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回復期病棟にて脳卒中に対する運動療法、装具療法、物理療法について日々考え、活かす為に奮闘しているPT岩澤尚人です。

 

 

そろそろ関東も梅雨入りでしょうか。嫌〜な季節に突入しますね。

 

 

さて、今回は長下肢装具を作製する上で膝継手をどうチョイスしていくか、膝継手の一つであるスペックス膝継手について書きたいと思います。

 

 

 

みなさんの職場には備品の長下肢装具がありますでしょうか?たぶん多くの長下肢装具ではリングロックという膝継手を用いているのではないでしょうか。

 

 

 

リングロックはヒンジを繋ぎ合わせるように被せ、ロックさせるタイプの継手であり、無論ロックという名称から膝が折れるのを防ぎます。

 

 

 

しかし、この膝継手は完全に伸ばした状態でのロックであるため膝が屈曲位ではロックが付けられず、伸展位で固定ができないというデメリットがあります。(膝の初期屈曲角をつければ別ですが)

 

 

 

よって、膝の変形や屈曲拘縮がある症例では、長下肢装具装具を作る時にの膝継手はダイアルロックという角度調整型の膝継手を用いることが多かったりします。

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しかし、このダイアルロックはダイアル型で止め穴に入れ角度を調整するのですが、一つの穴で膝の角度が結構差があり(一つの穴で0°〜25°くらいと伺いました)、段階的に調整できるのですが、そこに入らない角度ではかなりきついか緩いという状況になります。

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※一つの穴をずらすと膝屈曲25度くらいなってしまいます。

 

 

本来なら少しずつ伸ばしていきたい、あるいは体幹の伸展に伴い膝も伸展させていくような細かな設定が難しいのです。

 

 

 

さて、リングロック、ダイヤルロックはご存知かと思いますが、スペックス膝継手というものはご存知でしょうか?

 

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近年注目されつつある膝継手?で、主に膝継手にコイルバネを使用し、膝の撓みとバネによるクッション性を用いて膝の伸展をアシストしたりします。

 

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コイルバネを用いる方法はだいぶ認知度が上がってきている印象ですが、ロッド棒も付属でついており、それが結構使える印象です!!

 

 

どう使えるかというと膝の伸展制限などある場合、ロッド棒を入れ、ネジを回していくと段階的に角度が調整でき、どの角度でも止めて調整できます。このスペックス継手のロッド棒を用いれば、ダイアルロックのように中途半端な位置で入らない、あるいは緩いというのがなくなります。

 

 

 

是非、膝の伸展制限や脊柱の円背が強く、少し膝を屈曲させ逃がしたい方は試してみると良いかと思います。

 

 

 

 

 

本日は最後まで読んでくださりありがとうございました(^o^)

 

 

 


 【追記】

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