の産地としも注目されている。
ケンペス、アイマールやオリバが生まれたところである。
その地域出身の人間がこのチームには二人いる。やはり選手と
しても大活躍している、オジーとベト(ベルトランコーチ)だ。

 このバックグラウンドを理解すると、オジーの記者会見での
ヒネりの効いたコメントが、なるほどこういう地域で培われた
ものだと納得できる。関西人同様、本人はストレートに話して
いるつもりでも、例え話や比喩的な表現がふんだんにたっぷり
盛り込まれた表現になってしまうのである。

 こういうのは訳していても楽しいものであるが、ごくたまに
スベることもある。そういうとき『お前、ちゃんと訳したのか?』
という目で見ないで欲しい...

                    つづく
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 たくさんのメッセージありがとうございます。

 今、広島戦の前泊のホテルで書いています。
ヴェルディの選手が代表入りしていないことが残念ですが、
イラン戦楽しみですね。

 さて、僕...いや、私...う~ん...
しっくりこないので普段一番使っている『オレ』と自分の
ことを呼びます。決して偉そうにしているワケではない。

 さて、オレのことを知らない方々が殆どだと思いますので
簡単に自分のことを紹介します。

 29年前、アルゼンチンのラプラタで生まれたオレは日本人の
両親のもとすくすく育ちました。あまりにもすくすく育ち過ぎ、
17歳のときには体重が107kgもあったそうな。

 少し減量した19歳のときに大学を中退し日本行きを決意。
埼玉の工場で働いていた20歳のオレに静岡在住のアルゼンチン
時代の恩師から「エスパルスにアルゼンチン人の監督が来て、
通訳を探している」と教えられ、面接。

 1996年4月から2003年12月までエスパルスでスペイン語、
ポルトガル語、英語の通訳として仕事をさせていただき、
昨シーズンのスタートよりヴェルディの通訳になりました。

 まとめようと思えば人間の人生ってこんなに短く紹介できる
ものなんだな...と思いながら書いた、一見怖そうだがよく
見ると優しい目をしている羽生でした。

                    つづく
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 はじめまして、通訳の羽生です。

 ヴェルディ食堂内にブログを立ち上げてみました。

 どんなブログになっていくのか自分にも予想がつかないですが、
少なくとも皆さんのいい暇つぶしにできるよう頑張りますので
よろしくお願いします。
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