ときぶーの時間

被災地で残された動物の命を繋ぐ男
NPOがんばる福島代表松村直登の活動と愉快な仲間たち。


テーマ:
みなさん、おはようございます。
21日の土曜日に富岡町は住民説明会を開催した。

帰還に関することで開催したのだが、はっきりとしない回答のまま終えたと聞いた。
参加した友人は僕に「帰還出来る状態じゃないよな」と言った。


松ちゃんともその話をしたんだけど「帰町宣言するって話しは聞いてないぞ、まだはっきり決まってねぇ~んじゃねぇか」と同じ答え。

松ちゃんは「今からダイユーエイト(地元のホームセンター)に一緒に行くべ!たまげっから」と言ったのでついて行った。

到着してびっくり。
まさかこれが店頭に置いてあるとは・・・


イノシシを捕獲する箱わなです。
税込177,876円也

松ちゃん「これ買う人がいるから置いてんだべな?需要がなければ置かねぇ~べ」と。

さすがにショックを受けた。
もう町ではなく、山間部の田舎というか富岡町が村になってしまったようなショック。

店の入り口にその他の捕獲器(カタログには駆除器)もたくさんあった。

松ちゃんは「これより猫の餌の大袋タイプを置いてくれると助かんだけどな~、俺、今、原町まで買いに出かけてんだぞ」と。


アライグマ・キツネ用から猫・ハクビシンや小動物用の物とか勢ぞろい。
動物ボランティアさんなら見たことあるでしょうけど、ド素人の僕は初めてでした。

この頃、町の広報スピーカーからイノシシの被害が出ていますのでイノシシに注意して下さい!熊の目撃情報があるので注意して下さいを何度も聞くようになった。

稲作が盛んな町なので、蔵とか米を保管するのに納屋や倉庫がたくさんあったから、米を食べるネズミ取り器は見たことあったけれど、イノシシ用の箱罠や足くくり罠・トラップ類とか初めて見るものもあったので驚いた。


家をきれいなまま保存したい人やこれから帰還する人のために置いてあるのだろうか?
こんなものが普通に置かれているのだからなぁ~。

震災前はイノシシと遭遇することも無かったし、せいぜいイタチやリス、タヌキぐらいしか見た事が無かった。

イノシシなんて本当に山の中に入らないと見れない動物で、狩猟をする人だけしか見ない動物だった。
その捕獲器が普通に置いてある。

松ちゃんは「今は冬で山の中に入っているかも知れねぇけど、来春にまた子供が生まれたらイノシシの数は増えるべな」と。

足くくり罠などは資格を持っていないと買えないのでプロ用?
それにしても僕的には気分のいい商品でなかった。


店内にも防獣用品コーナーが作られていた。
初めて見る商品があり、しげしげと見入ってしまいましたが、町から完全に村になったと感じた。

いくら田舎とは言っても村じゃなくてちゃんとした町だったのに・・・・

初めて使う人もいるんだろうな?
防獣被害が出そうな町に帰還しろって内閣府や環境省はどう考えているんだろうか?

放射線量の問題と併せてこちらも大事な問題だと思うのだけど・・・
そこのところ聞いてみたい。


電気柵も置いてあった。
箱罠と同じくイノシシの写真パネル付きで展示してあった。

今でも国道で車にはねられたイノシシを良く見かけると松ちゃんは言っていたけど遭遇したくないね。

イノシシ問題一つとっても大きな問題。
笑えない話です。
ホント。

人が住まない町は震災から丸5年が経ち、今年6年目を迎える。
元に戻るという事は本当に難しい。

分かり切っていたつもりでしたが、がっかりすることの方が多いです。

ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、みなさん、今日はこの辺で失礼します。
それでは、またお会いしましょう。




 
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