- インターロイキン11
- 2012年、順天堂大学の中野祐康准教授は、死んだ細胞が放出する物質が周辺の細胞に増殖の指令を送っていることを突き止めた。
この物質に異常が生じると、細胞増殖が正常に範囲を超えて、ガン
になるという。
- 成果は米科学誌サイエンス・シグナリング(電子版)に掲載。
- 細胞は死ぬとまず活性酸素
を放出する。
この活性酸素の蓄積量が上がってくると、死んだ細胞は次に「インターロイキン-11」(IL11)と呼ぶ物質を放出する。これが周辺細胞の増殖に関与していることを見つけた。
IL11の働きに異常が生じると、細胞が過剰に増殖し、ガン
を引き起こす。抗ガン剤や放射線で治療すると細胞が死に、死んだ細胞が周辺に増殖を働きかけるのでイタチごっとになりかねない。
- IL11の働きを弱めることで、抗ガン剤の効果を高められるかも。
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